いとしいたべもの の商品レビュー
読みやすい文体で、共感しながらあっという間に読んでしまいました。 美味しい食べ物を食べた時に、食べ物の味そのものだけではなく、思い出も一緒に覚えていられることは幸せなことだと思います。 とりあえず、たねやの水羊羹と舟和の芋羊羹は絶対食べたい。
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作者の思い出と共に様々な食べ物が登場し、知ってる食べ物は懐かしくなり、食べたことのない食べ物は食べてみたい!という気持ちになりました。 「食べ物を口に入れるとき、きっと人は、その日のその時の気分や印象も一緒に食べている」と書いてありました。 確かに食べ物を思い出すともれなくその...
作者の思い出と共に様々な食べ物が登場し、知ってる食べ物は懐かしくなり、食べたことのない食べ物は食べてみたい!という気持ちになりました。 「食べ物を口に入れるとき、きっと人は、その日のその時の気分や印象も一緒に食べている」と書いてありました。 確かに食べ物を思い出すともれなくその時の記憶が蘇りますね。 なんてことない食べ物のほうが案外記憶として残っているのは何故でしょう。日頃の食事って大事だな。
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読む飯テロ。 短編で構成されており、通勤中も読みやすい。 食べ物の表現が文章ながら想像力を掻き立てて自分も食べたくなってしまう。 メニューにまつわる作者の思い出話にほっこりもする。
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この昭和レトロのような題目となった食べ物の陳列(目次)に目を奪われて、また作者自らかけれているイラストのこれがまた美味しそうでもあり懐かしい思い出でもあり内容全てが共感しかなかった。生まれは歳も離れているが同じ昭和を過ごした方で、ああ、あな頃は本当にいい時代だったとノストラジック...
この昭和レトロのような題目となった食べ物の陳列(目次)に目を奪われて、また作者自らかけれているイラストのこれがまた美味しそうでもあり懐かしい思い出でもあり内容全てが共感しかなかった。生まれは歳も離れているが同じ昭和を過ごした方で、ああ、あな頃は本当にいい時代だったとノストラジックに駆られてしまう。 好き嫌いがなかったのは親のおかげだと感謝の気持ちしかないが、ナスの話ではわかるわかる!と首を縦に振りながら読んでしまった。 森下さんの表現は和らかく、じんわりと思い出を染み出させてくれるから口の奥の方で味覚が欲してしまいそうになる。ぶっちゃけ読んですぐに銀鮭を買い出しに出てしまったくらいだ。そばに置いて料理本の一冊として置いておきたいエッセイだった
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食べ物の話ということで、全体的に共感しやすいポイントがたくさんあって読みやすかったです。 くさやの濃さに官能を感じるところとか、メロンパンに抱く幻想とかの部分が好きでした。
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いとしい味が ある いとしい家族が ある いとしい時代が ある いとしい思い出が ある たべることの ありがたさ たべることの いとしさ どんなところでも どんなときにも いとしい たべものが ある
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食いしん坊万歳!! カロリー気にせず好きなものをタックサーン食べたい。人生の幸せはどこにあるんだろう。 我慢大会。
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-2020/08/25 旨いものが歓迎されるグルメ時代。特別でなく普通のたべものの思い出のエッセー。表紙のメロンパンも特別感があるものの、正直言って中のパン生地は普通味のパンだ。そんな誰にでもある「いい思い出」のあるたべものが次々と出てくる。「サッポロ一番みそラーメン」「どん兵衛...
-2020/08/25 旨いものが歓迎されるグルメ時代。特別でなく普通のたべものの思い出のエッセー。表紙のメロンパンも特別感があるものの、正直言って中のパン生地は普通味のパンだ。そんな誰にでもある「いい思い出」のあるたべものが次々と出てくる。「サッポロ一番みそラーメン」「どん兵衛きつねうどん」「江戸むらさきのごはんですよ」 ▶︎さるイタリアレストランの化粧室に置いてあり、興味を持ってネット購入したもの。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
優しいタッチのイラストとともに綴られる、食べ物の思い出たち。読んでいると、最近✕✕食べてない…。と、ふと思い出し食べたくなってくる一冊。 中でもお気に入りは「舟和の芋羊羹」。私の父もさつまいもが大好きで、出張のお土産においものケーキを買ってきてくれていた。なので、芋羊羹好きの作者のお父様にも大人になってから芋羊羹の美味しさをしみじみと感じている作者にも親近感を感じた。
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印象的な言葉が多いと思ったら、日日是好日の森下典子さんの作品だからだった。 たべものに対する感情や思い入れがその表現によって特別な一品に変わっている気がして、素敵だと思った。またその感じ方が興味深く、わたしもそんな感じ方ができる感受性をもちたいと思った。
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