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春を背負って の商品レビュー

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78件のお客様レビュー

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2014/08/14

ゴロさんの言葉が、深くてよかったです。山、山小屋に行きたくなります。山小屋で働くことに憧れます。山は心の避難小屋、っていいなぁ〜。

Posted byブクログ

2014/08/11

「生きること」と「働くこと」、そして、「家族」「地元(郷土愛)」を考えさせられる作品でした。 志があり選択したはずの仕事。それなのに、いつの間にか仕事に追われ、本来の目的を失ってしまい、「何のために生きているのか」と考えてしまう時が多々あると思います。実際、僕もそうです。 働くこ...

「生きること」と「働くこと」、そして、「家族」「地元(郷土愛)」を考えさせられる作品でした。 志があり選択したはずの仕事。それなのに、いつの間にか仕事に追われ、本来の目的を失ってしまい、「何のために生きているのか」と考えてしまう時が多々あると思います。実際、僕もそうです。 働くことは、生きること。生きることは、働くこと。両者は同義。そして、何のために生きるのか、誰のために働くのか。 忙しい日々が続いている方に、ぜひ、観ていただきたい作品です。きっと、自分が生きている理由、働いている理由、そして、生かされている理由を感じることができるはずです。オススメの作品です。

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2014/08/03

映画を先に観てしまったのだけど、原作とは違うものの裏切ってなく、安心した。登山、苦手だけど登って見たくなった。

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2014/07/30

山小屋のお話。 外の世界から遮断されているようで、 強い絆で結ばれている感じがよく出てた気がします。

Posted byブクログ

2014/07/27

清々しい読後感。映画化になったことに興味を持ち、手に取ったが、読みだしたら止まらない、期待以上の傑作。 この小説の魅力の一つは、ホームレスのゴロさんのキャラクターであり、彼の存在だ。 主人公の亨の「欲と夢ってどう違うんだろう」との問いに、「欲しいものを楽して手に入れようとするのが...

清々しい読後感。映画化になったことに興味を持ち、手に取ったが、読みだしたら止まらない、期待以上の傑作。 この小説の魅力の一つは、ホームレスのゴロさんのキャラクターであり、彼の存在だ。 主人公の亨の「欲と夢ってどう違うんだろう」との問いに、「欲しいものを楽して手に入れようとするのが欲だよ。…夢は、それを手に入れるために労を厭わない、むしろそのための苦労そのものが人生の喜びであるかのようななにかだな」と、照れながら話すゴロさん。 さらに、自殺願望だった美由紀も、「生きるのって、自分のためだけじゃないんだって気がついた…自分というトンネルをいくら奥へ奥へと掘り続けても、出口は見つからない。空気もない光もない世界から抜け出すには外へ向かうしかないんだよ。人のいる場所へ、心と心が触れ合う場所へ」と、語る。こんな二人と山小屋を運営する亨が、なんとうらやましいことか。 「山は心の避難小屋」 こんな山小屋の人たちがいる山があるなら、30年ぶりに行きたくなった。

Posted byブクログ

2014/07/20

人をそのまま受け入れてくれる人生の避難小屋みたいな山小屋での人と人との出会い、ふれあい、そこで生まれてくる温かいものを描いた作品でした。映画とはずいぶん違うけど、それぞれが目指している所は同じで、それぞれを楽しめました。 山へ行って、下界の垢を落としたくなったら、また読んでみたい...

人をそのまま受け入れてくれる人生の避難小屋みたいな山小屋での人と人との出会い、ふれあい、そこで生まれてくる温かいものを描いた作品でした。映画とはずいぶん違うけど、それぞれが目指している所は同じで、それぞれを楽しめました。 山へ行って、下界の垢を落としたくなったら、また読んでみたいと思います。

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2014/07/09

なんと清々しい1冊。 少しご都合主義だし、ちょっとナナメ読みすると物語から脱出してしまうところがあるけど、 キャラクターの人間味や山の魅力の描写がそこをカバー。 亨とゴロさんや美由紀との関係が温かい。 章ごとに少しミステリ臭もして読み進めるのが早かった。 すこし登山はお休みして...

なんと清々しい1冊。 少しご都合主義だし、ちょっとナナメ読みすると物語から脱出してしまうところがあるけど、 キャラクターの人間味や山の魅力の描写がそこをカバー。 亨とゴロさんや美由紀との関係が温かい。 章ごとに少しミステリ臭もして読み進めるのが早かった。 すこし登山はお休みしているけれど、また山に行きたいと思える1冊でした。

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2014/07/04

映画を見る前に読んでみました 。 「遭難ハートフルストーリーだよ」と 登山サークルの先輩に言われつつ 貸していただきました 読んでみて そう言われたことに少し納得 。 少し不思議なことがたくさん起こります 人のつながり や 家族の絆 そういったことが丁寧に書かれていました 山...

映画を見る前に読んでみました 。 「遭難ハートフルストーリーだよ」と 登山サークルの先輩に言われつつ 貸していただきました 読んでみて そう言われたことに少し納得 。 少し不思議なことがたくさん起こります 人のつながり や 家族の絆 そういったことが丁寧に書かれていました 山で生きることが一番しっくりくるという 主人公の姿に憧れます

Posted byブクログ

2014/06/18

奥秩父の山小屋をめぐるお話。山小屋主、従業員や来訪者の個々の境遇や感情が語られる物語。 いくつかの編に分かれていて、ストーリー仕立てになっているものから何か考えさせられるものまで。 軽くて読みやすい。

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2014/06/19

本ではなく映画の感想です。 原作は読んでいないので、比較は出来ませんが、なかなか良い映画でした。 映画界では、今や泣く子も黙る74歳の木村大作爺さんの監督・撮影による、北アルプス立山での山小屋の物語。(監督としては2作目) この爺さんは、空撮やCGを一切使わないで、地べたで撮影す...

本ではなく映画の感想です。 原作は読んでいないので、比較は出来ませんが、なかなか良い映画でした。 映画界では、今や泣く子も黙る74歳の木村大作爺さんの監督・撮影による、北アルプス立山での山小屋の物語。(監督としては2作目) この爺さんは、空撮やCGを一切使わないで、地べたで撮影するのをモットーにしており、それが返って迫力を生み、かつ本物の素晴らしい山岳風景や、山麓の桜・立山杉の自然が堪能出来ます。 映像の迫力だけで比較するなら、前作の「剱岳 点の記」の方が良かったが、今回は人間がメインになっている分、監督としての進化が見られます。 人間の描き方が、きれいごと過ぎる感もありますが、今時こんな純情な作品にはなかなかお目に掛れません。 木村大作の直球一本やりの感じが気に入っています。 豊川悦司、蒼井優、壇ふみ、小林薫らのわき役陣も素晴らしい。壇ふみも綺麗な老い方をして素敵でした。ただ豊川悦司は大阪の八尾の出身のくせに、東京の人間が喋るような変な大阪弁になっているのはいただけない。八尾ならベタベタの河内弁で喋れば良いのに。せっかくの腹に響く良い声が台無しです。

Posted byブクログ