どんな本でも大量に読める「速読」の本 の商品レビュー
速読力=速読技術×ストックとして、技術よりもストックの重要性を示し、ストックを活用した高速大量回転法という速読術を提案する。 速度技術として、①読むのではなく見る。=音にする癖をなくす。(視野を広く保つ)②わかろうとしないということを挙げている。 ※ 分かるところとわからないと...
速読力=速読技術×ストックとして、技術よりもストックの重要性を示し、ストックを活用した高速大量回転法という速読術を提案する。 速度技術として、①読むのではなく見る。=音にする癖をなくす。(視野を広く保つ)②わかろうとしないということを挙げている。 ※ 分かるところとわからないところを切り分けとりあえず先に進んで回転する。 ストックについて ・ 脳が処理して理解できるのはストック部分だけ ・ 見るだけで理解するには 内容に関するストックが必要。 ・ 本に関するストックを最も豊富に持っているものは本自体。→本を繰り返し読む=ストックがたまる。 ・ストックがたまる→早く読める→ストックがたまるという好循環。複利効果。 ストックを活用 =ストックに依存した読み方 → 自分の持っているストックに引っ張られて 本の内容を勘違いする危険性がある。 高速大量回転法 ・本を上から眺めながら入ったり出たりする。 ・ 内容を否定しないでうなずきながら受け入れる。 ① 目次を5~10回転 ② 前書き、後書きを10回転 ③ 本文は見出しの拾い読みから3回転 ④ キーワードや自分の気になった言葉箇所を回転読み 一冊の本を読み終えて理解できたとして 今の自分に理解できたこと と数年後に理解できることは違う。 →ストックが変わるから。 だから、 読書に終わりはない。 読書 ○本と読み手の双方が関わって作り出す経験 ❌ダウンロードのように一方的に送られる 読書の目的 自分の持っている視点を手放す+著者の視点である新たな視点を手に入れる →どちらの視点でも見ることができるようになる 読んでいる中で本を読む目的が変わることもある。 積読 見る+思い出すことで高速大量回転の入り口になる。 本を情報処理とせず、双方向のやりとりと考える。その上で技術ではなく、ストックの重要性を説く発想が新鮮。 また、知識量よりも知識を活用、生み出すことを説いており、読書の意味を考えさせられた。
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これまで一冊の本を読み終え、内容を吸収したと満足している自分がいた。そんな自分に喝を与えてくれたのがこの本、そして高速大量回転法である。この読書法を活かして今後も様々なストックを蓄えていきたい。初めてこういった読書術系の本を読んだので、自分の読書を見直すいい機会になった。 一方で、本書冒頭で述べられている「音にしないでみるという速読技術の核心」について、参考書等でそこまで至るのにどれだけの回転数が必要なのかとツッコミたくなる部分もあった。 これからも読書術を本書のみに留まらず様々な本から吸収していきたい。
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目的を持たない読書に感銘を受けた。 知見が広まる予感がする。 目次やあらすじを要約のために読むというのは、少し自身の考えと異なる。大まかな内容を把握するために読むのならわかる。
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あるブロガーがオススメしていたので、購入し読んでみた。 今まで「速読をしよう」と考えたことがなかったので、面白く、興味深く思えた。 まだ実践できていないので星は4つとするが、もしもこれに書いてあるとおりの効果が得られるようであればこれは、読書をより効果的に、より素晴らしい物にして...
あるブロガーがオススメしていたので、購入し読んでみた。 今まで「速読をしよう」と考えたことがなかったので、面白く、興味深く思えた。 まだ実践できていないので星は4つとするが、もしもこれに書いてあるとおりの効果が得られるようであればこれは、読書をより効果的に、より素晴らしい物にしてくれる良書であると言って間違いないだろう。 これから試してみるのが楽しみである。
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「本を読むのではなく、本を読んでいる自分を読む」 【感想】 腹落ちする速読法が書かれていた。 今年の目標である週3冊読書を達成するために、学んだことをフル活用したい。 【まとめ】 ●ストック(知識や情報、経験)の大きさが読む速さに影響するため、いかにストックを最大化するかが...
「本を読むのではなく、本を読んでいる自分を読む」 【感想】 腹落ちする速読法が書かれていた。 今年の目標である週3冊読書を達成するために、学んだことをフル活用したい。 【まとめ】 ●ストック(知識や情報、経験)の大きさが読む速さに影響するため、いかにストックを最大化するかが重要 ・何かを読むときは、自分のストックを使って読んでいる ・質よりも回転数を上げる読み方が良い ●速読する際に気をつけるポイントは2つ ・音に出して読む癖をなくす ・内容を「わかろう」とする癖をなくす ●読書の目的は、ストックを変化させること
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「速読したいならストック(蓄積)を増やせ」これがこの本の言いたいことです。この本では「ストック」という言葉が頻出しその重要性を説いています。 私たちが何かを読むときには、これまでに自分が蓄えてきた知識や情報、経験などの「ストック(蓄積)」を使って読んでいます。そして、読む速さに...
「速読したいならストック(蓄積)を増やせ」これがこの本の言いたいことです。この本では「ストック」という言葉が頻出しその重要性を説いています。 私たちが何かを読むときには、これまでに自分が蓄えてきた知識や情報、経験などの「ストック(蓄積)」を使って読んでいます。そして、読む速さにはこの「ストック」の量や質が大きくかかわっています。 P9 まずはざっと目を通して本の特徴をつかみ、こうした知識や情報などのストックを積むことで、次に読むときには最初より速く読めるようになります。 P68 この方法なら全く知らない分野の本に挑戦するときにも使えそうですね。家に眠る難解そうな積読本に試してみようかしら。 ①速く読むからストックが蓄えられる ↓ ②ストックが蓄えられるから速く読める ↓ ③速く読むからさらにストックが蓄えられる P74 速読とストックの関係性はとても深いようです。とにかく速く読んでストックを増やすのが繰り返すのが大事なのですね。 ストックが読書においていかに重要かは僕も共感できます。例えば、興味のない理科や数学系の本の内容は頭に入ってきません。逆に興味ある歴史系の本ならば驚くほど頭に入ってくるのです。これがストックの力でしょうか。 もう一つこの本のキーワードとして「高速大量回転法」が挙げられています。 高速大量回転法で、最初に目次やまえがき・あとがきに絞って読んだり、わからなくても本文を「高速」で読むというのは、適当な読み方のようで、全体構造を把握し「木ばかりではなく森を見る」効果があります。 P84 読書を森林でたとえて、全体(森)→細部(木)の順で読むのをどの本でも共通してるので重要なんですね。 難解な本はいきなり本文に入らず、目次やまえがき・あとがきから攻略していきたいと思います。
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速読とはどういったものかを解説してくれている。テレビなどでよく見る魔法のような読み方は幻想であるという点を納得できたのはよかった。 が、速読をできている人ができている感覚をもった上での方法論であり、テクニックであるように強く感じた。と、いうのも試してみたのだが全くうまくいかず、時間の無駄のようにしか感じられなかったからである。信じて突き進めばいつかうまくいくのだろうかと不安しか残らない。 巻末の見ず知らずの人の感想も不安を煽る効果しかないし、著者も相当できる人であるだろうということで、そのスペックや素養がある人でないと効果が出ないのでは?と思いながらの読書になってしまった。 メモ 繰り返し読むことによってストックが蓄えられ、どんどん早く読める。「音にしないて読む」「わかろうとしないでみる」ことに注力しながら目次や見出しを繰り返し見て内容をストックしていく。 ・早く読むからこそ理解できる、忘れない。全体像を掴める ・1回目より2回目、とどんどん早くなっていく 「本は二度以上読まないと読書じゃない」千夜千冊 松岡正則 目次を繰り返して読む 全体像を掴める、ストックができる 前書き、あとがきを読む ポイントがまとまっていることが多い 本文、見出しだけを読む ストックができる なるほど、と相槌を打ちながらだと音にとらわれずに読めるので試してみてほしい 再び本文を読む 気になったところを読む、ただし繰り返し読む際には目次や見出しなどで全体を見ることを忘れずに、全体と一部を行ったり来たり繰り返し読む 極意は「本を読んでいる自分を読む」自分の中のストックと本との共鳴を感じる
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Stock of the background knowledge is the key to read fast. すでにその本の内容について背景知識(ストック)を持っている場合は速く読めるし、持っていない場合は速く読めない。それは本を読んで理解するというのは、知識が本から脳へ...
Stock of the background knowledge is the key to read fast. すでにその本の内容について背景知識(ストック)を持っている場合は速く読めるし、持っていない場合は速く読めない。それは本を読んで理解するというのは、知識が本から脳へ一方的にダウンロードされて起こるのではなく、脳にストックされた知識を使って内容を咀嚼・消化(著者は、本とストックの反応・共鳴、と表現しています)することだから。 具体的な方法としては、以下の通り。 1.目次を数回読む 2.前書き・後書きを数回読む 3.本文の見出しを数回読む 4.気になった箇所を中心に拾い読み 1から3でその本に関するストックを作り、4で深い内容に踏み込むという感じかな。
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速読の活用や本来の意味や本質に、気づかされた良いキッカケをくれた本。 ただ、アンチフォトリーディングなのが気になる
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