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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) の商品レビュー

4.1

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    17

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2024/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とにかく圧倒的 力道山の行いをどう思うかはその人次第 真実はこの本だけではわからないが、非道の噂も多い力道山に心は寄せられない 木村の気持ち、その後の生き様を思うと胸が重くなった プロと強者は交わることができなかった時代なのだと思う 念で人を殺せる、信じられないならやってやろうか、、、に戦慄を覚えた

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2024/06/03

感想・レビューは下巻の方に書きます https://booklog.jp/users/xaborgar/archives/1/4101278121

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2024/05/24

木村政彦という人物は全く知らなかったが、とにかくすごく強かったようで、下巻が面白そう もう少しコンパクトならなおよかった

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2024/02/19

力作。クソ面白い。 木村政彦というトンデモな人が存在したのを初めて知った。 彼の生涯をなぞった柔道の歴史書。

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2023/02/22

登場人物のほとんどを知らなかったし柔道の歴史に興味を持ったことすらなかったが、それでもおもしろい。下巻に続く終わりの盛り上げかたもすぐに続きを読みたくなる。この時代の人たちが皆、ここに出てくる人物たちほどではないにしろ、いまよりは圧倒的に芯の太い人間は多かったことだろう。

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2023/01/15

  木村政彦という武道家を軸に、 戦前戦後の格闘技とその歴史をひもとく。 内容たっぷりすぎて消化できない、読み応えありすぎ。 柔道史観そのものを根底から覆された。 フリーメイソンが興行支援に大きく関わっているのも驚いた。とにかく力道山という人間には読んでいて怒りさえわいた。 ...

  木村政彦という武道家を軸に、 戦前戦後の格闘技とその歴史をひもとく。 内容たっぷりすぎて消化できない、読み応えありすぎ。 柔道史観そのものを根底から覆された。 フリーメイソンが興行支援に大きく関わっているのも驚いた。とにかく力道山という人間には読んでいて怒りさえわいた。 現代では、命を懸けるという言葉があまりも軽薄に使われている気がする。 試合前日に、短刀を腹に刺し、「よし、俺は負けたら死ねる」と自分の覚悟を確認したという描写がある。 今ならたかが試合一つで死ぬなんてバカバカしい…と嘲られるだろう。でも一つ一つ心血注いでがむしゃらに生きる時代を、少し羨ましくも思う。 やはり五輪書は格闘技を「道」とする者たちの永遠のバイブル、ということも確認するにいたった。

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2021/11/01

印象的な題名で、ノンフィクションとしてはめずらしくベストセラーに入っていた作品。スポーツ柔道は好きだけれど、プロレスも総合格闘技もよく知らないので、未知の世界に足を踏みこむ気分で読んだ。柔道というものが戦前からどのように作られていったのか、まったく知らなかった歴史で興味深かった。...

印象的な題名で、ノンフィクションとしてはめずらしくベストセラーに入っていた作品。スポーツ柔道は好きだけれど、プロレスも総合格闘技もよく知らないので、未知の世界に足を踏みこむ気分で読んだ。柔道というものが戦前からどのように作られていったのか、まったく知らなかった歴史で興味深かった。作者がかなりの木村びいきの姿勢で書くので、そこだけちょっと気になったけれど、それだけ人を引きつける人間だったということは伝わった。

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2021/09/28

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) 』読了。 増田俊也著。 まるで漫画のような、野球の大谷翔平さんの活躍。強すぎる柔道の大野翔平さん。それをさらに上をいく、信じられない日本人がいたこと、そしてそれを自分も含め知らない日本人が多いことに衝撃を受けた。 昔の映像でたまーに...

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) 』読了。 増田俊也著。 まるで漫画のような、野球の大谷翔平さんの活躍。強すぎる柔道の大野翔平さん。それをさらに上をいく、信じられない日本人がいたこと、そしてそれを自分も含め知らない日本人が多いことに衝撃を受けた。 昔の映像でたまーに見る、力道山のプロレス。あの映像の、やられている方の話。気にしたことがなかったけど、読んでみたら衝撃の連続(上巻だけでも)。 トップ選手が「自分なんて赤子」「強いじゃなくて、痛い」「岩だから技のかけようがない」と語る、圧倒的な強さ。しかもそれが全盛期ではないという哀しさ。 木村の前に木村なし、木村の後に木村なし。その言葉の真実味が、読み進めるごとに迫ってくる。 分厚い上下巻。そんなに書くことあるのかなと思ったけれど、上巻を読み終えて、続きが気になって仕方ない。 いよいよグレイシーとの闘いへ。 殺し屋が赤子のように扱われる、漫画ファブルの佐藤みたいな感じかな。ワンパンマンのサイタマ、暗殺教室のころせんせー、そんな漫画みたいな、が本当にあったこと。読みながらドキドキする、そんな本に出会えたことが嬉しい。 著者の情熱にも胸を打たれる。書いてくださってありがとうございますと伝えたい。 下巻が楽しみ!

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2021/03/05

木村政彦の本読んでるだけなのにどんどん戦前戦後の柔道界に詳しくなっていく。そんなことまで知りたかったわけじゃない。そんなに格闘技ファンではない。そして肝心の木村政彦に肉薄してるとは思えない。木村政彦の本だって言いながらこの作者は全柔道史を書きたいだけなんだ。木村政彦はダシにされた...

木村政彦の本読んでるだけなのにどんどん戦前戦後の柔道界に詳しくなっていく。そんなことまで知りたかったわけじゃない。そんなに格闘技ファンではない。そして肝心の木村政彦に肉薄してるとは思えない。木村政彦の本だって言いながらこの作者は全柔道史を書きたいだけなんだ。木村政彦はダシにされただけだ。このタイトルつけて読ませようとした作者の姿勢が気に入らねえ。

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2020/08/26

面白かったのは勿論だがとにかく凄かった。子供の頃柔道を9年間やってたけど、残念ながら木村政彦のことを知らなかった。こんな強い柔道家がいたのか。柔道の歴史もいわゆる講道館柔道しか知らなかった。格闘技全般好きならぜひ読んでほしい‬

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