麒麟の翼 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/07/20

あっとゆうまに読んでしまった。
謎がわかってすっきりしただけでなく、過ちを犯してしまったら、それに向き合うことが大切なんだと思えた

2024/07/20

一気に読み終わった。
犯人像が揺れ動き、怒涛の展開を見せる中で、
終盤に全てが繋がる。

面白かったです。
続けて映画版も見ました。

2024/07/07

ずんっ、とくる作品だった。
負の連鎖が辛すぎる。
自分の知らないところで父親が、って考えると余計に辛い。

保身の為に隠蔽してしまうのも分かる。
今頃あの時の話を持ち出されて困るのも分かる。
出来れば誰にも知られず墓場まで持って行きたいのも分かる。
してる事は犯罪だし、ずっと後悔と恐怖を背負って生きて行くのは辛いけど、気持ちは分かる。
でもその後悔と恐怖をどこかで絶ち切る事が出来れば結果はかわってたんだろうなあ。

少しずつ真相に近付いて、全く予想外の方向に真相があって、ハッピーエンドではないのかもしれないけど被害者に頭を下げられるまでに気持ちを入れ替える事が出来たのは良かった。

2024/06/17

映画も見ましたが、
わりと原作通りだと思います。

親子の絆とか正義とか
加賀シリーズはやっぱり
そういう温かみがあるなぁと思いました。
テーマ的にも少し重い感じが残ります。
映画の方がより愛に溢れた感じがしました。

2024/06/17

とにかく加賀さんが好き。いじめっ子達が懺悔か祈りか捧げたところで優秀な息子は戻ってこないのだから、一番の被害者は吉永の母だろう…可哀想すぎる。

2024/06/06

赤い指を読んで疑心暗鬼になっていたけれど、めちゃくちゃ良いではないですか……。話し合えたら、よかったなあ。

2024/05/29

https://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4062168065

2024/05/22

何度も再読したくなる本です。
加賀刑事の描写で、明らかに阿部寛さんを意識していそうな表現があったところは、くすっと笑ってしまいました。肝心の物語も読みやすく、話がどんどん進み、展開がガラッと変わるので、最後まで楽しめました。映画もおもしろいのでおすすめです！

2024/05/21

ここ最近東野圭吾作品で名作と言われる作品を何作品も立て続けに読んできたためか、”東野圭吾”らしい作品だと強く思った。

家族が軸となるところや、一度罪から逃れたことがその後も尾を引くところetc.

私はそうした”らしさ”が好きな一方で、殺害された青柳武明や後遺症が残る吉永友之とその遺族を想うと、あまりに浮かばれない事件であり、杉野や糸川が許せず、なんとなく作品として好きになりきれない部分があるので★4とした。

2024/05/20

麒麟の翼 / 東野圭吾

久しぶりのミステリー、そして久しぶりの東野圭吾さん

お手本のような刑事小説。
本編には派手なトリックも絶海の孤島も呪われた村もない。
ただ1人の「刑事」がいるだけだ。
なんの手がかもない状態から事件はスタートし、少しの違和感から仮説をたて検証する。
そうして1歩ずつ事実に近づいていく。

地味だけど個人的にめちゃくちゃ刺さった小説。
これはどんな仕事でも一緒かもなぁと思いながら、
生きていく上での信念だったり仕事への向き合い方を学べた1冊でした

愚直に、前に進む。
結局これが一番なんだよなぁ､､､

それはそうと加賀さんお父さんの三回忌できて良かったですね(*´罒`*)