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珈琲店タレーランの事件簿(3) の商品レビュー

3.3

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    82

  4. 2つ

    12

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    3

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2014/07/14

他の読者さんも感じているように、今までのタレーランとは少々変わっていた印象。 1作目では、日常にある不思議を解いた短編集といった感じでとても気軽に読めた印象だった。2作目は短編といった感じではなかったが、京都を舞台にしていたことも、バリスタの妹が鍵になっていたことで、1作目とそ...

他の読者さんも感じているように、今までのタレーランとは少々変わっていた印象。 1作目では、日常にある不思議を解いた短編集といった感じでとても気軽に読めた印象だった。2作目は短編といった感じではなかったが、京都を舞台にしていたことも、バリスタの妹が鍵になっていたことで、1作目とそこまで軸がずれてなかったように思える。 そして3作目。既刊2作に比べ、ミステリー色が強くなり、またこの作品特色のバリスタとアオヤマの掛け合いの面白さは少なかった印象。 それでもストーリーや話の展開、現在の章の後ろに千家目線での過去が描かれる形は面白かったなあと思う。容姿のみを描くことでこれは美星なのか山村なのかと考えさせられた。 犯人やその事件を起こすに至った経緯、未来を考えると今作は切なくなるばかりであるが、未来が少しでも明るくなることを願うばかりだ。

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2014/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集から一転、ボリューム感のある長編へ。 長編である分、一人ひとりの登場人物が掘り下げて描写されており、推理小説っぽい印象になった。 反面、アオヤマとバリスタの掛け合いが減り、今までの作品とはテンポが違うように感じた。

Posted byブクログ

2022/11/14

今回は長編。 登場人物が多くて、なかなか覚えられなかった。 今回の舞台、マンガ「バリスタ」を思い出した。 「切間美星」の漢字の説明が微妙。

Posted byブクログ

2014/06/28

+++ 実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠され...

+++ 実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか―。美星の名推理が光る! +++ KBC=関西バリスタコンペティションの第五回大会の日程に従って物語は展開する。が、思わせぶりに五年前の場面がプロローグとして描かれているのが、このあと起こる事件のヒントになるのだろうと読者を身構えさせる。当然、どうつながるのかを探りながら読むことになる。その種明かしが、いささか拍子抜けと言えないこともない。ほのぼのとしたエピソードではあるのだが。事件自体は、無理やりな感じもしなくはないが、タレーランを抜け出して謎解きをする美星バリスタもたまにはいいかもしれない。コーヒー豆を挽きながら集中する姿があまり見られなかったのは残念でもある。次はタレーランで会いたいと思う一冊だった。

Posted byブクログ

2014/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は個性的なプレーヤーが何人も出てきて、美星とアオヤマは完全に脇役になったような。今までのタレーランとはかなり変わった雰囲気に。

Posted byブクログ

2014/06/15

シリーズ初の長編。例の決め台詞は出なかったものの、長編なれではの怒濤の謎解きラッシュの醍醐味は小気味良くて良し。テンポ、トリックも良し。プロローグとエピローグで使われておる手法(ボクは個人的に暗黒館スキームと呼んでいる)は最近流行ってるのか?

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2014/06/14

シリーズ3作目は、美星がバリスタ大会に出場し、そこで起きた事件を解決を推理していく。 トリックはよく考えられているのだが、トリックを仕込むための設定であったり、それを設定したり説明するための会話やストーリーであったり、作られた感を感じる。 今までのタレーラン調が薄く、キャラクタ自...

シリーズ3作目は、美星がバリスタ大会に出場し、そこで起きた事件を解決を推理していく。 トリックはよく考えられているのだが、トリックを仕込むための設定であったり、それを設定したり説明するための会話やストーリーであったり、作られた感を感じる。 今までのタレーラン調が薄く、キャラクタ自身の魅力を描く部分が少なく、前2作ほどおもしろくなかった。 今までのように、京都の街やカフェ店舗を活かす場面設定の方がいいのではないか。推理するときの決めポーズ、決め台詞もなかったけど、お約束は使った方がいい。

Posted byブクログ

2014/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

珈琲をテーマにした謎解きでシリーズ化するのは早々にネタが尽きるだろうなと危惧した通り、無理矢理感が強いストーリーとなっていて残念。

Posted byブクログ

2014/06/12

まさか、3作目が出るとは驚きでした。 でも、今回が一番、謎解きっぽかったかな。 ただ、登場人物多すぎて、イマイチ把握できませんでした。 結局、美星さんとアオヤマさんは、どうなるのでしょうか?? きっと気になって、続編が出たら買っちゃいます。

Posted byブクログ

2014/06/01

果たして珈琲は人の心を惑わすものか癒すのか。 自らも出場したバリスタ大会で起きた異物混入事件の謎を解き明かすべく 切間美星は付き添いのアオヤマとともに奔走するのだが。 珈琲店タレーランシリーズ第三巻。 バリスタ大会なんてあるんだー と知らない世界をのぞき見ているようで楽しく読ん...

果たして珈琲は人の心を惑わすものか癒すのか。 自らも出場したバリスタ大会で起きた異物混入事件の謎を解き明かすべく 切間美星は付き添いのアオヤマとともに奔走するのだが。 珈琲店タレーランシリーズ第三巻。 バリスタ大会なんてあるんだー と知らない世界をのぞき見ているようで楽しく読んだ。 トリックにはちょっと無理を感じたのと登場人物が多いせいか ごちゃっとした感は否めなかったけれど。 今回もコーヒーを飲みに行く度に少しずつ読んでいたので読了までに結局1ヶ月くらいかかった。 そんな読み方がふさわしいシリーズだと思う。

Posted byブクログ