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米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす の商品レビュー

3.8

54件のお客様レビュー

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2023/11/19

コラムのように気軽に読めて面白かった。日本は安くて美味しい外食(ハンバーガー・寿司・イタリアン・カレーなどあらゆるジャンル)が当たり前だが、この本は日本の外食文化に対するアメリカ人の興奮ぶりが延々と綴られており、その有り難みを再確認できる。 海外では美味しい外食は美味しい分だけ当...

コラムのように気軽に読めて面白かった。日本は安くて美味しい外食(ハンバーガー・寿司・イタリアン・カレーなどあらゆるジャンル)が当たり前だが、この本は日本の外食文化に対するアメリカ人の興奮ぶりが延々と綴られており、その有り難みを再確認できる。 海外では美味しい外食は美味しい分だけ当然に高いし、ジャンルも偏っている事が多い。 全体を通して日本愛に溢れているので、読んでいて気分があがる。B級グルメ大好きな人におすすめだが、特にこの本を読んだことによる美味しいお店の発見などはないので注意。

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2023/10/09

 外国人の著者が、外国人の視点で外国人向けに書かれた本だった。  日本人より、熱い視点で書かれていて、日本人より日本のことを愛してくださっていることがよく分かった。日本人にとって、日本再発見、再評価ができる本かも。  文中に紹介のあった、エドワード・G・サイデンステッカー著の、「...

 外国人の著者が、外国人の視点で外国人向けに書かれた本だった。  日本人より、熱い視点で書かれていて、日本人より日本のことを愛してくださっていることがよく分かった。日本人にとって、日本再発見、再評価ができる本かも。  文中に紹介のあった、エドワード・G・サイデンステッカー著の、「TOKYO from Edo to Showa 1867-1989」(調べると英語版しかない?)を読んでみたいと思った。

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2023/04/27

米国シアトルから来た著者のバートンさん、妻のローリーさん、娘のアイリスちゃんが東京の中野に1ヶ月間滞在した際の滞在記です。フードライターということで食事がメインですが、都内にある観光ポイントについても書かれていて、私も聞いたことがなかった場所が何箇所かでてきました。普段当たり前だ...

米国シアトルから来た著者のバートンさん、妻のローリーさん、娘のアイリスちゃんが東京の中野に1ヶ月間滞在した際の滞在記です。フードライターということで食事がメインですが、都内にある観光ポイントについても書かれていて、私も聞いたことがなかった場所が何箇所かでてきました。普段当たり前だと思っているたこ焼き屋やラーメン屋、すし屋、豚カツ屋などが本書を読むと何やら魅力的な存在に見えてきます。そしてそれは実際正しくて、日本人が海外に長期間滞在すると無性に吉野家の牛丼(とお新香)が食べたくなるのと同じことを、バートンさん一家が僕らに示してくれているのだと思います。私自身は食べるものの範囲が狭い方なのですが、本書を読んで、せっかく東京にいるのだからいろんな(新しい)食べ物をこれから試してみたい、という気になりました。そして本書を読み終わった直後、地元のスーパーに行って「玄米団子」なる(私にとっては人生初の)新食品をさっそく購入し、人生初の体験をエンジョイしてやろうと思っているところです。面白かったです。

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2021/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本の初版が2014年、アニメにもなったらしい「英国一家、日本を食べる」の初版が2013年だから、英国一家のブームに乗って翻訳された可能性は高いと思うのだけれど、私にはこちらの方が(軽い気持ちで)読みやすいです。 中野のアパートに家族で滞在して東京の美味しいものを食べ歩く内容ですが、B級グルメが中心ではなまるうどんを絶賛してくれるあたりが愛おしいです。スーパーにも行くし。あと単純に、行こうと思えば行ける店が多く登場するのでメモが捗る。 娘のアイリスさんが天ぷら屋さんでアナゴの骨を揚げてもらう話が特に好きです。

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2021/02/22

1か月閒日本に滞在、中野のアパートに暮らし日本人にはありふれたチェーン店など日本の食文化を堪能するルポ。 当たり前のように思っていた食事。外国人からみると時に奇妙に思える。東京の町中を食べ歩く。はなまるうどんやLIFE、お好み焼き屋など。 終始日本に対する暖かい視点が印象に残...

1か月閒日本に滞在、中野のアパートに暮らし日本人にはありふれたチェーン店など日本の食文化を堪能するルポ。 当たり前のように思っていた食事。外国人からみると時に奇妙に思える。東京の町中を食べ歩く。はなまるうどんやLIFE、お好み焼き屋など。 終始日本に対する暖かい視点が印象に残る。 「英国一家、日本を食べる」と勘違いしていたことに読み終わって気づいた。

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2021/01/18

題材も面白いが、それ以上に作者の文章力が素晴らしい❗️ ジョークや比喩をふんだんに盛り込み、読んでいる方も思わず引き込まれます。

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2019/12/18

<目次> お茶・中野・ラーメン・世界一のスーパー・朝ご飯・豆腐・東京のアメリカンガール・ラッシュアワー・焼き鳥・ホッとする街・天ぷら・チェーン店・うどんとそば・カタカナ・鮨・肉・鍋物・お風呂・餃子と小籠包・お好み焼き・居酒屋・たこ焼き・洋菓子・うなぎ・浅草・帰国する <内容> ...

<目次> お茶・中野・ラーメン・世界一のスーパー・朝ご飯・豆腐・東京のアメリカンガール・ラッシュアワー・焼き鳥・ホッとする街・天ぷら・チェーン店・うどんとそば・カタカナ・鮨・肉・鍋物・お風呂・餃子と小籠包・お好み焼き・居酒屋・たこ焼き・洋菓子・うなぎ・浅草・帰国する <内容> 上記の目次のように、タイトルほど食事のシーンでは出てこない。でもよく食べてるけど…。ある意味、よくある外国人が日本で異文化体験をし、それを好意的に解釈するという話。著者は「日本好き」。娘も日本が大好き(奥さんはちょっとかな?)。でも中にいくつか示唆に富むところが。たとえば、外人はローマ字→カタカナ→ひらがな→漢字の順で覚えていく(または憶えやすい)。 逗子市立図書館

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2017/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そこに注目するのか!と笑わずにいられない。ライフのポイント二倍の歌、箱根で乗り物制覇するなら007並みの忙しさ笑 抹茶など日本人でも知らないようなことも面白かったし、じゅんさいをアメリカ人は池の鼻水だっけ?そんな風に感じるのか…など日本再発見とも呼べる一冊でした。

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2017/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカ人のフードライターが日本来て中野を拠点にいろいろ食べるエッセイ。奥さんのローリーさんと娘のアイリスちゃんと一緒に食べ処行脚してトラブったり交流したりする様が面白い。 サービスがひどいことを「●●(失念したけどネクタイメーカー名)がスポンサーの出エジプト記」って書いたり洒落が聞いてるし個人的には好きだったけどちょっと好き嫌いわかれるところでもあるかな…。 著者が「美味しんぼ」すきらしくて随所に美味しんぼの話が出てくる。旅の同行者に山岡士郎(美味しんぼの主人公)をあげるくらい。 多分この本の中で唯一おいしくないって書かれているのが東京の餃子とジュンサイだとおもうんだけど、ジュンサイという野菜は私も食べたことがないので興味がわいた。大抵のものに抵抗がない著者があそこまでかくのだからパンチがきいたぬるぬるなんだろうなと思った。 今半とか結構いいところにもいってて向こうのフードライターってもうかるのかなとか思った。いや、ランチとかはそこまでじゃないってしってるけど…。 アメリカ人が書いてるからアメリカの習慣もわかったりする、あとアメリカ資本(または元アメリカ資本)のチェーンの現状とか(セブンイレブンとかミスタードーナツ) p207に江戸東京博物館にある太平洋戦争の記述の話ができるんだけど「この年の秋、太平洋戦争がおこったーーーはちょっといただけない気がした。このように書かれていると、まるで自然に戦争が始まったかのような印象をうけてしまう。とかかれていて、耳が痛いなぁと思った。そいいう記述されてることがおおいっていうのは以前どこかで読んだ。 p139 どの本か忘れてしまったが、何年か前にこんな文章を読んだことがある。著者は都会のすばらしい空間について「自分が町というおおきな手に包まれている」ようだと書いていた。そのかんかくで最もっ大切なのは、心地よくなにかに囲まれているというじっかんだという。その「何か」にあたるのが建築理論家のクリストファー・アレグザンダーが「屋外の部屋」とひょうげんしたものだ。 180、 アン・リー監督の「恋人たちの食卓」をリメイクした「恋のトルティーヤチップス」 233、 ジョン・アルマンが書いた「the importance of kunch」という本は僕の大好きな食べ物エッセイの一つだ 257 デンマークに「エーブレスキーバ」というお菓子があるけれど、たこ焼きはレーブエスキーバにそっくりだ

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2016/10/04

東京にはライフってスーパーがあって銀だこ、ミスタードーナツがあるんだ。外国人が見たリアルな東京かもしれない。

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