いとしいたべもの の商品レビュー
食べ物が本当に美味しそう。 同世代なので、食べ物の思い出が重なる。 そうそう、我が家もカレーはハウスのバーモントだった、ラーメンはサッポロ一番だったと美味しさも蘇る。 挿絵も懐かしを三割増しにする。 もう一度片っ端から食べてみたい。
Posted by
食べ物に対するエッセイ。 特別なモノではなく、皆が普通に食べているものも多々取り上げられている。 例えば、「サッポロ一番みそラーメン」この本読まなかったら、私にとっては体の敵のようで、好んで食べようとは思わないものだけれど、このエッセイを読むと「なんておいしそうなんだ。今度買っ...
食べ物に対するエッセイ。 特別なモノではなく、皆が普通に食べているものも多々取り上げられている。 例えば、「サッポロ一番みそラーメン」この本読まなかったら、私にとっては体の敵のようで、好んで食べようとは思わないものだけれど、このエッセイを読むと「なんておいしそうなんだ。今度買ってみようかな」とすら思ってしまう。 特徴的なのは食べ物にまつわる過去の記憶。 筆者の想い出の語りの秀逸さ。 子どもの頃の話が多く、ノスタルジックな雰囲気も醸し出される。筆者が子供のころの小さな社会、その中での人と人との感情の交差、細やかなやりとりの中心に、食べ物がある。食べ物がタイムカプセルの役割をしているよう。 普段なんとも思っていないようなもの(たとえばメロンパン)も、この筆者の想い出と共に見直してみると、中々趣深く見えてくる。 また「たねや 本生水羊羹」のように、まあまあ高級品で、食べてみたいなーというものもあり。 筆者の身近なものを分け隔てなく、フラットに、そしてさりげなく、おいしそうに紹介している。 筆者の絵がまた、素晴らしく味があり、そして上手い。 本文との相乗効果で、より、おいしそうに見える。
Posted by
すき。 どれもこれもおいしそうで身近な、 グルメでもなく健康食でもない食べ物たち。 これはこれで、落ち着くんだよなあ。 本ができあがるまでのストーリーもすてき (あとがきにあり)
Posted by
「あぁ〜っ!」 幸せである。深夜、仕事机ですする〈どん兵衛〉は、なんておいしいのだろう! 森下さんによる美味しそうなイラストに美味しそうな表現。正統派のオムライス、たい焼きの「みみ」、どん兵衛のおあげの最後の一口、カステラと牛乳…どれも身近な食べ物ばかりだから余計に想像できる...
「あぁ〜っ!」 幸せである。深夜、仕事机ですする〈どん兵衛〉は、なんておいしいのだろう! 森下さんによる美味しそうなイラストに美味しそうな表現。正統派のオムライス、たい焼きの「みみ」、どん兵衛のおあげの最後の一口、カステラと牛乳…どれも身近な食べ物ばかりだから余計に想像できるし、お腹が空いてくる。
Posted by
初読み著者さん。 食べ物の音や湯気や匂いって、ときにホント暴力的だよね。 と、思わされるアクティブな書きっぷりにぐいぐい引き込まれ、どれもこれも食べたくなってしまう。 何と言ってもたねやの水羊羹と崎陽軒のシウマイ弁当! シウマイ弁当にかぎらず駅弁の、ひざに置くと太腿がホカホカして...
初読み著者さん。 食べ物の音や湯気や匂いって、ときにホント暴力的だよね。 と、思わされるアクティブな書きっぷりにぐいぐい引き込まれ、どれもこれも食べたくなってしまう。 何と言ってもたねやの水羊羹と崎陽軒のシウマイ弁当! シウマイ弁当にかぎらず駅弁の、ひざに置くと太腿がホカホカしてぷう〜んと匂いが漂ってくる感じ・・・、わかる・・・! あと、好きじゃないという意味で食べたくはならないけど、これはたまらんだろな〜っというのが、くさやとマツタケ。空気の味をおかずに、白いご飯が食べられるって・・・。マツタケの破壊力がよく分かる。
Posted by
食べているものの記録をしたら面白い。エッセイで実際のもので著者の言葉で食べ物について語られることで擬似的に味わっている、または近い思い出と結びつけて思うことが出来る。ウェブでの発表されているものの書籍化何でそちらもチェックしたい。続編も読みたい。
Posted by
箸休めに。とてもお腹が空きました。 美味しそうなたべものの思い出と、素敵なイラスト。 森下さんとは生まれた年代は違えど、懐かしい気持ちになります。 ごはんやおやつを食べることが、愛しくなる一冊です。
Posted by
初めてエッセイを読んだ。短い話の中で言いたいことがはっきりと詰まっていて、共感できるものが多かった。 特にメロンパン、カレーパン、崎陽軒のシュウマイ弁当の話は印象深かった。
Posted by
とにかくイラストが美味しそう。 食べ物とそれに関連する筆者の思い出などをエッセイにしたもの。 食べ物の描写もわかりやすく、ちょっと食べてみたいなと思わせてくれる。 食べ物に思い出があるだけで、こんなにも特別官が生まれるんだなと思った。 思い出が温かければ温かいほど、よりキラキラ...
とにかくイラストが美味しそう。 食べ物とそれに関連する筆者の思い出などをエッセイにしたもの。 食べ物の描写もわかりやすく、ちょっと食べてみたいなと思わせてくれる。 食べ物に思い出があるだけで、こんなにも特別官が生まれるんだなと思った。 思い出が温かければ温かいほど、よりキラキラ輝いて見えるのが不思議。
Posted by
まりかに何年か前にオススメされたのをふと思い出して読了。涎が垂れてきて、食事1つ1つへの感謝がふつふつと沸いてくる本。
Posted by