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ビブリア古書堂の事件手帖(5) の商品レビュー

4

586件のお客様レビュー

  1. 5つ

    126

  2. 4つ

    249

  3. 3つ

    137

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2021/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遂に!遂に!! 栞子さんと大輔くんが付き合うことになった! 栞子さんの付き合うことへの不安は、端から見たら親とは違うからそんなに思わなくても、と思ったけど、びっくりするくらいお母さんとそっくりだとやっぱり不安になっちゃうのかな? 自分も母親のようにいなくなるかもって言った栞子さんに「ついていく」って言ってくれる大輔くんなら大丈夫だなあって思えたんだろなあ。 ひと段落かと思ったら、あの田中俊雄がまた出てきそうだしまだまだ一波乱ありそう。

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2021/03/11

巻数を重ねるにつれて栞子さんの母親、篠川智恵子の存在が色濃くなってきたように思う。 毎度のことだが本の情報量には驚く。 ブラック・ジャックの話では特に多くの種類の本が登場した。 栞子さんは母親の手をとらず、大輔を選んだが、1巻の登場人物である田中敏雄の名がまた出てきた。 次巻が楽...

巻数を重ねるにつれて栞子さんの母親、篠川智恵子の存在が色濃くなってきたように思う。 毎度のことだが本の情報量には驚く。 ブラック・ジャックの話では特に多くの種類の本が登場した。 栞子さんは母親の手をとらず、大輔を選んだが、1巻の登場人物である田中敏雄の名がまた出てきた。 次巻が楽しみだ。 印象に残ったセリフ 「-でも、誰かが逃げ出した後には、取り残される人間もいます・・・そういう人間にも、抱えている思いがあります」

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2021/02/14

シリーズ5作目。 今回は本編とサイドストーリーが連なっての短編物語。 古書を通じて知る様々な人間模様。 そして栞子さん自身の恋愛。母親との関係。 そしてラストで…。 今回も読みやすく。惹きこまれて読みました。 最後に気になる展開。 次のシリーズはいつも以上に楽しみです。

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2021/01/29

エログロなしで、安心して子供にも薦められる。かと言って子ども向けということもなく、古書の奥深い世界を楽しめる。好きなシリーズ。 何気なく読んでいた手塚治虫全集。そんなに色々あったとは全く知らなかった。ブラックジャックの巻を確認してみよう。 ちょっと巻を飛ばして読んでしまったので、...

エログロなしで、安心して子供にも薦められる。かと言って子ども向けということもなく、古書の奥深い世界を楽しめる。好きなシリーズ。 何気なく読んでいた手塚治虫全集。そんなに色々あったとは全く知らなかった。ブラックジャックの巻を確認してみよう。 ちょっと巻を飛ばして読んでしまったので、もう一度戻って読もう。栞子さんの家族の事など過去が次第に解き明かされるのでそちらも気になる。

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2020/10/07

5巻では、各短編につき少しずつ、主人公以外の視点の物語が描かれている。それぞれの登場人物の内面が明らかにされる。 私が気に入ったのは第二話『ブラック・ジャック』だ。 小学生のころに読んだ漫画には、複数のパターンや読んだことのないストーリーがあるらしい。 これは興味をそそられる。...

5巻では、各短編につき少しずつ、主人公以外の視点の物語が描かれている。それぞれの登場人物の内面が明らかにされる。 私が気に入ったのは第二話『ブラック・ジャック』だ。 小学生のころに読んだ漫画には、複数のパターンや読んだことのないストーリーがあるらしい。 これは興味をそそられる。 真壁家にはブラック・ジャックの同じ巻が重複してあったが、そういえば私も単行本と文庫で同じ本を持っていたり、版が違う同じ本を持っていたりする。 解説が面白かったり、表紙が異なっていたり、古書のヤケが気に入ったりして買う。 同じ本を買うことのある人は多いだろうか?

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2020/08/16

まさしく、繋がりの時が訪れたと感じる巻だった。 前巻で進んだ栞子さんと五浦くんの繋がり、栞子さんと母親の繋がり、そして過去に囚われたままの栞子さんの心と今の栞子さんの気持ちの繋がり…。物語のクライマックスの序章が始まっただと感じた。 何より、一巻から登場している志田の半裁は感動...

まさしく、繋がりの時が訪れたと感じる巻だった。 前巻で進んだ栞子さんと五浦くんの繋がり、栞子さんと母親の繋がり、そして過去に囚われたままの栞子さんの心と今の栞子さんの気持ちの繋がり…。物語のクライマックスの序章が始まっただと感じた。 何より、一巻から登場している志田の半裁は感動した。待っていてくれた人の思いが志田に繋がり、志田も過去に囚われた自分と今の自分が繋がった話だと思った。 そして、今回も取り扱った古書にどれも心惹かれた。手塚治虫全集h取り急ぎ購入して読み耽りたいと思う。

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2020/08/11

【再読】前にも書いたけど、ビブリアのプロローグとエピローグ、やっぱり好きだなぁ。古書にはその人の物語だけじゃなく、願いものせられているんだと思えるお話だった。

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2020/07/28

新シリーズを本屋で見かけたので、最初のシリーズを最後まで読んでみることに。今回は五浦青年の告白に悩む栞子さん、依頼の影にちらつく母の智恵子さん、という展開で短編3話。作者の後書きにもあるように、いよいよ物語は佳境に。どんなラストになるのか楽しみ。 五浦青年がいるから、栞子さんは...

新シリーズを本屋で見かけたので、最初のシリーズを最後まで読んでみることに。今回は五浦青年の告白に悩む栞子さん、依頼の影にちらつく母の智恵子さん、という展開で短編3話。作者の後書きにもあるように、いよいよ物語は佳境に。どんなラストになるのか楽しみ。 五浦青年がいるから、栞子さんは依頼を引き受けるらしい。その真意がどこにあるのか、まだ明らかにならない。そして栞子さんを守りたい、助けたい、側にいたいと思う五浦青年。いいコンビ。 手塚治虫は、完璧主義というか、再出版される作品に手を入れたり、時にはストーリーを変更したり、順序やストーリーを入れ替えたりしていたという。しかも、複数の連載を同時進行、まさに漫画を描くことに全てを捧げていた感じ。

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2020/07/12

智恵子さんが絡んできてから不穏な空気が続くなあ〜 大輔と栞子がうまくいったのはよかった!!! プロローグは智恵子さんとお父さんの話だったんだと断章で気付く。プロローグとエピローグで智恵子さんと栞子の告白の返事のシーンを書くとは!とても粋で好き!

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2020/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々にベタな叙述トリックにやられた! エピローグで「?? 」となり、 プロローグにもどって「??」となり、 最終章を読み返して「!?」となり、 もう一度プロローグに戻って「!!」となりました。 構成がうまいですねえ。 まあそれはともかく、相変わらずの蘊蓄量。そして大輔のあっけらかんとした一途さ。栞子さんの心にに立ち込める暗雲を吹き飛ばした一言は爽快ですらありました。奥手な二人に幸あれ。 そしてブラックジャックが読みたくなりました。

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