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春を背負って の商品レビュー

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78件のお客様レビュー

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2014/06/19

2014.6.14 映画を観てきた。 8割方読み終えて、期待が大きすぎた。 映画のほうがいい作品と、原作本のほうがいい作品がある。これは後者だった。登場人物も少しイメージと違っていた。 あと少し、読んでしまいたい。 最後になって、ぐっと盛り上がった。 山がいいのか、たまたま人が良...

2014.6.14 映画を観てきた。 8割方読み終えて、期待が大きすぎた。 映画のほうがいい作品と、原作本のほうがいい作品がある。これは後者だった。登場人物も少しイメージと違っていた。 あと少し、読んでしまいたい。 最後になって、ぐっと盛り上がった。 山がいいのか、たまたま人が良かったのか、小さくても自分が生きるコミュニティがあることがいかに幸せか、再認識した。うらやましい。

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2014/06/13

わたしは好き。 ハラハラ・ドキドキも、伏線も謎解きも裏切りもないけれど。 人生そろろろ折り返し地点てやつなのかな、、、て思う出来事があった直後から読み始めたので。 劇的ではないけれど、そっと心にメモっておきたいひと言が、ちょこちょこ出てきました。 そろそろ、自分が主人公の人生で...

わたしは好き。 ハラハラ・ドキドキも、伏線も謎解きも裏切りもないけれど。 人生そろろろ折り返し地点てやつなのかな、、、て思う出来事があった直後から読み始めたので。 劇的ではないけれど、そっと心にメモっておきたいひと言が、ちょこちょこ出てきました。 そろそろ、自分が主人公の人生ではなく、人のために使った時間から、心の豊かさを得るような生活を目指してみようかしら。

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2014/06/10

山小屋小説。そんなジャンルは無いが、それで大方説明がつくんじゃないか。 山小屋小説らしく、人生を見直したり、人を癒す、優しい話が続く。 しかし作者は冒険小説の書き手、優しいだけでなくミステリアスな展開があったり、ちょっとしたハイテクを小道具にしたりしている。

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2014/06/07

奥秩父の小さな山小屋と、そこにやって来る人々のショートストーリー集。山岳小説というと、厳冬期のアルプスを単独でといった、ちょっと現実離れしたものが多い。この本は、自分がしょっちゅう行っている奥秩父を舞台として、また、キビシイ登山の話もほとんどないので、身近に感じることができる。 ...

奥秩父の小さな山小屋と、そこにやって来る人々のショートストーリー集。山岳小説というと、厳冬期のアルプスを単独でといった、ちょっと現実離れしたものが多い。この本は、自分がしょっちゅう行っている奥秩父を舞台として、また、キビシイ登山の話もほとんどないので、身近に感じることができる。 主人公は、民間企業の技術者で、会社を辞めてから山小屋を継いでいる設定。なんてうらやましい設定。

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2014/05/28

良いお話でした 連作の短編6つからなっています 父が経営していた山小屋を継いだ長嶺亨さん 営業期間だけ手伝いにやってくるゴロさん もう一度生きようと決心した美由紀さん 山小屋の経営は大変そうですが、とても魅力を感じます。 心暖まる気持ちの良い作品です。

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2014/05/14

山岳小説みたいだし、映画化される帯をみて購入。いい小説だった。主人公の名前が一緒だし。 山小屋の主人、少し憧れる。でも大変だろうなー。

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2014/05/11

「春を背負って」 春になって、山小屋へ今年もいける喜びが伝わる言葉でした。 苦労してたどり着けるから喜びがあり、下界とは全く違う素晴らしい景色が堪能できる山ってやっぱりいいですね。 最近は楽してなんとか過ごせないかと、そればかり考えていた自分を反省しました。 それを気づかせてくれ...

「春を背負って」 春になって、山小屋へ今年もいける喜びが伝わる言葉でした。 苦労してたどり着けるから喜びがあり、下界とは全く違う素晴らしい景色が堪能できる山ってやっぱりいいですね。 最近は楽してなんとか過ごせないかと、そればかり考えていた自分を反省しました。 それを気づかせてくれて感謝です。 映画も観にいきたいです。 2014/5

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2014/05/10

旅先でロケされた本と知り、本屋で見つけて購入。 久しぶりに読んだ小説ということもあってか、旅先という非日常の空間のせいもあってか、ぐいぐい読めた。登山もしないし山の知識は全くないが、それでもスケールの広さと自然の雄大さを感じて心が洗われるような感覚になれた。 ゴロさんの正体にドキ...

旅先でロケされた本と知り、本屋で見つけて購入。 久しぶりに読んだ小説ということもあってか、旅先という非日常の空間のせいもあってか、ぐいぐい読めた。登山もしないし山の知識は全くないが、それでもスケールの広さと自然の雄大さを感じて心が洗われるような感覚になれた。 ゴロさんの正体にドキドキしたり、美由紀の気持ちがわかるなあと共感したり、色んな登山客のストーリーが本当に面白かった。ぜひ映画見たい!!

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2014/05/06

久しぶりに山の小説を読みたくなって手にしました。 奥秩父の架空の山小屋を舞台にした短編小説と言うのか小さいほのぼのとしたお話のかたまりです。 それでも世の中がどうなっているんだと考えさせられるエピソードが散りばめられてありそれなりに楽しめます。 春を背負ってと言うタイトルが物語っ...

久しぶりに山の小説を読みたくなって手にしました。 奥秩父の架空の山小屋を舞台にした短編小説と言うのか小さいほのぼのとしたお話のかたまりです。 それでも世の中がどうなっているんだと考えさせられるエピソードが散りばめられてありそれなりに楽しめます。 春を背負ってと言うタイトルが物語っているように春を背負ってやって来る人達が少しづつ集まって重ね合わせるようにこの物語を支えているのですね。 登場する人たちの微妙で程よい距離感が気持ちいいです。 主人公が言っているように歳を重ねると今まで見えてなかったものが見えてくるし、感じなかったことが見えて来るのですね。 この本を読んでいると、いつか行った奥秩父の森に囲まれてみたい気になるのが不思議です。

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2014/05/06

話がうま過ぎ感はあるけど安心して読めます。 ただ、一つだけ深く考えさせられたのは身寄りのない男性が脳梗塞で倒れ、病院に運ばれたシーン。自分の最期を自由に選択出来ない辛さとそれを許さない友人。どちらの言い分も間違っていないし、正解でもない。舅が一時医療放棄した時に似てて読んでて胸が...

話がうま過ぎ感はあるけど安心して読めます。 ただ、一つだけ深く考えさせられたのは身寄りのない男性が脳梗塞で倒れ、病院に運ばれたシーン。自分の最期を自由に選択出来ない辛さとそれを許さない友人。どちらの言い分も間違っていないし、正解でもない。舅が一時医療放棄した時に似てて読んでて胸が痛くなった。納得のいく最期とは何だろうか。若い頃には全く思いもしなかった事が直面しているお年頃…

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