窓から逃げた100歳老人 の商品レビュー

ヨナス・ヨナソン(著者),柳瀬尚紀(訳者)

2020/06/01

世の中こういうもの、これから先もなるようになる。
過去編は読みにくさを感じたけど資本主義や社会主義を知らなかった自分は調べながらの読書ですごく予備知識のようなものがみについた。

すごく笑いありのおもしろい本だった！
映画もみたけど映画は、すごく簡単にされてて
アランがただのボケ老人になってて笑った笑

2020/05/05

100歳老人アラン・カールソンの一生を描いた作品。
淡々と100年の世界歴史と絡んでいく。

意外とハードボイルド的で面白かった。

2020/03/07

内容は軽い小説なのに、なんだか読みにくい翻訳だと思ったら、フェネガンズウエィクと同じ訳者。無理に日本語では言い表せない原文をそれらしくしようとして、わかりにくくなっており、ストーリーに入るのに苦労した。

2020/02/07

100歳ともなると歴史の生き証人です。アランは世界を股にかけた爆弾作りの名人で、やれ戦争だ革命だという輩に次から次へと利用されます。いえいえ本人はそれに乗じて楽しんだり、逆手を取って自分勝手な指導者たちを出し抜いたりしています。そんなアランに次々と奔走される歴史上の有名人たち。そのあたりにまったく疎い自分の頭にガッカリしながら読み進めていくと、波乱万丈、はちゃめちゃ奇想天外、現代史がどうのこうのと言わずに気楽に楽しめました。ただ核の話が出てきた所はなんとも言えないざわざわした気分になりました。たとえ変えられない事実としても…

2020/02/07

う～ん。この手の本は苦手だ。
心の余裕がないのか、楽観的でないというか、
読み手として努力がいった。
原子爆弾のくだりは、とても読むに堪えなかった。

2020/02/03

タイトルや設定がキャッチー。話の展開もシニカル。私の好きそうな小説の部類です。・・・のはずなんですが、そこそこ楽しく読めたものの、ぐっとくる感じではありませんでした。笑いのセンスがかみあわなかったかなあ。（2019年10月27日読了）

2020/01/28

朝日新聞デジタル天声人語で話題！
100歳の誕生日パーティ当日、アランは老人ホームの窓から逃走した。次々展開する爆弾コメディ。

2019/12/17

少し前に話題だった本。
偶然ながら、今年はスウェーデンの本をよく読んだ。

なぜか短編集だと思い込んでいたが、実際は飄々とした100歳男性の不思議な半生記と、仲間との逃避行の長編だった。
序盤、展開がわかりにくいし、冷蔵庫殺人があったので、読むのをやめようかと思ったが、ベニーが登場してからは面白くなったので最後まで読んだ。

荒唐無稽さがちょっと辛いのと、2人の殺人がチャラになっているのも、これでいいの？と違和感が残る。
何より、日本に住む者として、何度も何度も、原爆の存在がジョークになっているのは辛かった。
話は悪くないけど、そのあたりがチラついてしまった。

2019/08/10

少し読みづらかったように感じたけど、ストーリーは楽しめた。
壮大すぎる人生なのに、あっけらかんとしているアラン。
本当にこんな人はいないんだろうけど、これに近い人はもしかしたらいるのかも？

100歳すぎてからのロマンス！
101歳の人生も、楽しんでほしい。

2019/06/13

めちゃくちゃな爺さんの珍道中。
ピタゴラスイッチ的な、話がコロコロ進む感じが好き。
生徒におすすめされた本。続編も読みたい。