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「自分」の壁 の商品レビュー

3.6

151件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/12/26

これも読んでよかった。 自分について悩んでいたけれど、これを読んでいる間は少し遠くから自分を見つめることができた。

Posted byブクログ

2020/07/31

P21 意識は自己をえこひいきする P171 成果を「俺の実力だ」と アピールする人は まさに近代以降の考えに 染まっている人だ P173 我を消す P173 1つの例を見て 一般化を進める思考法は たいてい間違える P206 自分がどう見るかであって 他人がどういるかは...

P21 意識は自己をえこひいきする P171 成果を「俺の実力だ」と アピールする人は まさに近代以降の考えに 染まっている人だ P173 我を消す P173 1つの例を見て 一般化を進める思考法は たいてい間違える P206 自分がどう見るかであって 他人がどういるかは問題ではない ※ P208 脳は楽をしたがる ※ (現実を単純化して考えようとする) P212 たいへんといえばたいへん、 厄介といえば厄介 でもそれが生きているってこと P214 状況と仕事が一体であるということは 自然と自分が一体だという 考え方にも通じる P215 人生はゴツゴツしたもの

Posted byブクログ

2020/06/23

わかったような気にならないこと 前提や自分の意識を疑うこと 楽な方向に進むことに危機感を感じること 相反する事象や視点を変えて物事を見ること 自分という物体を過信しないこと まあ、自分以外のものを感覚的に捉えることは出来ない訳だけど 仏教を深く知りたくなった

Posted byブクログ

2020/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物事の捉え方、社会の見方が読む前後で変わるのが楽しい。 自分、自我、自己は地図の矢印(現在地)であるという考え方 この前提には、地図をかけるだけの出会い(師匠的な)、時間をかけた調査が必要だと思う。 迷子であることを意識するだけでも、地図を作ろうと行動を起こせそうだと感じた。

Posted byブクログ

2019/12/18

原発は政治問題化しており、安全対策の議論が進まず、人材不足により安全性が確保しがたくなるのではないか。 ・内田の日本辺境論はビッグピクチャー メタメッセージ(新聞の一面に記事が載るなど)は自分の考えと勘違いする怖さ。教科書などで辻褄が合わない、おかしいと思ったところを調べる。

Posted byブクログ

2019/07/21

このひともあとどれくらい書きつづけることができるだらうか。 唯脳論から出会ひ、いくつかの著書を追つてきた。今回の壁は、特に、彼の頭の中をはみ出て、社会といふ人間集団に接してゐる部分が多いと思ふ。 それは、自分といふ存在がいつも「他人」の存在から離れて考へることができないからだ。し...

このひともあとどれくらい書きつづけることができるだらうか。 唯脳論から出会ひ、いくつかの著書を追つてきた。今回の壁は、特に、彼の頭の中をはみ出て、社会といふ人間集団に接してゐる部分が多いと思ふ。 それは、自分といふ存在がいつも「他人」の存在から離れて考へることができないからだ。したがつて、さうした他人が生きる場としての世間といふものを考へることは、そこにかかはる自分といふ存在を考へることの裏返しなのだ。 他人様の中で生きるといふことは良くも悪くも、ある一定の基準の中に生きることになる。自分だけではないから、お互ひ様といふことができるやうになる。自分ひとりだけで負ふ必要がないため、ひとと暮らしていく上で’余裕’といふものが自然と生まれてくるだらう。 しかし、他人様の中で生きるといふことは、そこから外れた時に非常に生きにくいといふことがある。社会的な死のもつ意味が非常に大きくなる。表と裏、我慢だの、政治が大事だのといふことになつてくる。 少子高齢化に伴ふ人口の減少、労働力の減少、グローバル化とかいふやつからダイバーシティなるものが叫ばれる中、出家制度のなくなつてしまつたからには、世間クラブから逃げるための自分探しは後を絶たなくなるだらう。また、世間クラブも受け入れられる人間の均一化が進んで、どんどん小規模な固い集団ができあがつてくるのではないかと思ふ。

Posted byブクログ

2019/02/20

オーストラリアに向かう途中の飛行機で読了。主に「自分」とは何かということについて多方面から推察したものであり、その主語が「自分」「会社」「国家」と様々に置き換わっていく。養老氏が医者ということも併せて非常に広い視野で書かれている。終盤ではインターネット社会となった日本人や世界の人...

オーストラリアに向かう途中の飛行機で読了。主に「自分」とは何かということについて多方面から推察したものであり、その主語が「自分」「会社」「国家」と様々に置き換わっていく。養老氏が医者ということも併せて非常に広い視野で書かれている。終盤ではインターネット社会となった日本人や世界の人々のことが書かれているが、むやみやたらに避難するのではなく助言を添えてあるところが上品。

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2019/02/07

養老先生の本がわかりにくいという人がいる理由は、ひとつの本にいろいろなテーマが詰まっている、という事情もあると思う。 たとえばこの本も、個性の問題、エネルギー問題、政治の問題など、話題がくるくる展開する。いまの人は気が短いから、「結局、何が言いたいんですか?」となってしまう。そん...

養老先生の本がわかりにくいという人がいる理由は、ひとつの本にいろいろなテーマが詰まっている、という事情もあると思う。 たとえばこの本も、個性の問題、エネルギー問題、政治の問題など、話題がくるくる展開する。いまの人は気が短いから、「結局、何が言いたいんですか?」となってしまう。そんなの、一言で言えたら本なんか書いてねえよ!こっちはいろいろ考えてんだよ!お前さんも自分で考えろよ! まあ養老先生はそんな言い方はされないけど。でもそういうことだと思います。

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2019/01/14

「バカの壁」シリーズの前作から8年ぶりに書かれたもの。 東日本大震災や原発、政治、最近増えている日本国内でのデモにも触れられていて、著者の考え方はかなり参考になる。 メタメッセージのあたりとか、なるほどと手を打ってしまった。 『自分』やそもそも人間いうのは、やはり自然なもの。 ...

「バカの壁」シリーズの前作から8年ぶりに書かれたもの。 東日本大震災や原発、政治、最近増えている日本国内でのデモにも触れられていて、著者の考え方はかなり参考になる。 メタメッセージのあたりとか、なるほどと手を打ってしまった。 『自分』やそもそも人間いうのは、やはり自然なもの。 自然にもっと触れたいとも思ったし、また大きな夢を描くのも大切なことだと思った。 ↑これだけ見るとなんの本だか分からないw ぜひ、いろいろな人たちに、本書も含めシリーズ4冊を読んでもらいたい。

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2018/12/09

・大きなテーマを考える役割を、参議院が担えばいいのでは。昔の元老院のように、元総理のような人を揃えて、その下に優秀な実行部隊をおく。 ・江戸幕府は、臨機応変な人材の登用によって作られていた。田沼意次、柳沢吉保、新井白石などは本来偉くなれるような家柄ではないのに、スカウトされて地位...

・大きなテーマを考える役割を、参議院が担えばいいのでは。昔の元老院のように、元総理のような人を揃えて、その下に優秀な実行部隊をおく。 ・江戸幕府は、臨機応変な人材の登用によって作られていた。田沼意次、柳沢吉保、新井白石などは本来偉くなれるような家柄ではないのに、スカウトされて地位を得た。 ・村八分は実はよくできたシステムで、ある意味奇人を受け入れる仕組み。すべてを排除するのではなく、家事と葬式は別ということにしていたから。 ・GDPが上がると、自殺者も増える。格差が拡大するために、相対的な貧乏が増えるから。

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