最高の戦略教科書 孫子 の商品レビュー
「戦略」の言葉に引かれ手にとりました。野球の指導に組織に何かしら取り入れようとしたんですが…。私にはまだ難しい様です。 また、経験を積んでから再度挑戦したいと思います。
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自分の方が弱ければ、「いったん強い者の傘下に入ったり、協力者となって生き残りをはかれ」 孫子は、「だましあい」の神髄は、ここから姿をあらわす。 こちらを小さく弱く見せる。 状況において弱者が生き残るには、一つの大原則があるのだ。それは、「勝てるところで戦う」ということだ。 何で勝つか、どこで勝つか、いつ勝つか。
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①戦いの本質の1つにはマネとエスカレーションがある。 ②リーダーには智、信、仁、勇、厳の5つの掛け算が必要。 ③戦略とは戦闘力の運用であり、戦術は戦闘の運用である。 自分の負けられない所は? 相手の重心を見抜く、大事にしているものは何か? なんで勝つか?いつ勝つか?どこ...
①戦いの本質の1つにはマネとエスカレーションがある。 ②リーダーには智、信、仁、勇、厳の5つの掛け算が必要。 ③戦略とは戦闘力の運用であり、戦術は戦闘の運用である。 自分の負けられない所は? 相手の重心を見抜く、大事にしているものは何か? なんで勝つか?いつ勝つか?どこで勝つか?が大切。
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孫氏の入門書ということで興味を持って購入。現代ビジネスにおいてどう活用できるか解釈の一つとして参考になった。 本書中盤以降では孫氏本文だけではなく、孫氏を読んだ著名人の行動も書いてあり、それが本著の特徴だと感じた。 孫氏の言葉ではないが、本著に書いてあった”我慢できるうちは負...
孫氏の入門書ということで興味を持って購入。現代ビジネスにおいてどう活用できるか解釈の一つとして参考になった。 本書中盤以降では孫氏本文だけではなく、孫氏を読んだ著名人の行動も書いてあり、それが本著の特徴だと感じた。 孫氏の言葉ではないが、本著に書いてあった”我慢できるうちは負ける”という考え方は大切にしていきたいと感じた。
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・「方向性」と「競争状態での原理原則」が大切。「方向性」を学ぶには歴史書、「競争状態での原理原則」を学ぶには孫子が最適。 ・「同質化戦略」とは、「ある業界やジャンルで一番手の企業は、二番手以下の企業のやる、よきことを全てマネをし、競争をエスカレートさせてしまえば、一番手としての地位を守ることができる」この代表的な業種が、飲料や自動車、金融商品にほかならない。 →知り合いの会社が、このような戦略を今まさにとっている。 ・2000年代初頭、筆者が「孫子とビジネス戦略」という題で講演していると、『うちの会社に孫子とか戦略っていらないんだよね。商売っていうのは、信用を築くのが第一、戦う必要なんてないんだよ』と伝えに来る中小企業の社長さんが多かった。しかし2005年を過ぎた辺りから、『最近競争が激しくなっちゃってさ』と、同講演を熱心に学びに来る人が増えてきた。 →ぼくも、全く同じ感想を思った。現在会社経営していく上では、自社の事業や組織を育てたり、顧客との関係性づくりをしたりすることに終止しているからだ。一方で、「きみは戦争に興味がないかもしれないが、戦争はきみに興味がある」という言葉はとても響くし、戦争(競争)に備えておくべきなのだろう。 ・応用の才気のない者は、どんなに戦術を研究したところで、ただ単に口や文章だけの学者にしかならず、実践家になるのは難しい。 →孫子や戦争論が評価されているのは、戦争という生死存亡に関わる事象が、あまりにもシビアで、皆文字通り命をかけて取り組む実践であるからだろう。と思った。 ・下の階層において、「これは絶対重要で、切り捨てなんてできない」と思われているものを捨て駒として切り捨てることで、新たな可能性がひらけることがある。iPad以前のPCや携帯電話では、機能を盛り込むことが命題で、キーボードを取り除く発想はなかったが、ジョブズは「キーボードは醜い、取り去ってしまえ」という発想でiPadを作り上げた。
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二千五百年もの間、偉人たちに読み継がれ、いまなお絶大な影響力を誇る"孫子" 1部は「孫子」は何が言いたいのか 2部は「孫子」は現代でも活用可能なのか で構成されています。 孫子は風林火山の荒々しいイメージを持っていましたが、実際はコツコツと地味に基礎を作り、い...
二千五百年もの間、偉人たちに読み継がれ、いまなお絶大な影響力を誇る"孫子" 1部は「孫子」は何が言いたいのか 2部は「孫子」は現代でも活用可能なのか で構成されています。 孫子は風林火山の荒々しいイメージを持っていましたが、実際はコツコツと地味に基礎を作り、いかにして不敗しないかを書き記したものなんですね。確かに派手に勝って、散るよりも、息長く、負けないほうが、国も民も幸せですね。 ビジネスに置き換えても同じですね。如何に負けない体制を築けるか、負けない情報を集められるか、シンプルで分かりやすいからこそ、解釈は十人十色で、面白い♪
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本書で初めて、スパイが5種類に分類されているのを知った。(P230) 郷間(敵国の領民を使って情報収集) 内間(敵国の役人を買収して情報収集) 反間(敵の間者を逆用する) 死間(死を覚悟し敵国に潜入して偽の情報を流す) 生間(敵国から生還して情報をもたらす) そろそろ、スパイ天...
本書で初めて、スパイが5種類に分類されているのを知った。(P230) 郷間(敵国の領民を使って情報収集) 内間(敵国の役人を買収して情報収集) 反間(敵の間者を逆用する) 死間(死を覚悟し敵国に潜入して偽の情報を流す) 生間(敵国から生還して情報をもたらす) そろそろ、スパイ天国だと揶揄される日本で心置きなく活躍しているスパイのあぶり出しをすべき時期に来ているのかもしれませんね。 情報化社会の現代では、情報戦が過去以上に効果的で重視されていますが、わが国の現状はといえば「馬鹿正直さ」がモットーというような悲惨な状況ですので、安倍政権にはインテリジェンス強化を頑張ってほしいのですが・・ 本書でも外交の果たす役割について、軍人は戦争を拡大し、外交は戦争を収束させるという意味の記載があったが、クラウゼヴィッツは戦争時の三位一体を以下のように役割定義している。(P351) 国民:戦争の情熱や熱狂担当 軍隊:戦争運営 政府:アクセルとブレーキ 「良くも悪くも宗教とナショナリズム、ビジョナリーカンパニーは熱狂という点においてそっくりな面を持つ」(P355)という言葉も含蓄がある。
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孫子のいろはが分かり易い本。内容を淡々と説明するのではなく、状況に応じた説明を加えてあり、読みやすい。孫子のとっかかりにお勧めの1冊。
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孫子の兵法がわかりやすく解説されております。 ビジネス上の戦略を立てる為に必要なエッセンスが学べます。 何度も読めば味が出そうです。
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中国古典をビジネスに活かす、というコンセプトの本は多いが、その中では出色の出来と言える。まえがきで筆者が述べている「抽象度を上げて考える」力は、本書内にかぎらず必要だ。その練習書としても、非常に有り難い。
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