我が家の問題 の商品レビュー
我が家シリーズ三部作読了。内容的には他の二冊の方が良かったですが、家族が普通に抱えいる問題がよく描かれています!
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先日、読んだ「我が家のヒミツ」の前に書かれた「我が家の問題」 こちらも短編集です 奥田さんの作品は何気ない日常を描いていてもとにかく面白い! そして、切なく鼻の奥がツンとする それは自分も思い当たる感情があって思い起こさせられるからだろうなぁと思ったりします 本作の...
先日、読んだ「我が家のヒミツ」の前に書かれた「我が家の問題」 こちらも短編集です 奥田さんの作品は何気ない日常を描いていてもとにかく面白い! そして、切なく鼻の奥がツンとする それは自分も思い当たる感情があって思い起こさせられるからだろうなぁと思ったりします 本作の前に刊行された「家日和」の中に出てくる家族が本作で登場していてファンとしては思わずにんまりしてしまいました
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々に奥田英朗の小説を読んだ気がする。普段はすっかり忘れているけど、ちょっとした弾みでうずく心の中の擦り傷みたいなところを触られている感触、そうそうこれが奥田作品を読んだ時の気持ちやったんや、と思い出す。 とはいえ、この本は基本的にブライトサイドの奥田作品なので、読了感は悪くなく、後味も良い。例えば決してハッピーエンドとは言えない「絵里のエイプリル」であっても、未来に一筋の光明を与えるラストで締めているように。 タイトルが示すそのまんま「家族の問題」をテーマにした6作品は、どれも佳作でさすがの安定感。個人的な好みだけで言えば「夫とUFO」と「妻とマラソン」が好き。ちなみにこの2作は韻を踏んだタイトルであっても関連性はない。 「夫とUFO」は、「これからお父さんを助けに行きます」というセリフと、そこからの主人公の行動がたまらなく良い。こういうの泣けてくるねんなぁ、こういう行動ができる人、尊敬やし目標。 「妻とマラソン」は自分も趣味でジョギングしているから物語に入り込みやすいのもあっての贔屓作。 だから、走るシーンや気持ちの描写も良かったが、それ以外にもいろいろ考えさせられた。 金銭的に裕福で、家族間にトラブルがなくとも、主婦には気がかりがつきもの…っていうのは、日本の社会構造上大きな欠陥じゃないかと思う。
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タイトルの通り、それぞれの家庭の家族の出来事を描いた短編集 家族の問題って渦中にいる家族にしかわからないことあるよね。しかも友達にも親にも迂闊に相談できなかったりして、ひとりで解決するしかない。どうにかこうにかして乗り越えていくお話。 妻であり母である立場で読むので、当事者感を感...
タイトルの通り、それぞれの家庭の家族の出来事を描いた短編集 家族の問題って渦中にいる家族にしかわからないことあるよね。しかも友達にも親にも迂闊に相談できなかったりして、ひとりで解決するしかない。どうにかこうにかして乗り越えていくお話。 妻であり母である立場で読むので、当事者感を感じながらの読書となりました。ほろりとさせられるところもあり、なかなか面白かった。 最後の「妻とマラソン」が良かったな。子育てが一段落してなんとなく虚しくなる専業主婦がマラソンに出会う話。なんとなくわかるなぁ。
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★★★ 今月4冊目 奥田英朗、我が家シリーズ。 なんて事ない日常の短編。 ぼーっと読んでいけるのが奥田節
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3年ぶりぐらいの奥田英朗。イン・ザ・プールでのめり込んで学生時代いろいろ読んでたなーと思って再燃。 短編のどれも読みやすく、ストーリーが入りやすい。家族のあるある?日常がよく伝わってきた。 社会人になったからか、家族というものをいろいろ考えさせられる、そんな作品だった。
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家シリーズの第2弾 「我が家」の「問題」をテーマに 夫視点が3つ 妻視点が2つ 子供視点が1つ 描かれている 前作の1家族の後日談が感動的に描かれているので 読んでない方はぜひ読んでみてください やっぱりあの家族は実話をもとにしてるのでしょうか?(笑)
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6つの短編集でなっていて、どれも巷の家族でもありそうな問題や悩みがベースになっている。時に切ない気持ちにもなったりするが、描写が良くてイメージが湧きやすく、読後は気持ちが温まり安心感を得られた。
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楽しい短編集 なんだかすごく共感できる内容ばかり 里帰りは夫が札幌、妻が名古屋の里帰りどちらもとてもよくわかった名古屋のいいところ私もわかる。うんうん!共感! ラストの「妻とマラソン」なんだか東京の友達のことが思い浮かぶ。昼休みに泣けて困った。
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隙間時間にさらっと読めちゃう1冊 我が家シリーズ2作品目です 今回は家族の問題に焦点が当てられています どこにでもありそうな悩みなのに クスッと笑わせてくれる。 やはりセンスがいいなと感じました 続編になってるのは 大塚夫妻の物語の「妻とマラソン」 前作を読ん...
隙間時間にさらっと読めちゃう1冊 我が家シリーズ2作品目です 今回は家族の問題に焦点が当てられています どこにでもありそうな悩みなのに クスッと笑わせてくれる。 やはりセンスがいいなと感じました 続編になってるのは 大塚夫妻の物語の「妻とマラソン」 前作を読んでなくても楽しめますが 読んでいると ほーこういうふうになったかと より楽しめます(^^)
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