天の梯 の商品レビュー
凄い。良く練られたお話。遊女をただ身請けすればいいだけじゃなく、その人の気持ち、その後の生活も考えられてるなんて、ほんとに凄いな。
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最終巻! もう全員粋、全員いい人、全員大好き! 本当に感無量の最後でした。 ここをきちんと最後にもってきてくれて嬉しいよぉ。 本当にいろんなことのあった江戸での生活。 丁寧に生きるときちんと 自分に返ってくるんだと思える素敵なシリーズでした。
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みをつくし料理帖シリーズ第10弾。 あー、とうとう終わってしまった。 最後はめでたしめでたし。 あと1冊、その後の様子の本があるようなので、楽しみにしています。
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人情、江戸風情、料理、理不尽、努力、幸福、どれもリアルに描いており全シリーズ通して非常におもしろかった。 ただし、シリーズ後半から失速感があったのは否めない。 この最終巻のエンディングは、まったく予想していない展開だった。しかし、「すっきりした!」という読後感ではない。あと2段階...
人情、江戸風情、料理、理不尽、努力、幸福、どれもリアルに描いており全シリーズ通して非常におもしろかった。 ただし、シリーズ後半から失速感があったのは否めない。 この最終巻のエンディングは、まったく予想していない展開だった。しかし、「すっきりした!」という読後感ではない。あと2段階くらい主人公の周りの人が納得していくストーリー展開が欲しかった。 とはいえ、続きがあるのなら、ぜひぜひ読みたい。
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シリーズ全巻読み終わった! とにかく、分かってはいるけど、めでたしめでたしで終わってよかった。 ただ、野江ちゃんの心境とか、周辺が描かれたなかったのがちょっと物足りないかな~。 野江ちゃんも聡い子なので、いろいろ考えてたと思うの。身請けも、すんなり受け入れたのかな~とか。 ...
シリーズ全巻読み終わった! とにかく、分かってはいるけど、めでたしめでたしで終わってよかった。 ただ、野江ちゃんの心境とか、周辺が描かれたなかったのがちょっと物足りないかな~。 野江ちゃんも聡い子なので、いろいろ考えてたと思うの。身請けも、すんなり受け入れたのかな~とか。 ドラマきっかけで読み始めたんだけど、 また、ドラマが再開するようなので楽しみ。
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ついに完結しました。なるほど、こういう方法で身請けのお金を用意して、野江ちゃんが気に病まないように、こんなふうに解決するのね。 心に引っかかることがないよう、いろんなことをうまくまとめたラストでした。 素敵なシリーズで、ご飯の美味しそうなところ、理不尽なことが降りかかってもめげ...
ついに完結しました。なるほど、こういう方法で身請けのお金を用意して、野江ちゃんが気に病まないように、こんなふうに解決するのね。 心に引っかかることがないよう、いろんなことをうまくまとめたラストでした。 素敵なシリーズで、ご飯の美味しそうなところ、理不尽なことが降りかかってもめげずに前に進み続けた澪、周囲の温かい人々の励まし、自分も励まされるような気持ちでした。 いろんなことがあって、自分の意思には反することも、思う通りにいかないこともあっても、その先にも違った形の幸せがあるのだなぁとしみじみ感じました。 でも、やっぱりわたしは小松原様じゃないのね、という気分ではあります。源斎先生も素敵な人だけど、最初から最後まで、関係の描き方の濃さが違いすぎて、そこだけ納得いかない気持ち。 ラストは、畳み掛けるようにいろんなことが決まっていって。野江ちゃんともあまり会話がなかったので、そこが残念。種市との会話はじんわりしました。
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遂に完結! なんじゃこりゃーってくらい今まで厚く暗い雲に覆われていた満天から一筋の光が差し込んできたかと思うと、それは一気に雲間を広げ地上にまぶしい程の光を浴びせ、薄目を凝らしてみれば、そこには雲外蒼天が突き抜けていた!みたいなw 全ての点が線となり、絡まった糸はほどけ、クラシッ...
遂に完結! なんじゃこりゃーってくらい今まで厚く暗い雲に覆われていた満天から一筋の光が差し込んできたかと思うと、それは一気に雲間を広げ地上にまぶしい程の光を浴びせ、薄目を凝らしてみれば、そこには雲外蒼天が突き抜けていた!みたいなw 全ての点が線となり、絡まった糸はほどけ、クラシックのストラヴィンスキー「火の鳥」を聴いているかのようなクライマックス感!これほどのハッピーエンドはない! 高田さんは聖人か?と思えるほどにいいことしか思いつかない人なんじゃないだろうかと思える。 でも、これは小説だから面白いのであって、なんで実写なんかで映像化しちゃったんだろうね。せっかくの想像で十分楽しめるものを映像化で現実化したためにすべての想像力を失い、作品そのものをダメにしたと思う(見てないけどw) おまけに、この後の話がまだあるので、また時間を空けて読む予定。 「雲外蒼天」この小説で初めて知った言葉だけど、この完結に本当にふさわしい言葉でした。
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すっきり大満足な最終話でした(涙)これから色んな事があってもこの3人なら絶対大丈夫ですね。色んな不幸や困難続きでしたが心温まる話がいっぱい詰まった素敵な作品でした。
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発売日からほんの数日遅れただけですが、登録されている人の多さにこのシリーズがどれだけみんなに愛されてきたかがわかります。発売が待ち遠しい反面読むのがこれほど勿体ないシリーズもなかったです。最終巻一冊、しっかりと楽しませていただきました。あれもこれも伏線だったのかと驚くほどのあまり...
発売日からほんの数日遅れただけですが、登録されている人の多さにこのシリーズがどれだけみんなに愛されてきたかがわかります。発売が待ち遠しい反面読むのがこれほど勿体ないシリーズもなかったです。最終巻一冊、しっかりと楽しませていただきました。あれもこれも伏線だったのかと驚くほどのあまりにも綺麗なラストにため息をついたあと、さらにとじ込まれた最終ページの一枚に感嘆しました(これから読む方は先に見ないでね)。特別編、楽しみにお待ちします。
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シリーズ最終巻。 「食は、人の天なり」 源斉の言葉を胸に、人々の健康のために料理人を続けることを決意した澪。 野江の見受けも、周囲に助けられ、無事に果たすことが出来、源斉とも結ばれ、全てがハッピーエンド。 しかし、自分の進むべき道を迷ってばかりの澪の姿をずっと読んでくるのは、正直...
シリーズ最終巻。 「食は、人の天なり」 源斉の言葉を胸に、人々の健康のために料理人を続けることを決意した澪。 野江の見受けも、周囲に助けられ、無事に果たすことが出来、源斉とも結ばれ、全てがハッピーエンド。 しかし、自分の進むべき道を迷ってばかりの澪の姿をずっと読んでくるのは、正直辛かった。つる家の面々や、つる家を訪れるお客様たちの情があり、この物語は成り立つが、一人の女性としての澪は最後まで好きになれなかった。 「食は、人の天なり」 この言葉はすごく好きなんだけどなぁ。
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