珈琲店タレーランの事件簿(3) の商品レビュー
8巻を読む前に一応と再読したけど、こんなに後味の悪いブレンドでしたっけ…。何かを極めると云うことは、取り憑かれて道を踏み外す可能性もあるでしょう。よくある線の引きどころというものがわからなくなると、人間怖いものです。明日は我が身でもありますね。2022.09.09
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バリスタの大会って実際にあるのかな。 長丁場で大変そうとも思うけど、それ以上に、こんなギスギスというか、人を蹴落とそうとするような人たちが集まるって嫌だな。 そんな人たちの入れるコーヒーが本当においしいのかなと素朴な疑問。 味って、技術だけじゃないと思うんですけど。 コーヒーの...
バリスタの大会って実際にあるのかな。 長丁場で大変そうとも思うけど、それ以上に、こんなギスギスというか、人を蹴落とそうとするような人たちが集まるって嫌だな。 そんな人たちの入れるコーヒーが本当においしいのかなと素朴な疑問。 味って、技術だけじゃないと思うんですけど。 コーヒーの専門用語がわからないので、事件の概要が掴みきれない部分もありましたが、今回も美星さん大活躍。 ご自身の過去も関わってくるので、少しせつないところもありました。 それにしてもアオヤマさんとの関係が進展しないのは相変わらず。 いつまでこの調子なんだろ。
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珈琲店タレーランの長編作品。 おぉ、副題のとおり、「心を乱す」だった。実際の大会をもとに著者が書いた創作とのこと。人間の嫌らしい部分が多分に表現されていて、きっとこういうことはどの業界にもあるんだろうなと思ってしまった。 珈琲は素直な心で淹れればおいしくなるのか。やってみよう。
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今回は関西バリスタ大会に出場する美星さんと付き添いのアオヤマくんが、異物混入事件に巻き込まれるお話。1,2作目と違って、全編を通して1つの事件を追っていくものでした。なんだか哀しい結末だったな。しかしこのシリーズにすっかりハマってしまった!
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「珈琲店タレーランの事件簿」の3冊目ですね。 今回はバリスタコンペティションを巡る事件がテーマ。 美空のバリスタの成り立ちや師匠が鍵を握る。 キャラクターもしっかり描かれて、筋書きがシリーズをもり立てて行くようにリードしてきていますね。 主人公と美空の接近も深まる気配。 バリスタ...
「珈琲店タレーランの事件簿」の3冊目ですね。 今回はバリスタコンペティションを巡る事件がテーマ。 美空のバリスタの成り立ちや師匠が鍵を握る。 キャラクターもしっかり描かれて、筋書きがシリーズをもり立てて行くようにリードしてきていますね。 主人公と美空の接近も深まる気配。 バリスタコンペティションも取材が確かで珈琲ファンにも楽しい物語でした。 まだまだこのシリーズは面白く成りそうです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了です。バリスタの大会のお話だからか専門知識がモリモリと出てきて、読んでいて楽しかったです。今までの短編式と違って長編なので、お話が長く感じました。だからといって飽きるわけでもなく、展開は早かったので一気に読み終わってしまいました。 最初の塩コーヒーのお話があったので、犯人が味覚障害なのではということには割と早めに気が付きました( コナンくんの犯人でもいたからね )なんというか、謎が解けてスッキリ!というより、悲しくてやるせない読後感です。 1番怖いのは人間なんだなと実感しました。続きも楽しみです。
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みにくい…みにくい争いですぞっ。 かような心根で淹れたコーヒーが 美味しいわけがあるでしょーか! ってくらい野望渦巻く大会でした(¬_¬) まぁ、おかげさまでいろいろ コーヒーうんちくも楽しめたけど。
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本格的な密室トリックで、推理小説として面白かったです。犯罪の内容は心痛むものでしたけど。私は短編よりも長編が好きなので満足です。
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短篇のつもりで読み始めたら、長編でした。負の感情の連鎖が引き起こす事件。死者が出ないところが、このシリーズのいいところ。主人公ふたりの距離が近くなるのが楽しみです。
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ターレランシリーズ3部作目です。私は本書のような少しライトな推理小説が好きでよく読んでいます。言葉が適切かどうかわかりませんが、私にとってターレランは箸休め的な位置付けです。登場人物も魅力的でコーヒーに対する知識も色がり、推理小説としても楽しめる本書は私にとって最適なシリーズも...
ターレランシリーズ3部作目です。私は本書のような少しライトな推理小説が好きでよく読んでいます。言葉が適切かどうかわかりませんが、私にとってターレランは箸休め的な位置付けです。登場人物も魅力的でコーヒーに対する知識も色がり、推理小説としても楽しめる本書は私にとって最適なシリーズものです。 ここからは3部作目についてのレビューになります。正直に言って3部作目である本書は私のイメージと乖離している部分が多かったです。 先に述べた通りサクサクとした推理が魅力だと感じていたのですが、本書は1つの事件を1冊丸々使って推理していきます。登場人物もかなり増えて箸休めにしては少々ボリューミーな一冊でした。 このボリューミーさを長所と捉えることもできるかと思いますので、人によっては1部、2部よりも良いと感じる人も多いと思います。
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