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米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす の商品レビュー

3.8

54件のお客様レビュー

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2014/07/28

面白い。訳書は原書の面白さもさることながら、訳者の能力も問われる非常に難しい分野だ。それをエッセイというニュアンスだけで成り立っているジャンルでここまで楽しませてくれるのは奇跡に近い。日本人の目線まで近づき、文化の差異を感じるのも面白い。Amazonのアジア旅行記ランキング一位と...

面白い。訳書は原書の面白さもさることながら、訳者の能力も問われる非常に難しい分野だ。それをエッセイというニュアンスだけで成り立っているジャンルでここまで楽しませてくれるのは奇跡に近い。日本人の目線まで近づき、文化の差異を感じるのも面白い。Amazonのアジア旅行記ランキング一位というのも頷ける。寝る前に読んでニヤッとして眠りたい。

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2014/07/19

ああ食べたいなあと思わせる料理・レストランが沢山。個人的には中野には行ったことがないけれど、是非この本を参考に行ってみたくなる場所ばかり。 あと面白かったのは、日本では人のものを物欲しそうに見ていると、絶対に譲られてしまうので注意、みたいなところ。確かに日本人って親切な人多いよね...

ああ食べたいなあと思わせる料理・レストランが沢山。個人的には中野には行ったことがないけれど、是非この本を参考に行ってみたくなる場所ばかり。 あと面白かったのは、日本では人のものを物欲しそうに見ていると、絶対に譲られてしまうので注意、みたいなところ。確かに日本人って親切な人多いよね。

Posted byブクログ

2014/07/01

東京駅のデパ地下並に発展した改札内を歩くたびに、もし外国人だったら、どんなに面白いだろうかとよく考えている。日本人にとってさえ美味しいものオシャレなものが死ぬほどあるから、きっとたくさんのことが新鮮で特別なんだろうな、と思う。 と、いうような夢を叶えてくれた本。 銀だこの熱烈...

東京駅のデパ地下並に発展した改札内を歩くたびに、もし外国人だったら、どんなに面白いだろうかとよく考えている。日本人にとってさえ美味しいものオシャレなものが死ぬほどあるから、きっとたくさんのことが新鮮で特別なんだろうな、と思う。 と、いうような夢を叶えてくれた本。 銀だこの熱烈なファンで、湯葉まで自分で作ってしまうアメリカ人家族の東京滞在記。 3行に1回はアメリカンジョークが入ってるけど、日本の特徴を本当によく観察して捉えているなあと思う。 ひと月中野に住んで、お好み焼きと格闘して、一人娘には鰻屋さんにお使いにいかせる。大好きなはなまるうどんのオススメは「青唐すだちしょうゆうどん」だと力説する。アメリカ生まれのミスタードーナツが、日本ではセレブ並の接客してくれるというくだりも最高。 大げさに書いてある部分もあるけど、 本の最後の言葉に、著者の日本に対する想いが凝縮されていると思う。 「理屈のうえでは、東京よりも香港が好きになってもおかしくない。でも、愛というのは、特徴を列挙したリストのもとに生まれるものではない。東京と僕は、互いにほほ笑み合っている。そして互いに笑わせ合っている。僕はもう、次に日本に行けるのはいつになるだろうかと思いをはせている。」

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2014/06/24

これ…明らかに英国一家の二番煎じじゃん…と少々馬鹿にしつつ手にとったらもう面白すぎて止まらなくなりました。 日本だいだいだいすきな父と8歳の娘、あんまり日本に興味なかった妻、三人が一ヶ月東京に暮らし、日本の食文化に触れる旅行記。 うん、旅の日記っていうのはこうあるべきなんだな、と...

これ…明らかに英国一家の二番煎じじゃん…と少々馬鹿にしつつ手にとったらもう面白すぎて止まらなくなりました。 日本だいだいだいすきな父と8歳の娘、あんまり日本に興味なかった妻、三人が一ヶ月東京に暮らし、日本の食文化に触れる旅行記。 うん、旅の日記っていうのはこうあるべきなんだな、と改めて。ひとつひとつの出来事がほんとうにわくわく繰り広げられてて、アメイジングってこういうことなんだなー、と、こっちの心までキラキラしました。いや、ほんとに、人生の旅本ベスト3にいれてもいいと思うくらい。 だって本のスタートを飾るのは中野の銀だこ。彼らの目にはなまるうどんとモスバーガーはどう映ったのか?そして居酒屋の素晴らしさとは。じゅんさいとの戦い。お好み焼きというパンケーキの謎。 ひとつひとつが夏休みの宝物だ。やさしい文体がよい。なぜピーターバラカンが帯なのか。どう考えても東海林さだおが書くべきところ。 それから、蛇足ですが、2014年のアメリカンジョークのあり方を知ることができる本でもあります。けっこう頻発。うーん、アメリカンだね!ってかんじ。でも嫌いじゃないよ。

Posted byブクログ