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ヤンキー経済 の商品レビュー

3.1

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    7

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2014/03/16

マイルドヤンキーの定義はよく分からなかったけど、この層を狙ったビジネスが重要というのは、よく分かる。地縁のない中学だったけど、結局中学時代のフリーダムな関係で今もつながっているというのは、変わらない気がする。

Posted byブクログ

2014/03/14

東京を中心にした最新の生活消費モデルではない、生活消費モデルを行う人たちを、新ヤンキー、と称して彼らにスポットを当てて、調査していることは興味深かった。ただ、サンプル個数が多いわけではないので、科学的なアプローチとは思わない。けれども、東京とそれ以外のそれ以外の比率は間違いなく大...

東京を中心にした最新の生活消費モデルではない、生活消費モデルを行う人たちを、新ヤンキー、と称して彼らにスポットを当てて、調査していることは興味深かった。ただ、サンプル個数が多いわけではないので、科学的なアプローチとは思わない。けれども、東京とそれ以外のそれ以外の比率は間違いなく大きく、その市場を見るという意味では大変参考になった。2014/2/15

Posted byブクログ

2014/03/11

読み物としては面白かったが、これでもってこれからの消費行動を語るのは乱暴すぎる。「調査にあがってこない層=潜在的な消費層」は正しいが、「この層がこれからの消費のマスボリューム」は勇み足。本著の調査とは別の調査をしないとそれが検証できないことぐらいわかるよね? 一昔前、渋谷のごく...

読み物としては面白かったが、これでもってこれからの消費行動を語るのは乱暴すぎる。「調査にあがってこない層=潜在的な消費層」は正しいが、「この層がこれからの消費のマスボリューム」は勇み足。本著の調査とは別の調査をしないとそれが検証できないことぐらいわかるよね? 一昔前、渋谷のごく一部の女子高生を見て当時の若者像の捏造していたのと同じことが今でも平然と、というかドヤ顔で語られているのを見ると辟易する。 木を見て森を語るこの感じ、これぞ博報堂!

Posted byブクログ

2014/03/09

作者はマイルドヤンキーの生態を坦々と紹介しつつ、バカにしてる感じが随所に散見できる。私も正直関わりたくない人種なんで作者の気持ちは分かる。イオンとかで平気でジャージ着てたり子供にDQNな名前付けるのもこの人種だよね。 作者はバカにしてるくせに理解してるかのような書き方はズルいなあ...

作者はマイルドヤンキーの生態を坦々と紹介しつつ、バカにしてる感じが随所に散見できる。私も正直関わりたくない人種なんで作者の気持ちは分かる。イオンとかで平気でジャージ着てたり子供にDQNな名前付けるのもこの人種だよね。 作者はバカにしてるくせに理解してるかのような書き方はズルいなあとは思った。旧友に取材してるから仕方ないのな。 全体的には内容が薄くてちょっと物足りなかった。

Posted byブクログ

2014/03/06

本書の極めつけは、とにかく後半の これからの超地元志向の、ここでいうヤンキー層への ビジネスモデルの紹介。 飲みの目的は飲酒ではなく、仲間と語ること。 お店にはお酒は鏡月があればOKだ。 そして、子供連れて行っても大丈夫な居酒屋。 地元が大好きで地元にこもる人のみが参加できる...

本書の極めつけは、とにかく後半の これからの超地元志向の、ここでいうヤンキー層への ビジネスモデルの紹介。 飲みの目的は飲酒ではなく、仲間と語ること。 お店にはお酒は鏡月があればOKだ。 そして、子供連れて行っても大丈夫な居酒屋。 地元が大好きで地元にこもる人のみが参加できる 街コン。 仲間の絆を可視化できるメモリアルグッズ、等々。 都内にいる人ならわかると思いますが、 南武線の平間に住んでいて、電車乗り継いで 16分の渋谷。 ここが、いつか行きたい憧れの地って、 どんな感覚だ! と思ってしまいますが、現実のようです。 「困らない程度に稼げて、地元の仲間との時間を 確保できればそれでいい。忙しすぎるのはやだ」 そんな希望も絶望もなく、今の生活水準が 続けばよい、という若者たちがいるという現実です。 何となくわかりますね。

Posted byブクログ

2014/03/20

現代のヤンキークラスタを研究した経済(?)書。 いわゆるヤンキーと呼ばれる人たちは昔からいるが、本書では現代のヤンキーを「マイルドヤンキー」と定義している。その主な特徴としては、向上心は弱く地元への執着心は強い、地元友人との付き合いが生活の中心、娯楽はパチンコで喫煙率が高い、スマ...

現代のヤンキークラスタを研究した経済(?)書。 いわゆるヤンキーと呼ばれる人たちは昔からいるが、本書では現代のヤンキーを「マイルドヤンキー」と定義している。その主な特徴としては、向上心は弱く地元への執着心は強い、地元友人との付き合いが生活の中心、娯楽はパチンコで喫煙率が高い、スマホ普及率は高いがITは苦手、車はセダンよりミニバン、などなど… 昔ながらのヤンキーと比べると少し小粒で、いかにもゆとり世代の不良、草食系ワルといった風情だが、同年代の他のクラスタと比較すると購買意識が高いという、このご時世に何とも心強い特徴があるようだ。実際に彼らをターゲットとした、悪羅悪羅系(笑)の雑誌やファッションは売れているらしい。 一見すると非常に特異に見える研究だが、もしかしたらマーケティング目的だけではなく、若年層の自殺や老人の孤独死、また首都圏一極集中など、いま日本が抱える様々な社会問題に対しても、解決の糸口と成り得るのではと、少し真剣に考えた。 上昇志向は無いけれど、いつも気の合う仲間同士で集まり、たまにショッピングモールでささやかな贅沢をする。 考えてみると、人生の幸せって意外とそんな些細な事なのかもしれない。自分が若い頃、仕事を理由に友人の結婚式を欠席してしまい、あとから猛烈に後悔した事を、不意に思い出してしまった。 マイルドヤンキー的なライフスタイル、決して悪くないと自分は思う。

Posted byブクログ

2014/03/06

ヤンキー的要素の残る一種、地元族は地元消費志向で、ここから地域経済の復興みたいな話にできるかな〜なんて、途中までまじめに読んでいたのだけど、どうにもピンポイントなレッテルが目について、もうこれはトンデモ本として読んだほうがエエな、と頭を切り替える。 すると突然面白くなるではないか...

ヤンキー的要素の残る一種、地元族は地元消費志向で、ここから地域経済の復興みたいな話にできるかな〜なんて、途中までまじめに読んでいたのだけど、どうにもピンポイントなレッテルが目について、もうこれはトンデモ本として読んだほうがエエな、と頭を切り替える。 すると突然面白くなるではないか。クルマは大きければ大きいほどいい。イオンは夢の国。鏡月のお茶割りを好む。スマートフォンはもっているけど使い方はよくわからない。 終章では、こうした層にどう消費させるか、商売にするか、という話が出てくるのだけど、せっかく「地元」というキーワードが出ているのに、地元とはまるで関係なく、ピンポイントで消費させよう、というアイデアばかりで、それで経済牽引とか、なんなのよ…。というわけで、トンデモ方向にも経済方向にも突き抜けが足りん!

Posted byブクログ

2014/03/05

マイルドヤンキーという、さとり世代とはまた違った若者層の実態をよく表せていると思う。 だっているもん!周りにこういう友人!笑 マイルドヤンキーの特性、今ある幸せが続くことを望む、にマッチしたビジネスを何か考えたいなぁ

Posted byブクログ

2014/03/14

筆者は、「ヤンキー」=下層階級を小ばかにした感覚を持っているように感じた。 筆者の身になにか降りかかるのではないだろうか。 (ホントは興味ないが)心配ではある。 サブタイトルは「消費の主役・新保守層の正体」。地元優先・向上心極小の層がそれ、と指摘している。 しかし、それは定性...

筆者は、「ヤンキー」=下層階級を小ばかにした感覚を持っているように感じた。 筆者の身になにか降りかかるのではないだろうか。 (ホントは興味ないが)心配ではある。 サブタイトルは「消費の主役・新保守層の正体」。地元優先・向上心極小の層がそれ、と指摘している。 しかし、それは定性的な指摘であり、じゃぁ誰が「マイルドヤンキー」なのか、というと少々ぼんやりしてしまっている。 広く捉えると自分もそうかも。小学校時代の地元の友人は一人もいないが。 才能と機会に恵まれ、身の回りが自分と同じような、「エリート層」だらけのクライアントと、そこを飯の種にする広告代理店のエリート社員の視野狭窄を飯の種にした、新手の広告代理店の戦略に見える。筆者は次の世代のエリート、ということになるのだろう。 王道電通を向こうにまわし、生活者調査だなんだと、ちょっと賢げに、しかしキャッチーにコンサルめいた分析をして見せる。(でも制作物にその冴えた分析が生かされているのかどうかというと甚だ疑問。) そんな博報堂の伝統芸能としてみると、見事に伝統を引き継いでいるともいえる、その意味「骨太な」一冊。 いくらなんでも、意地悪なレビューになってしまった。。。

Posted byブクログ

2014/03/01

若者に対して実際にインタビューをした本は少ないと思うので、この著者の出す本は貴重。 ヤンキーたちの性質である地元志向、現状維持がいちばんの希望など、かなり当たっているのだと思う。 ただ、今後ヤンキーが消費の大きな主体となる、という記述が気になる。これまでもこれからも、ヤンキーは消...

若者に対して実際にインタビューをした本は少ないと思うので、この著者の出す本は貴重。 ヤンキーたちの性質である地元志向、現状維持がいちばんの希望など、かなり当たっているのだと思う。 ただ、今後ヤンキーが消費の大きな主体となる、という記述が気になる。これまでもこれからも、ヤンキーは消費の一部でしかないと思うけど。

Posted byブクログ