世界を変えた10冊の本 の商品レビュー
相変わらず、池上さんの文章は分かりやすい。 ユダヤ、イスラム、キリスト、宗教が現代の世界情勢に大きく影響していることが分かっていても、その考え方や大元になる聖書やコーランについてあまり分かってなかった。 それぞれの考え方や特質、それらが世界をつくっている歴史が分かりやすく書いて...
相変わらず、池上さんの文章は分かりやすい。 ユダヤ、イスラム、キリスト、宗教が現代の世界情勢に大きく影響していることが分かっていても、その考え方や大元になる聖書やコーランについてあまり分かってなかった。 それぞれの考え方や特質、それらが世界をつくっている歴史が分かりやすく書いてある。 世界を変えた10冊っていうと、文学的な価値の高い本かと思いきや、資本論や進化論など、経済や政治に影響を及ぼした本が書かれていて面白かった。 今、当たり前と思っている政策も過去では、当たり前ではなかった。そう思うと、私たちの当たり前はいかに流動的で曖昧なものなんだろう。 きっと、これからも世界は変わっていくし、その時に影響を及す人があらわれるんだろうなあ。
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【読了メモ】この一冊に目を通すだけでも、ニュースを見るのが面白くなる。(少なくとも私は宗教に関する知識に乏しいのでとても勉強になった。)
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本の力と思想の力。 歴史を学ぶようでとても面白かったです。宗教と経済の本が、政治、思想、あらゆるものに影響を与え、今なお大きな力であることがよく分かる本。 本ってすごい
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近くの書店での古本セールで手に入れた一冊。中身もろくに確認せずに買ったため勘違いしていたが、この本は池上彰のオススメ本10冊についての本などではない。本当の意味で、「世界を変えた」と著者が感じた本を選び、分かりやすく説明してくれている本だった。 ジャンルで言えば世界史、経済学...
近くの書店での古本セールで手に入れた一冊。中身もろくに確認せずに買ったため勘違いしていたが、この本は池上彰のオススメ本10冊についての本などではない。本当の意味で、「世界を変えた」と著者が感じた本を選び、分かりやすく説明してくれている本だった。 ジャンルで言えば世界史、経済学、宗教学に分類されるような選書で読みにくさも少しあったが、そこをスラスラ読ませる書き口は流石。キリスト教やイスラム教などの異文化を理解するためには、宗教背景や歴史を把握することが必要不可欠だと感じた。なんとなくイスラム圏に怖い印象を抱いていたが、それは単なる食わず嫌いなのだと気付かされた。 とりあえず、経済学に関するケインズとフリードマンの真っ向から対立する主張が面白かったので、関連書籍を読んでみたい。
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タイトル通り、世界を変えることになった本を10冊わかりやすく紹介している本です。 紹介されている本のタイトル自体は当然のこと知っていましたが、恥ずかしながら、「難しそう」と思いすべての本で全く読んだことがありませんでした。 今では当たり前の考えとなっている理論や思考もこれらの本...
タイトル通り、世界を変えることになった本を10冊わかりやすく紹介している本です。 紹介されている本のタイトル自体は当然のこと知っていましたが、恥ずかしながら、「難しそう」と思いすべての本で全く読んだことがありませんでした。 今では当たり前の考えとなっている理論や思考もこれらの本があったからこそ当たり前になったのだと考えると、本というものの持つ力がいかに大きいかと思い知らされました。
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アメリカの強欲資本主義は、プロテスタントの禁欲の考えからうまれたということに驚きました! 歴史や経済など殆ど無知だった私ですが、分かりやすく書かれていて読みやすかったです。
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世界の著名本から10冊のガイド 狙いの成果はもう一つ 知らなかった本については良い機会となったが、対策に比べボリュームは足りない 沈黙の春 環境問題 今風にはSDGs 「生物の多様性」が地球を守る 改革は積年のしがらみの大掃除 革命はプラス実験
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おもしろくて一気に読んでしまいました。 本の意義について考えたくて、手に取った本でしたが、内容は文化、宗教、科学、経済と幅広い分野に渡っており、人類の歴史を一望できる内容です。 つまり、本はあらゆる歴史の結節点で大きな役割を果たしてきたということではないでしょうか。
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宗教、経済、人類創生、進化論など多岐に渡る世界にインパクトを与えた本の紹介。著者の解説を読むと、世界は宗教に大きな影響を受けていることがよくわかる。
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聞いたことはあるが読んだことがない本の紹介で新鮮。わかりやすく書いてもらってはいるが個人的には難しいものが多かった。 ・アンネの日記:イスラエル存続の一因 ・旧約聖書:ユダヤ教徒、新約聖書:キリスト教徒独自 ・コーラン:イスラム教の教え ・プロ倫:禁欲に関するキリスト教の教え→...
聞いたことはあるが読んだことがない本の紹介で新鮮。わかりやすく書いてもらってはいるが個人的には難しいものが多かった。 ・アンネの日記:イスラエル存続の一因 ・旧約聖書:ユダヤ教徒、新約聖書:キリスト教徒独自 ・コーラン:イスラム教の教え ・プロ倫:禁欲に関するキリスト教の教え→資本主義 ・資本論:資本主義の欠陥を知る など。
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