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海賊とよばれた男(下) の商品レビュー

4.2

463件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/08/27

出光興産創始者出光佐三の生涯の話。貧しい家の出ながらも進学し、商店に勤め丁稚からのスタートとなるが、その後独立して門司に会社を作る。第一次大戦、世界恐慌、関東大震災、第二次世界大戦、オイルショック、などなど大企業となるまでとなった後のたくさんの危機に遭遇しながら成長していく様子が...

出光興産創始者出光佐三の生涯の話。貧しい家の出ながらも進学し、商店に勤め丁稚からのスタートとなるが、その後独立して門司に会社を作る。第一次大戦、世界恐慌、関東大震災、第二次世界大戦、オイルショック、などなど大企業となるまでとなった後のたくさんの危機に遭遇しながら成長していく様子が伝えられる。出光佐三という人物が英雄的に描かれていると思われるが、側で支えてきた周りの人々のすばらしさが際立つ。かつての企業は信頼の上で全てが成り立っていたんだと改めて実感した。 作品の展開がすばらしく一気読み。

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2014/08/26

一冊の本にこれほどまでにモチベーションを上げられるとは。 そこらへんの自己啓発本よりも遥かにやる気を持たせられる。 仕事行く前に読んでしまったもんだから大変。

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2014/08/25

読み終わってしまうのが、惜しいという気持ち。 子供の頃に耳にした「アポロ」や、意味が分からなかった「民族系企業」という言葉が理解出来て、ストーリーと自分の時代が少し重なり、深みを増した。 それにしても、徳山製油所を10ヶ月程で完成させてしまった事はあまりにも無茶ではあるが、何か神...

読み終わってしまうのが、惜しいという気持ち。 子供の頃に耳にした「アポロ」や、意味が分からなかった「民族系企業」という言葉が理解出来て、ストーリーと自分の時代が少し重なり、深みを増した。 それにしても、徳山製油所を10ヶ月程で完成させてしまった事はあまりにも無茶ではあるが、何か神ががったものを感じる。 解説で触れてあったが、ストーリーは国岡商店側からの視点で書かれている。一方、相手側の見方も気にはなり何ゆえに国岡商店にその対応をしたのか、ただ潰したいと言うだけではない部分もあると思う。 少しその所も触れられると、面白みが増すような気がする。

Posted byブクログ

2014/08/24

ロンドン行きの飛行機で読んだ。長い国際線で読むのに最適の軽い読み物。ストーリーとしては面白いけどちょっと表面的なんだろうなあ。出光佐三の人生そのもののスリリングさはわかるけど「知ってるつもり」で人生をなぞったものを見たような感じ。

Posted byブクログ

2014/08/24

13対1の戦いでも怯むことなく挑む国岡鐡造がとにかくかっこいい!! 『人間尊重』は今の日本にこそ必要なものだと思う

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2014/08/21

叩かれても妨害されても排除されても、損得を考えず国のために、消費者のためにという自分の信念を曲げず、その姿に共感した味方に助けられながら困難に立ち向かっていく姿勢に拍手。

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2014/08/20

出光興産を一代で築き上げた、気骨ある出光氏の伝記。 振れない硬い信念のもと、正義を貫けば何事も成るし、周囲の理解も得られて順回転していく! 筆者の力量もあり、サクサク読めます。 取材で掴んだエピソードも、少し不自然な入り方をしているのは、愛嬌かも? でも、全体を通じて、周囲...

出光興産を一代で築き上げた、気骨ある出光氏の伝記。 振れない硬い信念のもと、正義を貫けば何事も成るし、周囲の理解も得られて順回転していく! 筆者の力量もあり、サクサク読めます。 取材で掴んだエピソードも、少し不自然な入り方をしているのは、愛嬌かも? でも、全体を通じて、周囲の理解をどんどん得て、学校の先輩後輩や絶対的な支持者が出てくる様は、宗教じみた印象です。 確かに、一代で起業した組織が大きく成長していく様子は痛快であり、我が国にいた偉人として誇らしくもある。 サクサク読めた分、あまり残像がなかったです、

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2014/08/19

店頭の広告が誇大だろう、と高を括っていたが、読んでみて、本当に良かった。 ただの企業トップの会社人生を綴ったものではなく、主人公の、主人公が興した会社、日本、世界に対する哲学と意志が強く描かれていた。 儲けることを目的としない(ここに関しては、民間企業であるからには、100パ...

店頭の広告が誇大だろう、と高を括っていたが、読んでみて、本当に良かった。 ただの企業トップの会社人生を綴ったものではなく、主人公の、主人公が興した会社、日本、世界に対する哲学と意志が強く描かれていた。 儲けることを目的としない(ここに関しては、民間企業であるからには、100パーセント頷くことはできないが)、人間尊重に重きを置いた経営と、それを何があっても貫く意志の強さに惚れ惚れした。 困難なことにこそ闘志が湧く。 こう思える企業人(自分も含め)、そう思わせる経営者が、今の日本にどれほどいるか。改めて、自分の働き方を見直したい、そう思える作品だった。

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2014/08/17

この内容と量にしては一気に読めたけど、本屋大賞ってほどではないかなぁ。右寄りだなーという作者の思想がすごく伝わるのにちょっと違和感。ほかの作品からそうだけど。

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2014/08/17

国岡の英雄ぶりが前面に出すぎていて気持ち悪かった。 国岡のなすこと全てが正しくて、対抗勢力は全て悪のような描き方。 特に、国岡は実在する人物をモデルにしているだけに、違和感を感じた。 苦悩や失敗も含めて、もっと人間らしい主人公像を示してほしかった。

Posted byブクログ