最高の戦略教科書 孫子 の商品レビュー
一度使った小細工は二度同じ敵には通用しない、ということが一番気になりました。 人生という長期間を自分の勝負期間とした時、小細工ばかりで乗り越え続けれるわけがない。 だから敵にどう対処するかも大事だが、それ以上に誰を信じられるか、これが一番重要な問題になってくるんじゃないかなと思...
一度使った小細工は二度同じ敵には通用しない、ということが一番気になりました。 人生という長期間を自分の勝負期間とした時、小細工ばかりで乗り越え続けれるわけがない。 だから敵にどう対処するかも大事だが、それ以上に誰を信じられるか、これが一番重要な問題になってくるんじゃないかなと思いました。
Posted by
古典から何かを学びたい方にお勧めです 詳しくはこちら https://blog.hatena.ne.jp/takeoido/takeoido.hatenablog.jp/edit?entry=4207575160646690481
Posted by
洋の東西を問わず現代の経営者によく読まれている「孫子」の解説と活用法を、歴史考証を交えてわかりやすい。また「孫子」と「戦争論」を比較し相対的に議論しているところも理解に役立つ。 「ビジネス人生の要諦は不敗を守ること」とする ある女性経営者の話が印象に残る。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ザックリと孫子を理解するのに非常に役に立った。孫子(孫武)さんは戦略コンサルタントだったのか。経営戦略に通ずる話も多くとっつきやすかった。「戦わずして勝つ」というのは古今東西の普遍的な戦略ですな。
Posted by
孫子の兵法を、ビジネスや人生においてどう取り込んで考えるかという解説した本。私は孫子を読むのは初めてなので、解説付きでわかりやすい。世界で研究されている書だけあって、何回か読まないと消化しきれないかも。
Posted by
1.ビジョンや戦略を立てるときの原点とも言える本書をしっかり読んでみたかったので読みました。 2.孫武が戦争時代に述べていた言葉を周りの人間が書き留め、戦いにおける勝ち方について述べています。基本的には勝つための格言が書かれていますが、勝つとはなんなのか?ということから深掘りさ...
1.ビジョンや戦略を立てるときの原点とも言える本書をしっかり読んでみたかったので読みました。 2.孫武が戦争時代に述べていた言葉を周りの人間が書き留め、戦いにおける勝ち方について述べています。基本的には勝つための格言が書かれていますが、勝つとはなんなのか?ということから深掘りされており、戦いに勝っても国が疲弊していては意味がなく、そうならないためにはどのタイミングでどうやって引くのかまで書かれています。 3.正直、内容をしっかり理解することはできませんでした。というのは、この本は著者が解説をしてかれていますが、それだけが答えではないため、自分自身でさらに深掘りしなければ本当の意味で理解したとは言えません。ですので、大切なのは、浅い言葉で表現された本書をどれだけ自分の言葉で深くできるのか、活動プランにまで落とし込めるのかが大切だと思います。 まだまだ何回も読み直すことになるだろうと思いました。
Posted by
孫氏のお勉強。 ・勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、 敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む ―あらかじめ勝利する態勢をととのえてから戦う者が勝利を収め、 戦いを始めてから慌てて勝機をつかもうとする者は敗北に追いやられる ・将とは、智、信、仁、勇、厳なり ―智謀:先を見通...
孫氏のお勉強。 ・勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、 敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む ―あらかじめ勝利する態勢をととのえてから戦う者が勝利を収め、 戦いを始めてから慌てて勝機をつかもうとする者は敗北に追いやられる ・将とは、智、信、仁、勇、厳なり ―智謀:先を見通し、謀略を駆使できること 信義:部下から信服されること 仁慈:部下を思いやること 勇気:実行力 威厳:部下から恐れられること ・故に勝を知るに五あり。 以って戦うべきと戦うべからざるとを知る者は勝つ。 衆寡の用を識る者は勝つ。上下欲を同じくする者は勝つ。 虞を以って不虞を待つ者は勝つ。将能にして君御せざる者は勝つ。 この五者は勝を知るの道なり。 ―あらかじめ勝利の目算を立てるには、次の五条件をあてはめてみればよい。 一、彼我の戦力を検討したうえで、戦うべきか否かの判断ができる 二、兵力に応じた戦いができること 三、上下が心を一つに合わせていること 四、万全の態勢で、態勢が不十分な敵につけこむこと 五、将軍が有能であって、君主が将軍の指揮官に干渉しないこと これが勝利を収めるための五条件である。 ・クラウゼヴィッツ=羽生棋士=同じ相手と何度も戦う=王道、実力勝負 孫子=ナポレオン=戦う相手はなるべく一回限り=詭道
Posted by
古典を活用するためには、抽象度をあげていく。 自ら方向性を指し示すために活用する。 応用の才気を目指す。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり。 旌旗を変え、車は雑えてこれに乗り、卒は善くしてこれを養う。これを敵に勝ちて強を増すという。 五事:道、天、地、将、法。すなわち、ビジョン、季節・時間条件、地形・環境、リーダーの能力、組織・ロジの仕組み。 勝つべからざるは己にあるも、勝つべきは敵にあり。 まずその愛する所を奪わば、即ち聴かん(相手の最も重視する所を奪う。あとは思いのママ敵を振り回せる) 善く戦う者は、これを勢に求めて人に求めず。(まず勢いに乗ることが大事) 勢とは利に因りて権を制するものなり。
Posted by
書いてあることは「まあそうだよね」という印象.目から鱗というより正攻法を並べている. だから,この本は自分が置かれている状況や過去の経験を踏まえて高い抽象的思考能力で捉えないと馬の耳に念仏な気がする. 現実,自分も「まあそうだよね」がほとんどだった.これは自分の思考力がこの本...
書いてあることは「まあそうだよね」という印象.目から鱗というより正攻法を並べている. だから,この本は自分が置かれている状況や過去の経験を踏まえて高い抽象的思考能力で捉えないと馬の耳に念仏な気がする. 現実,自分も「まあそうだよね」がほとんどだった.これは自分の思考力がこの本の価値を理解するほどなかったり,それを必要とする状況にないと思っているんだろう. 本で書いてあることが行動できることと,単に知っていることの壁を感じる. ====================== 孫氏の時代,国と国の争い ・一発勝負,生きるか死ぬか. ・勝つなら圧倒的に,短期, ・負けるならそもそも戦わない,政治外交で回避. そのために自分と相手をよく理解する (彼を知り己を知れば百戦して殆うからず) 当時の尊師,今で言う経営コンサル的ポジション説 P60 負けないかどうかは自分次第.勝てるどうかは相手次第. ー>守りを固めてチャンスを待つ(抗脆弱),チャンスが来たら畳みかける(敵の脆弱性を利用) マイナスにならないことが大事.投資でも一緒だ. 戦争の死者数とその発生頻度に冪乗速の法則(死者数が2倍ー>戦争頻度1/4) 「戦争はそれが始まった時はそれが度ほど大き口なるか知らない」→コロナ,イラク戦争がまさにそうだー>冪乗の変化を人間は想像できない 「兵は詭道なり」 ー>戦争は所詮騙し合い.手の内を明かしては対策をとられる. ー>自分の手の内をどれだけ隠せるか=情報格差 ・戦う意思を見せないこと ・自分が弱いと思わせること 戦いを始めてから勝利を掴もうとするものは敗北に追いやられる 瓶詰め,缶詰はナポレオンがきっかけで誕生(長期保管,持ち運び可能) 相手に「?」を抱かせた時点で先手をとっている(相手は自分の行動を見ないと次がわからない) 将とは智,信,仁,勇,厳 徳川家康 天下とったー>覆されたくないー>封建的身分秩序.身分の固定ー>「夢は見られないが,飯は食える状態」ー>勤め人と一緒やん 戦略,戦術 登山コース,コース途中の難所の乗り越え方 戦闘力の運用,戦闘の運用 戦略とは「何を”しない”か」ともいえる(iphoneはキーボードを捨てた) 切り捨て 戦略と戦術は多段階(個人レベル,部門レベル,会社レベルetc) 勝利!=不敗 約束は控えめに,実行はたっぷりと
Posted by