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子は親を救うために「心の病」になる の商品レビュー

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51件のお客様レビュー

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2024/08/01

人にとって存在は変わらずにずっとある。「いる」から「ある」に自分の気持ちが向かうことが大切。自分がこの登場人物と似たような状況になってしまう可能性もある。こういう心理状況だと客観的に見ることで改善やまた悪化するのを防止出来るのかな。のんな気持ちがあるんだと知れてよかった

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2024/06/19

テーマがテーマだけに、読むのに時間がかかった、エネルギーがいる。 ただ、考えさせられる。 親も、かつては子供だった、ただの一人の人間だからな。

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2024/04/16

わたしは主張を認めてもらいたかったけど認めてもらえないままここまできてしまって、だから夫との話し合いの時にも被害者意識が強く出てしまうのだなと改めて感じた。親に謝られたことはない。主張が受け取られたことはない。絶対最後は言いくるめられていたから、今の夫との関係でも意見が受け取られ...

わたしは主張を認めてもらいたかったけど認めてもらえないままここまできてしまって、だから夫との話し合いの時にも被害者意識が強く出てしまうのだなと改めて感じた。親に謝られたことはない。主張が受け取られたことはない。絶対最後は言いくるめられていたから、今の夫との関係でも意見が受け取られないと「攻撃された、ちゃんと私を分かって」と自分が攻撃的になってしまう。頭では夫にそんな意図がないことは分かっているのに、心がトラウマから守ろうとして逆に攻撃してしまうのだ。 また、自分の親もそうした思いを抱えているのだろうなと思う。本当に感情の鎖だ。私は今年30になるが、親のように50歳を超えても親に心を支配されてそれに気づけないままいるのは怖いから、惨めになるし悲しいけど、これからもこう言った本を読んでいきたい。 親子の本を何冊も読み、その度自分を慰め、認め、反省している。親のようにならないために。

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2024/03/18

親にわかってもらいたいけれど、子供だし、言語化もしづらいし、表現方法もわからないし。そうすると親は間違って解釈したり、親がこうしたらよいと勝手に決めてしまったり、子供のモヤモヤに気づかないこともある。それの結末、子供が病気になってしまって、爆発する、ということがわかった。自分の幼...

親にわかってもらいたいけれど、子供だし、言語化もしづらいし、表現方法もわからないし。そうすると親は間違って解釈したり、親がこうしたらよいと勝手に決めてしまったり、子供のモヤモヤに気づかないこともある。それの結末、子供が病気になってしまって、爆発する、ということがわかった。自分の幼少期はどうだったか、と考えた時に、本にある事例のとおりではないが一部重なる点があって、早くこの本に出会う、また大学生以降になったら読んでおいた方が人生には役立つと思いました。

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2024/02/03

毒親でなくても親自身が抱えている不満や心の問題が子供に投影され、結果として子供の心の病となって現れるケースがあるという。そういった場合は親が自らの囚われている価値観を見直し解放されることで子供が回復する。 親自身の苦しみを受けて子供がそれを知らせようと心の病になる、という流れは...

毒親でなくても親自身が抱えている不満や心の問題が子供に投影され、結果として子供の心の病となって現れるケースがあるという。そういった場合は親が自らの囚われている価値観を見直し解放されることで子供が回復する。 親自身の苦しみを受けて子供がそれを知らせようと心の病になる、という流れはあまりに美しすぎないかと思うが、親が我慢しているために子供にも我慢することが美徳と教え込み、結果双方苦しむというのはわかる。 基本的に子供というのは親の価値観をもとに生きるので、そこに矛盾や健全な人間関係を作れない要因があると、後々問題を引き起こすということだろう。 「宇宙期」とこの本で呼んでいる悟りの境地に至ること、自分を抱えた問題ごと認めて価値観に縛られずに生きられるようにすることこそがこの本で伝えたいことなのかもしれない。

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2023/09/05

患者の側の思いが痛いほどよくわかる。 自分も親からの虐待を受けたと思っている。父親は自衛官で酒浸り、母親は元看護師で新興宗教にのめり込んでおり、今でもそれは変わらない。 ずっと、どこかでこの環境から抜け出したいおもっていた。仕事して結婚してようやく環境から抜け出せた。けど、生...

患者の側の思いが痛いほどよくわかる。 自分も親からの虐待を受けたと思っている。父親は自衛官で酒浸り、母親は元看護師で新興宗教にのめり込んでおり、今でもそれは変わらない。 ずっと、どこかでこの環境から抜け出したいおもっていた。仕事して結婚してようやく環境から抜け出せた。けど、生き方までは変えられず、うつ病になった。それから6年。今もうつ病を患ったまま。 親との関係はある意味もう諦めている。お互い死んでも分かりあうことはない。親は仕事が原因で自分がうつになったと思っているだろうが、根本はもっと深いところにあると思っている。 来週からカウンセリングが始まる。何が苦痛か、具体的にはわからない。でも話をして自分と向き合うことで、今までとは少し違った生き方ができるようになればいいなと思う。

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2023/08/16

令和の時代になって、「人権」というものが日常レベルで繊細に扱われるようになった。 しかし、昭和、平成の時代においては、自他の人権というのは憲法や法律によって守られるべきものであって、決して一人一人の個人が細心の注意を払って守るべきものではなかった気がする。 それゆえに、家庭教...

令和の時代になって、「人権」というものが日常レベルで繊細に扱われるようになった。 しかし、昭和、平成の時代においては、自他の人権というのは憲法や法律によって守られるべきものであって、決して一人一人の個人が細心の注意を払って守るべきものではなかった気がする。 それゆえに、家庭教育も学校教育も悪くいえば大雑把で、無神経なものも多かったのではないかと思う。 そんな躾や教育の結果が、今になって「毒親」「教育虐待」として取り沙汰されるようになった。 「毒親」「教育虐待」に少しでも思い当たる節がある人は、この世にたくさんいるだろう。 私が言いたいのは、「産んでもらった、育ててもらった親を悪く言うべきではない」とか、「みんな多かれ少なかれ嫌な思いをしながら育ってきているのだから自分だけ特別だと思って被害者ぶるな」ということではなく、自分の受けてきた躾や教育を俯瞰して捉え、自己理解に役立て、自分に必要なモノ、ヒト、コトは何なのだろうと客観的に冷静に考えるのはよいことだ、ということである。 この本を読んで、「自分の心の中にある消化できない闇や葛藤は何なのか」が分かれば、これからの生き方を考えることにつながる。誰かを恨んだり過去に囚われたりするための読書ではなく、未来を考えるための読書になればと思う。

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2023/07/04

ちょっと泣きそうになった。親の立場では受け入れ難い内容かもしれない。自分はいろんな形で親に依存し引きこもってきた。でも親の課題は自分と分けて考えて、自分が向き合うべき人生の課題から逃げないよう、頑張ろうと思った。

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2023/05/28

(心理的)虐待をされた記憶はないし、恵まれている方だと自覚しているが、あまり他の家庭の育児について触れる機会がなかったため実際はわからない。 しかし、大人になった今も周りの目が気になって仕方がなく、常に怒られないということを1番大事に生きている。とても生きづらい 両親との関係...

(心理的)虐待をされた記憶はないし、恵まれている方だと自覚しているが、あまり他の家庭の育児について触れる機会がなかったため実際はわからない。 しかし、大人になった今も周りの目が気になって仕方がなく、常に怒られないということを1番大事に生きている。とても生きづらい 両親との関係に起因しているのかは定かではないが自分がこうなったからこそ、子育てをする自信はなかなか持てない。 追記 コメント欄を見ると共感できるものが多くて安心してしまう

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2023/05/23

事例としてはなるほどと思ったが、心理学って幅がありそうなのに著者の「こうに違いない」強制力が働いた文章で、読んでてあまり楽しくはない

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