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米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす の商品レビュー

3.8

54件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/10/05

どうしても「英国人一家」と比較してしまうけど、勿論それぞれ面白さはある。 日本を好きになりつつ、辛口批評は両者同じでした。

Posted byブクログ

2014/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『英国一家日本を食らう』の米国人版。 日本語タイトルもそれにあわせられているが、本当は『ちょっといい街』的なものらしい。 内容も似ているようで微妙に違う。 ●家族構成 英…夫婦とやんちゃざかりの兄弟 米…夫婦としっかりものの女の子 ●取材対象 英…札幌ラーメンから博多親不孝通りまで、屋台から名店まで幅広い 米…東京中野界隈 ●対日本 英…タシナミ程度に興味を持っていて日本友人にそそのかされ日本を取材。妻は文化に興味あり。息子はニンジャネコカフェ面白かった。 米…ユバサイコー! ニホンダイスキ! 美味しんぼ読破! 日本オタ親子とそれをやさしくというかぬるく見守る妻。 と、結構違う。 おしゃまでなつっこいアイリスちゃんは、日本のcawaiiもの好きの女子高生や若い御嬢さんたちとすぐ仲良くなり、異文化交流しまくりお父さんの大きな助けになるのは、いろいろやらかしてくれるイギリス少年たちとはちょっと違う。(もちろんイギリスの金髪の幼い子供たちも女子高生たちからおっさんまで大人気でお父さんも信用されやすくなり助けにはなってます) ジャンクフードをいろいろ取材し、日本のスーパーの果物の高価さに目を回しながら、LIFE(スーパー)サイコーと著者は日本式スーパーの長所を外から見た視点で書いています。 英国側が日本の食文化を広く取材するなら、米はもっと局地的にディープにといった感じ。 面白いのは、どちらも『オコノミヤキ』をおおいにほめているところ。 野菜をたくさんいれて、子供に食べやすくいろいろミックスしているパーフェクト栄養食品だ! チェーン店つくっちゃうか!な勢いで大絶賛。 野菜嫌いのお子さんに頭を悩ませている父親は米英共通か。 画文家の大田垣晴子さんはお好み焼きのことを数冊でディスっていらっしゃって、あんな粉ものに、関西人は何をこだわってるのかしら、と嘲笑気味に書かれていて、いらっとした覚えがあります(この人が好きなもんじゃもおんなじよーなもんだと思いますが)。ソウルフードなんてそんなもんだし、大したもんじゃないと言われればそうかもしれない。 しかしよその国のダディやパパたちに新しい視点で価値を見てもらって京阪神圏の人間としてちょっとうれしい気持ちになりました。

Posted byブクログ

2014/09/28

原題の"Pretty Good Number One:An American Family Eats Tokyo"は中野で一月過ごした通りの「ちょっといい一番街」から~01お茶(彼の好みは緑茶・抹茶も)02中野(真夏の24㎡に夫婦と女児一人)03ラーメン(次は...

原題の"Pretty Good Number One:An American Family Eats Tokyo"は中野で一月過ごした通りの「ちょっといい一番街」から~01お茶(彼の好みは緑茶・抹茶も)02中野(真夏の24㎡に夫婦と女児一人)03ラーメン(次はラーメン本を書くんだって)04世界一のスーパー(ライフだけの話じゃなくて日本のスーパーはってこと05朝ご飯(和食)06豆腐(多くの欧米人が苦手,でも湯葉に填まる)07東京のアメリカンガール(中野から電車を乗り継いで目白までお使いに行けそう)08ラッシュアワー09焼き鳥(気に入ったのはボンジリで英名Pope's Nose)10ほっとする街(うん?浅草?中野?東京全体?)11天ぷら(海外の和食レストランではサイドメニューなので専門店があるとは信じられず,穴子の骨がお気に入り)12チェーン店13うどんとそば(はなまるうどんがお気に入り)14カタカナ(ひらがなは漢字とセットなので難しい)15鮨(高級店はちょっと・・・)16肉(どんなすきやき肉でもすばらしい)17鍋物(ちゃんこ鍋を食っても相撲取りにはなれない)18お風呂19餃子と小籠包(中野の「孫ちゃん 上海焼小籠包」の焼いた小籠包が絶品)20お好み焼き(帰国直前に挑戦)21居酒屋22たこ焼き(2歳の女の子が作る絶品)23洋菓子24うなぎ25浅草26帰国する(また来る)~クラウドファンディング・サイト「キックスターター」で資金を募り,自費出版して,Amazon.comのアジア旅行部門で1位を記録した。「英国一家・・・」よりもちょっと新しく・・・東京に特化。確かに東京は良いかもねえ。8歳の娘アイリスが何でも食べてお利口で,でもたこ焼きもトッピングなしがお好み。結局,ジュンサイは美味しくなかったんだろうなぁ

Posted byブクログ

2014/09/25

アメリカ人の視点で日本の食にまつわるあれこれを面白く紹介する本。新鮮な視点は日本人にとっても日本の食を改めて見直す機会を与えてくれる。自分も海外に行った時にはこういう視線でみてるものを書き残しておきたい。また読みたい。

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2014/09/24

かなり、面白かった。 「英国人一家…」の二番煎じかと思いきや、人が変われば内容も変わる。で。英国人には英国人の米国人には米国人の(国民性というよりは個人差なのかな〜)日本食へのアプローチ、視点があって面白い。 英国人のものは、かなり本格的な和食の世界なので体験したいなとは思うもの...

かなり、面白かった。 「英国人一家…」の二番煎じかと思いきや、人が変われば内容も変わる。で。英国人には英国人の米国人には米国人の(国民性というよりは個人差なのかな〜)日本食へのアプローチ、視点があって面白い。 英国人のものは、かなり本格的な和食の世界なので体験したいなとは思うもののすぐに実行にうつすのは難しい。こちらの米国人のものは、食べたことあるものやすぐに食べられる身近な日本食なので楽しい。でもどちらもれっきとした日本食。この幅の広さが日本食の良さよね〜なんて。

Posted byブクログ

2014/09/20

英国人一家が日本料理を学び、第一線の職人達と交わるのに対し、米国人一家はかなり庶民目線。 キットカットに色んな味があるとか、ミスタードーナツだ、たこ焼きだとこちらはなかりジャンキー。

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2014/09/08

東京で美味しいものを食べたいからと、日本旅行を企て、家族三人で中野にアパートを借りて一カ月住んだ米国人一家。 スーパーライフで買い物したり、セブンイレブンでお弁当を買ったり、はなまるうどんにハマったり居酒屋や回転寿司を堪能したり、これって旅行なの?? 留学というには勉強ナッシング...

東京で美味しいものを食べたいからと、日本旅行を企て、家族三人で中野にアパートを借りて一カ月住んだ米国人一家。 スーパーライフで買い物したり、セブンイレブンでお弁当を買ったり、はなまるうどんにハマったり居酒屋や回転寿司を堪能したり、これって旅行なの?? 留学というには勉強ナッシングだし、バカンスというには日常的過ぎる、不思議な日々です。でも楽しそうで美味しそうで幸せそう。 外国から来たお客さんが、幸せそうなのは読んでいて楽しい。6歳の娘ちゃんが、楽しみにしていたあなごの骨の揚げ物を口に入れる前に床に落としてしまった時のドラマは、心憎いばかり。 著者が食べているものはB級が多いけど、読物としてはA級3つ星です。

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2014/08/29

「英国一家、日本を食べる」の二冊目が出版され、買おうかどうか迷っていたところ、横に置いてあったため、手にとりました。 書き出しに、週末に良く行く中野のサンモール商店街の描写がされていて、テレ東「 出没!アド街ック天国 」で行ったことのある街の回的な、「あぁあそこね!」にやられて買...

「英国一家、日本を食べる」の二冊目が出版され、買おうかどうか迷っていたところ、横に置いてあったため、手にとりました。 書き出しに、週末に良く行く中野のサンモール商店街の描写がされていて、テレ東「 出没!アド街ック天国 」で行ったことのある街の回的な、「あぁあそこね!」にやられて買いました。 英国一家・・・の時は、典型的な日本人として、外国人が日本の事を語るのを聞くのが大好き感覚だけで読んでいた気がします。 今回はそれプラス、あそこね感が多々あって、非常に面白かった。 よく行く場所の名前や店名が書かれてあるだけのこと、とも言えるのだけれど、なんでなんだろう。 同時でなくても、同じ場所に存在したってことが、ただ単純に嬉しいだけなんだろう。

Posted byブクログ

2014/08/27

立ち読みして面白かったので買ってしまった。それにしても、中野の短期滞在型アパートで1ヵ月暮らし、B級グルメを楽しもうと考える外国人が現れるなんて――日本食といえば、「スシ・テンプラ、以上」みたいな外国の認識も、変わったもんだなぁ! と感心してしまった。 あまりにも東京が絶賛され...

立ち読みして面白かったので買ってしまった。それにしても、中野の短期滞在型アパートで1ヵ月暮らし、B級グルメを楽しもうと考える外国人が現れるなんて――日本食といえば、「スシ・テンプラ、以上」みたいな外国の認識も、変わったもんだなぁ! と感心してしまった。 あまりにも東京が絶賛されているのでちょっとモゾモゾするが、レポートされているお店や食べ物がいかにも美味しそうで、読んでいるとニヤニヤしてしまう。 そして小さな娘への愛情も全編を通じて溢れており、それも幸福感を感じる理由となっている。 この作品、クラウド・ファンディングによって電子出版から紙の書籍に出版されたそうで、そういう流れも、いかにもイマドキで興味深い。 著者は現在、ラーメンについて書いているらしく、どうやら「スシ・テンプラ」以外の日本食に関する著作は増えそうな様子。翻訳されたらまた読んでみたい。

Posted byブクログ

2014/08/12

「えっ、米国人一家、おいしい東京を食べ尽くすだって」、どこかで聞いたことのあるなと思ったら、「英国一家、日本を食べる」と言う本に似ている。なんだ、二番煎じかと思ったらそんなに甘いものではなかった。英国版と違って米国版は東京が中心でしかもチェーン店や普通のお店が中心なのでまた違った...

「えっ、米国人一家、おいしい東京を食べ尽くすだって」、どこかで聞いたことのあるなと思ったら、「英国一家、日本を食べる」と言う本に似ている。なんだ、二番煎じかと思ったらそんなに甘いものではなかった。英国版と違って米国版は東京が中心でしかもチェーン店や普通のお店が中心なのでまた違った楽しみが味わえる。  2010年に娘と2人で、さらに2012年には娘と妻と一緒に東京にやって来た。その時には中野の小さなアパートを借りて夏の1か月を過ごした。著者はフードライターで、シアトル・マリナーズがあるワシントン州シアトル在住。  外国人の眼から見た日本の食と日常生活を描いている。日本語版の表紙は糸いろいろ描かれているが、英語版ではタコだけが描かれている。著者と娘のアイリスちゃんはタコ焼きが気に入ったようだ。  それにしても中野とはずいぶん渋い所を選んだものだ。しかもあのスーパーのライフがよく出てくる。よほどライフに衝撃を受けたようだ。この本を読んだ人がライフに大挙して押し寄せたりして。  東京は「食のワンダーランド」だなと思った。普通の店からミシュランに載るような店、日本食からエスニック料理までいろいろあふれている。日本にやってくる外国人観光客のみならず、日本に住んでいる人も大いに楽しめる。この本が大ヒットして多くの外国人観光客が日本の食を楽しんでもらえるといいなあと思った。

Posted byブクログ