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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) の商品レビュー

4.2

49件のお客様レビュー

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2025/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか〔上巻〕』は、15年間無敗を誇り「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と称された伝説の柔道家、木村政彦の人生を描いたノンフィクションです。 物語は、プロローグで木村政彦の愛弟子・岩釣兼生が登場する場面から始まります。1976年夏、彼は師の復権を願い、全日本プロレスの事務所でジャイアント馬場と契約交渉に臨みます。しかし激しいやり取りの末に契約は成立せず。ーこの場面は、師弟の絆を浮かび上がらせるとともに、下巻へとつながる大きな伏線ともなっています。 本編では、熊本に生まれた木村が「鬼の牛島」辰熊に才能を見出され、地獄の稽古を経て柔道界の頂点に上り詰める姿が描かれます。全日本選手権を連覇し、天覧試合にも勝利して名実ともに“最強”と称されました。 しかし戦争と敗戦は彼の道を大きく変えます。GHQによる柔道禁止、プロ柔道の旗揚げと挫折。ー時代の荒波に翻弄される中でも、木村は「強さとは何か」を問い続けました。やがて生活のために海外へと渡り、ハワイやブラジルで新たな挑戦に踏み出していきます。 上巻では、少年期から戦後までの軌跡を通して、栄光と屈辱を背負いながら生き抜いた木村の姿が鮮やかに浮かび上がります。単なるスポーツ伝記を超え、師弟の絆や人間の誇りを描いた作品です。 正直、木村政彦という柔道家のことはこの本を読むまで知りませんでしたが、読み進めるうちにその存在の大きさと時代の重みがよくわかりました。 これから木村政彦がどうなるのか下巻を読むのが楽しみです。(木村はグレイシーに勝つのですよ!)

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2025/05/10

夢中になって読んだ 柔道の立場からの記述がすごく好感を持てる また資料を丁寧にあたる姿勢に非常に好感が持てる ありがとうございます♪

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2025/04/27

木村政彦は一体、何に負け、なぜ汚名を雪ごうと行動に移し結果を示さなかった、という戦後の格闘技の歴史の謎に迫る作品です。 主人公たる木村政彦の生まれた大正から始まり、その人生を追い、なぜ、という疑問を捉えるための前提知識を過不足なく提供してくれています、そのために上下巻が必要で、ハ...

木村政彦は一体、何に負け、なぜ汚名を雪ごうと行動に移し結果を示さなかった、という戦後の格闘技の歴史の謎に迫る作品です。 主人公たる木村政彦の生まれた大正から始まり、その人生を追い、なぜ、という疑問を捉えるための前提知識を過不足なく提供してくれています、そのために上下巻が必要で、ハードカバーの頃には上下二段組です。はじめて読んだ時は、辞書か六法全書かなって気持ちになりました、デカい厚い太い著作でした。 強くなっていく木村政彦の、勝つことへの情念の強さ、異常な練習量と工夫への驚き そして、たった一度の出来事から、敗者のレッテルを貼られ、苦しむ姿に、ただただ切ないです 昭和の時代の十数年間、徒手格闘において、最強に違いなかった男の物語だから、強い男への憧れを持ち、強い男の価値を信じる人にオススメです

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2024/08/23

かなり分厚い本ですが、ぐんぐん読み進んでしまいました。読みながら、木村政彦という男の熱さと寂しさに涙しました。

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2024/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とにかく圧倒的 力道山の行いをどう思うかはその人次第 真実はこの本だけではわからないが、非道の噂も多い力道山に心は寄せられない 木村の気持ち、その後の生き様を思うと胸が重くなった プロと強者は交わることができなかった時代なのだと思う 念で人を殺せる、信じられないならやってやろうか、、、に戦慄を覚えた

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2024/06/03

感想・レビューは下巻の方に書きます https://booklog.jp/users/xaborgar/archives/1/4101278121

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2024/05/24

木村政彦という人物は全く知らなかったが、とにかくすごく強かったようで、下巻が面白そう もう少しコンパクトならなおよかった

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2024/02/19

力作。クソ面白い。 木村政彦というトンデモな人が存在したのを初めて知った。 彼の生涯をなぞった柔道の歴史書。

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2023/02/22

登場人物のほとんどを知らなかったし柔道の歴史に興味を持ったことすらなかったが、それでもおもしろい。下巻に続く終わりの盛り上げかたもすぐに続きを読みたくなる。この時代の人たちが皆、ここに出てくる人物たちほどではないにしろ、いまよりは圧倒的に芯の太い人間は多かったことだろう。

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2023/01/15

  木村政彦という武道家を軸に、 戦前戦後の格闘技とその歴史をひもとく。 内容たっぷりすぎて消化できない、読み応えありすぎ。 柔道史観そのものを根底から覆された。 フリーメイソンが興行支援に大きく関わっているのも驚いた。とにかく力道山という人間には読んでいて怒りさえわいた。 ...

  木村政彦という武道家を軸に、 戦前戦後の格闘技とその歴史をひもとく。 内容たっぷりすぎて消化できない、読み応えありすぎ。 柔道史観そのものを根底から覆された。 フリーメイソンが興行支援に大きく関わっているのも驚いた。とにかく力道山という人間には読んでいて怒りさえわいた。 現代では、命を懸けるという言葉があまりも軽薄に使われている気がする。 試合前日に、短刀を腹に刺し、「よし、俺は負けたら死ねる」と自分の覚悟を確認したという描写がある。 今ならたかが試合一つで死ぬなんてバカバカしい…と嘲られるだろう。でも一つ一つ心血注いでがむしゃらに生きる時代を、少し羨ましくも思う。 やはり五輪書は格闘技を「道」とする者たちの永遠のバイブル、ということも確認するにいたった。

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