いとしいたべもの の商品レビュー
食べ物エッセイです。 挿絵付ですぐにでも食べたくなるものばかりでした。 個人的には新宿中村屋の揚げたてカレーパンが食べたい です。
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面白かった!ではなく、美味しかった!が正しい感想であると思います。食べ物のそのものの味だけでなく、その場の雰囲気、誰と食べているか、などの思い出が調味料になって味が表現されます。この作品では著者の食べ物にまつわる思い出がエッセイとして書かれています。文字だけで料理する時の音、食感...
面白かった!ではなく、美味しかった!が正しい感想であると思います。食べ物のそのものの味だけでなく、その場の雰囲気、誰と食べているか、などの思い出が調味料になって味が表現されます。この作品では著者の食べ物にまつわる思い出がエッセイとして書かれています。文字だけで料理する時の音、食感、匂い、味などが伝わることには驚きです。オムライスのとろとろ感は凄まじかった・・・唾液が止まりません。この本に出会えて良かったです。ご馳走様でした。
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あぁ~読んでるとお腹が空いてきた!! 描写がとても素敵で、まるで自分も著者と一緒に食事をしているかのように思えてきます(o^^o) 食べ物の描写はもちろん、それにまつわるエピソードもほんわかしてて、読んでいて幸せな気持ちになってきます♫ そして絵がお上手!
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たべものの味にはいつも、思い出という薬味がついている・・・ 文章とイラストで23品の食べものへの想いを綴ったエッセイ集。 「黄色い初恋」でのメロンパンのくだりが可笑しい。 舟和の芋ようかん美味しいよね
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食べ物への愛が溢れ出ている最高の読み物でした! 「ううん、噛まなくて結構よ。あたくしの方から参ります。」という羊羹の口触りの表現に惚れました。エロス。 たべものっていとしい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人が「ああ、あれ食べたい」と悩ましく思うのは、前にそれを食べた味の記憶があるからだが、記憶もないのにこれほど狂おしく妄想をかき立てる食べ物は、後にも先にもメロンパンだけだった。(p.117)
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どのエッセイも身近なたべものについて書かれていて、読んでいるとしっかりその味が思い出されます。イラストが好きだな、どなたかな?と思ったら、著者の作品!さらりと読むことができるおいしい本でした。
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ほんと、食べ物には思い出がついてまわるよなあ…同じような思い出にあるある、と同意したり、描写がとてもおいしそうで…。あと挿絵はご本人がされてるんですね。こちらもいいなあ。
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昭和の食卓を感じさせるエッセー。 作者の子ども時代は、おそらく昭和40年代頃で、私は知らないはず。 なのに描かれる食べ物やまわりの光景がなつかしいのは、江戸むらさきを食べた時の口いっぱいに広がる磯の香りに、海を恋しく思う身体の記憶を呼び覚まされるのと同じなのかな。 一つだけ...
昭和の食卓を感じさせるエッセー。 作者の子ども時代は、おそらく昭和40年代頃で、私は知らないはず。 なのに描かれる食べ物やまわりの光景がなつかしいのは、江戸むらさきを食べた時の口いっぱいに広がる磯の香りに、海を恋しく思う身体の記憶を呼び覚まされるのと同じなのかな。 一つだけ異論があるとすれば、私は関西生まれなので、スタンダードラーメンは、サッポロ一番みそラーメンではなく、エースコックのワンタンメンですね。
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表紙に惹かれて手に取らずにはいられなかった本。 作者の方は私の親くらいの世代の方で、登場する食べ物やそれに纏わる風景は身近なものもあるけれど「ああそういう時代もあったんだな」というものが多くて、あまりぴんとこなかったりする。 けれど味わう描写が情熱的で、全く口にしたことがない食べ...
表紙に惹かれて手に取らずにはいられなかった本。 作者の方は私の親くらいの世代の方で、登場する食べ物やそれに纏わる風景は身近なものもあるけれど「ああそういう時代もあったんだな」というものが多くて、あまりぴんとこなかったりする。 けれど味わう描写が情熱的で、全く口にしたことがない食べ物に対して凶暴なまでに「これ、食べたい」と思わされてしまう勢いがある。食って官能なんだと思わずにはいられない。 私はこの本を読んで普段は全く口にしないカレーパンを買いにパン屋に走ってしまった。胃腸が弱いたちなので食べたら案の定胃が痛くなってしまったけれど、それでも食べている間は幸せだった(笑)
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