天の梯 の商品レビュー
芳の行く末、佐兵衛の料理人復帰などは思っていた通りの展開だったが、登龍楼の断絶や野江の見受けの方法、澪の結婚など、想定外の大転回になる。
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最後の駆け足具合がすごくて、 いままでの物語の進み方のテンポを考えると、 もう少しゆっくりでもよかったのでは、、(もっとたくさん読ませてくれ!!)と思ってしまった。 それを差し置いてもとてもよかった。 一生本棚に置いておきたい大切な作品に出会えました。 こんなに楽しめる作品はなか...
最後の駆け足具合がすごくて、 いままでの物語の進み方のテンポを考えると、 もう少しゆっくりでもよかったのでは、、(もっとたくさん読ませてくれ!!)と思ってしまった。 それを差し置いてもとてもよかった。 一生本棚に置いておきたい大切な作品に出会えました。 こんなに楽しめる作品はなかなかない。 満員電車が苦痛じゃなかった。この本のおかげで。 1番泣いたのは種市さんとの別れのところ。 この作品は澪と種市さんとつる屋のお話だもんね。 巻末の料理番付、あれがまたよかった、、 つる屋の自然薯づくしに 一柳改め天満、という文字 泣いた〜〜〜
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文字どおり大円団ってところかな。 少しづつ読み進もうと思ったのに、一気に10巻いってしまった。確かに涙も汗も、いろいろあったにせよ、こんなにうまくことが運ぶのかなと思うところはあったのだけれど、それでも一気に読ませるという魅力があるってことなんだろうな。途中、小松原さまより先生の...
文字どおり大円団ってところかな。 少しづつ読み進もうと思ったのに、一気に10巻いってしまった。確かに涙も汗も、いろいろあったにせよ、こんなにうまくことが運ぶのかなと思うところはあったのだけれど、それでも一気に読ませるという魅力があるってことなんだろうな。途中、小松原さまより先生の方がいいのにと思いながら読んでいたので、この結果は満足。
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ついに完結。最後までハラハラする楽しいシリーズでした。 物語を楽しみながら料理や時代背景などいろんなことを知り、あっという間に最終巻でした。
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澪の頑張りと、頑固なぐらいのこだわりが良かったと思います。 シリーズ最終巻ということもあり、最後の方は話がちょっと急すぎる、慌ただしいような感じがしたので、もう1冊でラストにしても良かったんじゃないかなぁと、思いました。 頑張っている人には、自然と応援したくなる人がよ...
澪の頑張りと、頑固なぐらいのこだわりが良かったと思います。 シリーズ最終巻ということもあり、最後の方は話がちょっと急すぎる、慌ただしいような感じがしたので、もう1冊でラストにしても良かったんじゃないかなぁと、思いました。 頑張っている人には、自然と応援したくなる人がよってくるのですね。 良かったです。
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また涙が出てしまいました。今回は、嬉しい涙が出ました。シリーズ完結してしまいました。寂しいです。でも、完結後の特別編の「花だより」があるので読むのが楽しみです。
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ご寮さんが嫁ぎ、澪はいよいよ1人で借家住まいを始める。 鼈甲珠を作り吉原から取りに来てもう。 それ以外にその後、味噌床で切り身や青菜を漬け込んだものを売り、お侍さんのお昼のお弁当をたった16文で請け負う。 200文の鼈甲珠も16文のおにぎりのお弁当も、全てを心を込め相手を思いやり...
ご寮さんが嫁ぎ、澪はいよいよ1人で借家住まいを始める。 鼈甲珠を作り吉原から取りに来てもう。 それ以外にその後、味噌床で切り身や青菜を漬け込んだものを売り、お侍さんのお昼のお弁当をたった16文で請け負う。 200文の鼈甲珠も16文のおにぎりのお弁当も、全てを心を込め相手を思いやり健やかなることを願う、澪らしい料理人を続ける。 澪の抜けたつる屋の料理人、政吉がつる屋5回目にして親父泣かせ、で張出大関になる。 座敷の客の、忘れ物の酪とはどんなものだろうか。 牛乳に砂糖なのでキャラメル? 後半バターだと判明、なるほど。 野江の身請け金4000両をどのようにつくるのか? これは書いてはいけないと思うので… 小松原さんと添う事はできなかったが、源斉先生との方が、お似合いだと思う。思い思われ、澪の人生を考えてくれる、最高の旦那さんだと思う。 医者にかかり、隣の妻の作る料理屋で滋養溢れるものを食べて、医食同源を地で行くことが出来そう。
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みをつくし料理帖シリーズ10作、完結編。評価はシリーズ通してのものになるが、とても良かった。四千両の捻出、酪騒動、身請け、別れ、色々あったが、一番心に残ったのは、その道を行け、下がり眉のシーンだった。
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最後まで読めて良かった。 終わってしまって悲しい。 でも、思いもせぬ終わり方で、本当に良かった。 最後の最後まで澪の料理が美味しそうで、どんどん料理人として成長していく彼女を見ているのが楽しかったです。 雲外蒼天 澪をあらわす言葉。その言葉を得られた澪がきちんとその言葉を胸に...
最後まで読めて良かった。 終わってしまって悲しい。 でも、思いもせぬ終わり方で、本当に良かった。 最後の最後まで澪の料理が美味しそうで、どんどん料理人として成長していく彼女を見ているのが楽しかったです。 雲外蒼天 澪をあらわす言葉。その言葉を得られた澪がきちんとその言葉を胸に抱いて過ごしいたのが良かった。 みをつくし料理帖に出てくるたくさんの言葉、わたしの胸にも染みました。 別冊で料理のレシピが載っているものがあるそうなので、それも読みたいです。
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終わってしまった。 いろいろな事があった物語を振り返って感無量、と言いたいけれど、まだ特別巻が残っているので、本当のお別れはそこまでおあずけー。 みなが新たな道、自分の人生を始める再出発が清々しく、久々に良い物語に巡り合えて幸せだった。 早く特別巻が読みたい。
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