アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉 の商品レビュー
区立図書館で借りて読みました。 アドラーの言葉をわかりやすい解説で紹介。 元々アドラー心理学が好きなのもあってすんなり理解できました。 いつか購入して手元に置いておきたいです。
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小倉広氏の著書。 アドラー心理学の根幹を成す100の言葉。 ひとつの言葉に対する内容が見開き2ページであることや、解説の重要箇所に黄色ラインが引かれてあるので、とてもわかりやすくなっている。 100の言葉をいかに実践していくかにかかっている。自らアクションを起こすことでしか運命は好転しない。人は誰もが自らを変える力を持っている。つまり、人生に革命を起こせるかは自分次第なのだ。 アドラー心理学=実践の心理学です。
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【まとめ 】 アドラーが遺した言葉をまとめた本 【学び 】 個人心理学についての考え方を深く学べる 【 活かし方】 アドラー心理学を実践出来るように、他の書籍を読む際の指針にする
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嫌われる勇気の簡易版のような感じ。 名言+解説 の形式なのでかなり読みやすい。 アドラー心理学の入門やおさらいにいいと思う。 すでに嫌われる勇気を読んでたのであまり真新しいことはなかったけど、改めて自分が未来を決めることや勇気の大切さを確認した。
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フロイトが人間は過去蓄積されたリビドーによって未来を規定するという原因論を説いた一方、アドラーは目的論を説いた 人は人生の敗北を避けるためにあらゆるものを利用する やる気がなくなったのではなく、やる気をなくすという決断を自分がしただけ 目標がある限り劣等感があるのは当たり前...
フロイトが人間は過去蓄積されたリビドーによって未来を規定するという原因論を説いた一方、アドラーは目的論を説いた 人は人生の敗北を避けるためにあらゆるものを利用する やる気がなくなったのではなく、やる気をなくすという決断を自分がしただけ 目標がある限り劣等感があるのは当たり前 問題は劣等感を目的に利用する劣等コンプレックス 人は生の注目を集められないと分かると負の注目を集めようとする 世話好きな人間は優しい人間ではなく、相手を自分に依存させ自分が重要な人物であることを証明させようとしているだけ アドラーの全体論 意識と無意識が葛藤することで神経症的症状が現れると考えたフロイトに対し、アドラーは意識と無意識は矛盾しているように見える場合でさえ同じ一つの目的に向かって統一的に相互補完していると説いた 感情はライフスタイルによる排泄物である。排泄物を操作しても結果は変わらない。このためライフスタイル部分にあたる認知そのものを修正していく必要がある。 人間は結末を経験させることでしか学ばない 人生におけるあらゆる失敗の原因は、自分のことしか考えていないことにある 判断に迷った時は、より大きな集団の利益を優先すれば間違うことはない キレそうになったら怒りのユーメッセージを伝えるのではなく、感想であるアイメッセージ(残念であること)を伝える 課題の分離は、「その課題を放置した場合、不利益を被るのは誰か」と問えば分かる
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何度でも読み返して覚えたいと思えた内容 当たり前と思う事も多いがそれこそが真実 性格はこの瞬間に変えられる 不完全でもありのままの自分を認め、受け入れる 完全な人なんてこの世には一人も存在しない 全ては自身の選択、言い訳をしないようにしたい 悩みや教育についても、とても参考に...
何度でも読み返して覚えたいと思えた内容 当たり前と思う事も多いがそれこそが真実 性格はこの瞬間に変えられる 不完全でもありのままの自分を認め、受け入れる 完全な人なんてこの世には一人も存在しない 全ては自身の選択、言い訳をしないようにしたい 悩みや教育についても、とても参考になった 叱ってはいけない、ほめてもいけない、勇気づけることが大事、感謝を伝える事がポイント! ◎原因解明や追求ではなく、未来志向 過去は変えられるないけど未来は今この一瞬の行動で変えられる
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アドラーの本はこの本から入ると理解しやすいとのことだった為読みました。 100の言葉とそれについて端的に書かれてあり、仕事が忙しくちょこちょこ読みでしたが、ストレスもなく読みやすかったです。 とにかく前向きで、自分のモチベーション、子育て等にあてていきたいと思います。
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叱られた時に数多くある「認知」と「意味づけ」の中からあなたが自分の意思で怒りを選択し、勝手に自分でそれを言い訳にしてやる気を無くしている。 上司のせいにしてはいけない。全ては自分の選択の結果である。 遺伝もトラウマもあなたを支配していない。どんな過去であれ、未来は「今ここにいる...
叱られた時に数多くある「認知」と「意味づけ」の中からあなたが自分の意思で怒りを選択し、勝手に自分でそれを言い訳にしてやる気を無くしている。 上司のせいにしてはいけない。全ては自分の選択の結果である。 遺伝もトラウマもあなたを支配していない。どんな過去であれ、未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ。 「強く見せる」努力はやめて、「強くなる」努力をする。 子供は感情でしか大人を支配できない。大人になつからも感情を使って人を動かそうとするのは幼稚である。私達は言葉を用いて理性的に話し合い、互いに利益がある結果を手にするべきだ。 意識と無意識、理性と感情が葛藤するというのは嘘。「分かっているけどできません。」とは、単にやりたくないだけ。 物事の捉え方を変えれば感情も変わる。怒りの感情はコントロールするのではなく、単なる排泄物なので、捉え方が変われば出てこない。 物事の捉え方を変えれば性格はそのときから変わる。 私達は認知バイアスを通してしか世の中を見ることはできない。完全に客観的な見方をすることはできない。自分の都合のいいように解釈している。 幸福な人生を歩む人の性格は、必ず個人にとっても組織や家庭にとっても共に受け入れられる性格な人。個人にとってだけにしか受け入れられない、共同体では受け入れがたい性格は人生が必ず行き詰まる。 アドラーは、子供の頃に自分で決意して、怒ることをやめた。怒りを持つか持たないかではなく、怒りをどれくらいの頻度で利用するかを変更した。 人生におけるあらゆる失敗の原因は、自分のことしか考えていないこと。 共同体感覚 人は人の中でしか幸福を感じることはできない。 周囲の人に喜んでもらうために自分が出来ることリストをつくる。
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キーフレーズ ・ライフスタイルとは人生の設計図であり人生という舞台の脚本である。 アドラーの言葉を具体例をまじえてわかりやすく説明している本。この本を読んでいると、アドラーの人となりがイメージできるようだ。 ちなみに、あくまでわたし個人の意見だが、もし自分のクラスメイトにアドラーがいたら、友達にはなれないかもしれない。 アドラーは人間のほんとうは気づかれたくない気持ちを冷静に浮き彫りにしてくるので、人間への強い興味とともに、実際に関わるとどこかドライな面があるのかもしれない。 仕事の課題、交友の課題、愛の課題の順に、解決するのが難しくなるが、それはアドラー自身の経験談によるものにすぎないと感じる。わたし自身は交友より仕事のほうが難しい。 本書の言葉はどれもシンプルで明快。その当たり前こそが真実であり答え。 人は人生の敗北を避けるために、あらゆるものを利用する。 人は認知や意味づけを変えることで、如何様にでも反応、すなわち思考、行動、感情を変えることができる。 劣等感を言い訳にして人生の課題から逃げ出すことを劣等コンプレックスという。現在の問題を人のせいにして努力を放棄し課題から逃げること。それが劣等コンプレックス。不健全なのは劣等感ではなく劣等コンプレックス。 劣等感をバネに異常なしと出たものは数知れない。 目的を実現するために不安を作り出している。 感情はライフスタイルによる排泄物でしかない。 ライフスタイルとは人生の設計図であり人生という舞台の脚本である。 私達は認知バイアスを通してしか世の中を見ることはできない。 コモンセンスとは個人にとっても組織や家庭などにとってもともに受け入れられるような意味づけを言う。 幸福な人生歩む人のライフスタイルはコモンセンスと一致している。 性格は死ぬ2日前まで変えられる。 人生には仕事の課題、交友の課題、愛の課題という三つの課題がある。そして後の方になるほど解決は難しくなる。 叱ることは悪い習慣を身につけさせる最高のトレーニングであり最も効果的な方法。 誉めるなら過去の自分と現在の自分を比較して自分の自己ベスト更新を褒める。 育て方に迷った時は自分に質問をしてみる。「この体験を通じて相手は何を学ぶだろうか」と。 共同体感覚は以下の三つにより構成されている。ちなみに共同体感覚はアドラー心理学の中核とも言える考え方。 周囲の人は私を援助してくれる=他者信頼 私は周囲の人へ貢献できる=自己信頼 私は共同体に居場所がある=所属感 よくできたねと褒めるのではなく、ありがとう助かったよと感謝を伝える。感謝される喜びを体験すれば自ら進んで貢献を繰り返す。 褒めることは上から目線、勇気づけは横から目線。 自分は相手に自分の視点を押し付けていないだろうか?常にそう自問することでその過ちを避けることができる。 楽観的であれ。過去を悔やむのではなく未来を不安視するものでもなく今現在のここだけを見る。 課題の分離ができるようになった時、それが幸福な人生の第一歩。
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数々の自己啓発本の父、アルフレッド・アドラー。「どこかで読んだことがある。」といった内容が盛りだくさんですが、全てはここがスタートなんですね。恐れ入りました。自己啓発の大元を知りたければこの本を読むべきだと思います。
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