春を背負って の商品レビュー
「あるがままの相手を打算なしに受け入れることができるところも人間の本質」巻末の対談で出てきた作者の言葉がしっくりくるいい話の短編集。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
教科書に載せたくなるくらい、爽やかなお話。 山の魅力やそこで働く苦労と共に語られる人生観や夫婦観に、そうだよなぁと納得したり、考えたり。時にはホロリと涙しそうになったり。 若い人に読んでもらいたい一冊ではあるけれど、若い頃に読むと説教臭い感じになってしまうのかなぁ・・・と思ったり。 登場人物はいい人ばかりで、交わされる会話も心地良い。 山の新鮮な空気を吸いに行きたくなるような一冊。
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美しい山並みが浮かんできて、さくさく読み進めたホンでありました。 美しいお話を読めてよかったです。 温泉があるなら山小屋の番をしたいなぁ・・・・と、季節があることを抜きにして思ってしまいました。
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映画が話題のようだったので、原作を読んでみた。山の厳しさもあるが、全体的にほっこりする物語。昔立ち寄ったことのある山小屋を懐かしく思い出した。その後映画をみたが、見なければよかった。
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笹本さんのほかの作品と比べると、やや緊張感がなくゆったりとした話だったような。。 早春のきりりとした空気感を期待していただけに、評価は低くなったけど、久々の山岳小説でした。
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「疑似好天」の不思議な夫婦の縁に涙して・・・ 「春」を背負っていることを感じられる人でありたい・・・ 詳細は拙ブログにて↓ http://blog.goo.ne.jp/fc2008/e/0399c9506280dbd6d9b209fb3bdf69b5
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温かい。 人と人との繋がりっていいな。そう素直に信じたくなる物語。 こんな温かい場所があるなら、行って仲間に加わりたい。 人との繋がりを大切にしたくなる一冊。
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【監督・木村大作、主演・松山ケンイチで感動の映画化!】奥秩父の山小屋を舞台に、山を訪れる人々が抱える人生の傷と再生を描く感動の山岳短編小説集。二〇一四年六月東宝より映画公開予定。
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毎日を淡々と暮らす様子がいいのだけれど、山に登ったら、人生を語りたくなるのでしょうか。やたら人生を語る。 「山には慣れているようだから、本人にすれば余計な心配はするなと言えないところだろう。」って文。変です。
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笹本稜平の本は以前に読んで、好みに合わない悪文だと思っていた。映画が公開されるとのことで読んでみたがやはり下手くそだった。もう二度と読まない。
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