ビブリア古書堂の事件手帖(5) の商品レビュー
大輔の告白に栞子の答えは、今はただ待ってほしい、でした。 そんな二人を結びつけたのは、やはり古書。 手塚治虫の『ブラックジャック』、寺山修司の『われに五月を』などを巡る話。 そこへ現れたのは、栞子の母。 彼女は母を待っていたのか。 母と娘の邂逅は? とにかく楽しめます。
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第五巻では、手塚治虫「ブラック•ジャック」が出て来ます。自分事ですが、第五巻にしてついにトリックがトリックにならないという事態になってしまいました。何故かと言うと、ブラック•ジャックを連載と同時に読んだ手塚治虫マニアとしては、チャンピオンコミックスが発売されるとすぐに買っていたか...
第五巻では、手塚治虫「ブラック•ジャック」が出て来ます。自分事ですが、第五巻にしてついにトリックがトリックにならないという事態になってしまいました。何故かと言うと、ブラック•ジャックを連載と同時に読んだ手塚治虫マニアとしては、チャンピオンコミックスが発売されるとすぐに買っていたからです。うちの息子曰く「我が家に稀覯本があったとは思わなかった」…だ、そうです。マンガも初版をとっておくもんですね。
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雑誌『彷書月刊』を大量に持ち込んでは しばらくすると買い戻しにくるという 妙な客が鎌倉の古書店をまわっているらしい。 古書店仲間の滝野から聞いた大輔は 自分の店に戻るなり 店長の栞子にその話を伝えた。 そのとき、まさにその客が来店して…。 (『彷書月刊』) 滝野の妹で栞子の友人...
雑誌『彷書月刊』を大量に持ち込んでは しばらくすると買い戻しにくるという 妙な客が鎌倉の古書店をまわっているらしい。 古書店仲間の滝野から聞いた大輔は 自分の店に戻るなり 店長の栞子にその話を伝えた。 そのとき、まさにその客が来店して…。 (『彷書月刊』) 滝野の妹で栞子の友人でもあるリュウの依頼で 知人の亡き父親の書斎から 手塚治虫の漫画が抜き取られた事件を相談された2人。 犯人は身内だとわかっているのだが その理由がわからない。 (『ブラック・ジャック』) その他、ブローディガンや寺山修司の 作品をモチーフに綴られる古書をめぐるミステリ。 えっ、物語の中では まだ半年くらいしか時間経過してないんかい! ぜんぜん、そんな気がしないのは何故(笑) 今回は、せどり屋の志田さんの 過去がわかってみたり 栞子さんが母親と少し向き合ってみたり。 『ブラック・ジャック』のネタの回… その漫画の内容自体はちっとも覚えてないけど さまざまな装丁があるってところは だいたい想像できる自分のオタっぷりに苦笑。 私が読んだ記憶があるのは 秋田書店のフツ〜のコミックス版でした。
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ついに付き合った〜⸜❤︎⸝長かった笑 でもこの2人ならそんじょそこらの出来合いのカップルみたいに「恋している自分」を楽しむだけってことはしないだろうから、色々安心してほんわかした気持ちで見てられる(*´▽`)ノノ ブラックジャックの回、特に版とか単行本・文庫本とか出版社の違い...
ついに付き合った〜⸜❤︎⸝長かった笑 でもこの2人ならそんじょそこらの出来合いのカップルみたいに「恋している自分」を楽しむだけってことはしないだろうから、色々安心してほんわかした気持ちで見てられる(*´▽`)ノノ ブラックジャックの回、特に版とか単行本・文庫本とか出版社の違いとか色々出てきてめっちゃ混乱した…(;・∀・)斜め読みしてしまった。少し読んだことあるけど絵が好きになれないから無理だ〜 滝野リュウみたいなかっこいい女性になりたい。スーツ着てカフェ(描写的にスタバ?)でコーヒー飲みながら本読んで…って理想像!! 田中敏夫、反省してる雰囲気の描写あったけど最後に出てきたか…。でも他の誰か関わってる気がするんだけど( ´-` ).。o()
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シリーズ5作目。 今回も栞子の母・智恵子が近くでうろちょろしていて笑、ちょっと不穏な感じ。 だいぶジリジリさせられたけど、ようやく栞子と大輔が付き合うことになったもよう。 田中敏雄保釈でまた一悶着ありそうで怖い。
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とにかく2人おめでとう、、、大輔よく頑張ったと声を掛けたい、、、。第一印象はあくまで第一でしかないなと気付かされるお話が多かったです。栞子さんのお母さんである智恵子さんの不気味な空気や不信感は未だ拭いきれないけど、栞子さんを海に誘うシーンでは純粋な母親としての娘を想う気持ちが滲み出ていて良かったです。そして最後!!!一難去ってまた一難だなあ、、、。
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本人に尋ねるのが一番早いのですけどね、それができないから情報を集めて探ることになる。 それをすべて表してしまう、本、蔵書、読書というものは、やっぱりある意味恐ろしいもので。 図書館がなんであんなに読書の秘密を守ろうとするのかも分かろうというもの。 でも、本人と話せるうちに話してお...
本人に尋ねるのが一番早いのですけどね、それができないから情報を集めて探ることになる。 それをすべて表してしまう、本、蔵書、読書というものは、やっぱりある意味恐ろしいもので。 図書館がなんであんなに読書の秘密を守ろうとするのかも分かろうというもの。 でも、本人と話せるうちに話しておくのは大事ですね。 話してしまえばあっという間に解決しちゃうこともあるというのに。 人と人が触れ合えば、ひとりでは思いもかけなかった発想も出てくるものね。
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栞子さんのお母さんのキャラが謎めいていて魅力的。この人の存在でこのシリーズの奥行きが深くなっている。栞子さんと大輔さんの関係に進展あり。
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1冊ずつ何かしらが進展しますね。やっと知ってる作品「ブラック・ジャック」が出てきた!でも、原作はあまり読んだことがなかったり。読みたい作品がまた増えた。
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遂に!遂に!! 栞子さんと大輔くんが付き合うことになった! 栞子さんの付き合うことへの不安は、端から見たら親とは違うからそんなに思わなくても、と思ったけど、びっくりするくらいお母さんとそっくりだとやっぱり不安になっちゃうのかな? 自分も母親のようにいなくなるかもって言った栞子さんに「ついていく」って言ってくれる大輔くんなら大丈夫だなあって思えたんだろなあ。 ひと段落かと思ったら、あの田中俊雄がまた出てきそうだしまだまだ一波乱ありそう。
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