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イスラム飲酒紀行 の商品レビュー

3.9

72件のお客様レビュー

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2021/07/10

いつもながら、本のコンセプトが面白い。地元の人とあっという間に深いコミニュケーションが取れるスキルにも脱帽。 各地の経験を紹介した内容もさることながら、最後のエピローグで、イスラムの寛容と多様性に触れているのが、唐突でない。本文のエピソードが濃いだけに、納得させられる。

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2021/06/16

飲酒が禁止されている国々を巡っていながら、イスラム圏にはそういうお酒があるのかぁと、新たな酒知識を与えられる不思議。単純に「現地で楽しく酒を飲みたい」と言っているだけなのに、それが無謀な賭けになる場所だから可笑しいし、高野さんの酒に対する執念と引き寄せ力が際立っていて面白かった。...

飲酒が禁止されている国々を巡っていながら、イスラム圏にはそういうお酒があるのかぁと、新たな酒知識を与えられる不思議。単純に「現地で楽しく酒を飲みたい」と言っているだけなのに、それが無謀な賭けになる場所だから可笑しいし、高野さんの酒に対する執念と引き寄せ力が際立っていて面白かった。酒飲みをテーマに、おそらく生涯訪れることはないだろう地で暮らす人々の素顔を垣間見ることができた満足感は大きい。

Posted byブクログ

2021/03/20

どうしてもお酒が飲みたい。そんな動機からはじまり、実は多様な宗教や文化が入り混じるイスラム世界の姿にたどりつく。しかしその道のりの困難さがなぜか面白い。

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2021/02/25

読む前のイスラム教のイメージ ・イスラム教って飲酒はダメなんでしょ? ・イスラム教ってなんか怖い ・男性が強くて女性の権利が弱い まったくそんな事はなかった 本音と建前というものがよくわかる そもそも仏教も飲酒が禁じられているという事をすっかりと忘れていた

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2020/11/15

“私は酒飲みである。まだ休肝日は無い。”で各章始まる。 禁酒なはずのイスラム圏での酒を巡る(求める)冒険。 どの国も面白かった。 私も若い頃は日本とは違うところとう意味でイスラム圏を旅行しました。 異なる文化圏の旅は発見があって面白い。高野さんほどの冒険をする勇気はもちろん無いけ...

“私は酒飲みである。まだ休肝日は無い。”で各章始まる。 禁酒なはずのイスラム圏での酒を巡る(求める)冒険。 どの国も面白かった。 私も若い頃は日本とは違うところとう意味でイスラム圏を旅行しました。 異なる文化圏の旅は発見があって面白い。高野さんほどの冒険をする勇気はもちろん無いけど。

Posted byブクログ

2020/03/11

いや、充分にアル中だろ!笑 イスラームとされている地域でも、イスラーム以外の人が居てその人たちとの共存をはかるために黙認されている部分があったり、後はイスラームの「建前」と「本音」。 飲酒は文化。 最後に実は仏教徒の方がぶっ飛んでるんだぜ!というのを気づかせる構成もよい。

Posted byブクログ

2020/02/23

各国で、お酒を手に入れるまでの過程、本当にワクワクした。私はお酒は大好きだけれど、お酒のためにこれだけのコミュニケーションは、絶対取れないな。 ちなみに、今回、飲みながら読書は一度もしてません。 つまみに読むのにいい?って、読む前は思ったけれど、飲まないで読んだ方が楽しかった。

Posted byブクログ

2020/01/22

飲酒が禁止されている国で酒を求める著者。危険な匂いもするけど、地本の人とお酒でワイワイガヤガヤするのは楽しそう。自分は絶対できない。

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2020/01/10

面白かった。表向きは飲酒が善とはされていないイスラム圏で酒を探し求める。酒欲をエンジンのように突き進む著者の逞しさよ。よく知らない国のことも知れた。酒と酔っぱらいは世界共通。

Posted byブクログ

2019/09/30

酒飲みによるイスラム圏でこっそり飲酒する本。 なんでも本音と建前があるし、歴史的に見ても飲酒してきたことを、都合よく?解説したりする本。 為にはならない本だけど、なぜか楽しくなる本だ。 みんなハッピーになる。それが本当の酒飲み。 あと、カラー写真が綺麗。

Posted byブクログ