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満願 の商品レビュー

3.8

583件のお客様レビュー

  1. 5つ

    89

  2. 4つ

    245

  3. 3つ

    174

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    2

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2014/06/13

伏線が石ころみたいに落ちてる。ラストでホホゥと。女は何歳でもコワイよね!男は策に溺れてバカだよね!というのがすべてではありますが、テクニシャンだわ~。

Posted byブクログ

2014/06/13

短編集。一番気に入ったのは米澤作品には珍しいテーマの「夜警」。結末には何ともいいがたい気持ちになりました。

Posted byブクログ

2014/06/09

共感出来ず読了感が悪い。 短編集で、男女間の憎悪や嘘が描かれておりホラーっぽい。 ただ、どれも腑に落ちない、パッとしない感があり合わなかった。

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2014/06/08

穂信さんの新たな一面。 短編ながらどれも練りに練ったという印象。 特に私は最初の「夜警」に驚かされた。 「万灯」も怖かったし、「死人宿」もザワッとしたし。 「柘榴」「関守」「満願」ミステリーというよりもホラーに近いものを感じました。 この作家さんの持ち味のきちんと積み重なって行く...

穂信さんの新たな一面。 短編ながらどれも練りに練ったという印象。 特に私は最初の「夜警」に驚かされた。 「万灯」も怖かったし、「死人宿」もザワッとしたし。 「柘榴」「関守」「満願」ミステリーというよりもホラーに近いものを感じました。 この作家さんの持ち味のきちんと積み重なって行く畳みかけるような論理、短編にこんなにもマッチしたんですね、またこういった短編集読みたくなります。 ただし、後味はネガティブになってしまいそう。

Posted byブクログ

2014/06/07

大人のミステリー。星新一のSSみたいな読後感。 気持ち悪いおもしろさ。 佐原成海はわたしのトロフィーなのだ。

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2014/06/05

「願い」をテーマにした6編のミステリ短編集。交番勤務の警官、在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件。それぞれ趣が異なり、上手い語り口に引き込まれていく。ミステリというより「世にも奇妙な物語」のテイストに近い感じ。事件の意外な成り行き、人の...

「願い」をテーマにした6編のミステリ短編集。交番勤務の警官、在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件。それぞれ趣が異なり、上手い語り口に引き込まれていく。ミステリというより「世にも奇妙な物語」のテイストに近い感じ。事件の意外な成り行き、人の心理を巧妙に描いていて、ゾクっとするようなラストが待ち受けている。後味はよくないが不思議な余韻が残る傑作です。

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2014/06/03

面白かった!個人的には『儚い羊たち~』の方がより好みですが。「満願」成就のための罪と目論見、自らを誇る方法は様々だ。「夜警」とんでもないことを隠すために辿り着いた結論って。「関守」「万灯」どれも二度読みしちゃう。

Posted byブクログ

2014/06/01

「儚い羊たちの祝宴」がよかったのと、新聞に載ってたので買ってみた。 短編で、どの話も結構、入り易くドキドキ感があるのですが、そのオチ(からくり)が強引であり、読後感はあまりよくないです。たとえバッドエンドであっても、クオリティが低いので残念でした。ハードカバーで、買うほどのもんん...

「儚い羊たちの祝宴」がよかったのと、新聞に載ってたので買ってみた。 短編で、どの話も結構、入り易くドキドキ感があるのですが、そのオチ(からくり)が強引であり、読後感はあまりよくないです。たとえバッドエンドであっても、クオリティが低いので残念でした。ハードカバーで、買うほどのもんんではないです。「儚い~」の方が、断然面白い。 満願 「学があるというのは大きなことです。この世はとかくままならぬもの。でも学があれば、世が世ならと臍をかむこともきっと少なくなりましょう。」

Posted byブクログ

2014/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

手がかりとなる描写がさらりと記述されていて、かえってそれが重要であると気づきにくい。改めてよねぽの凄みを感じた。

Posted byブクログ

2014/05/29

6作の短編集。どれもこれもドラマティックでひきこまれるけど、「関守」が好きでした。 決まって事故が起こる峠道のカーブを、雑誌の都市伝説コーナーで取り上げるため、取材を敢行したフリーライターが遭遇した事件ー。

Posted byブクログ