乙嫁語り(6) の商品レビュー
凄く続きを待ち望んでる漫画の一つ。作者の森薫さん信者なので、新作出るたびに全面肯定している痛い読者です。 双子乙嫁の視点から、アミルに戻って来ました。 何となく『乙嫁』繋がりの連作で、日常話がメインで続くのだろうと思っていました。ですが、この巻では激しい騎馬戦の様子が生き生きと...
凄く続きを待ち望んでる漫画の一つ。作者の森薫さん信者なので、新作出るたびに全面肯定している痛い読者です。 双子乙嫁の視点から、アミルに戻って来ました。 何となく『乙嫁』繋がりの連作で、日常話がメインで続くのだろうと思っていました。ですが、この巻では激しい騎馬戦の様子が生き生きと描かれ「よっしゃー!きたーーー!!」と思わずガッツポーズ! あとがき漫画の「馬と弓は格好いい」に全力で頷きました。 巻が進むにつれ、ロシアの影が徐々に濃くなっているような気がします。元々ストーリーテリングに優れた作家さんですし、がっつり長編歴史漫画にならないかなあと期待しているのですが、ならなくても着いて行きます! いつまでも続け! アミル・カルルク夫婦も可愛かったですが、アゼル含めハルガル側がメインなのが新鮮で良かった。兄さん、これからどうするのでしょうか……。 ところでパリヤさんが可愛くてしかたないので、うちに嫁にきていいのよ? ついでに婿候補も一緒にきてもいいのよ?? パリヤさんの話は次巻になりそうなのですごく楽しみです。 いつまでも続け!
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発売日三日後にたまたま本屋で見かけて購入。続刊待ってたので嬉しい。 これまでのアミル実家とのゴタゴタが大きく動く巻。兄ちゃん格好いいですわ。相変わらず、丁寧に描き込まれている絵柄が大好き。
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台詞のないシーンは、まさに至高。絵も話も見せ方も凄い。特に登場人物の絶妙な表情は、台詞よりも説得力ある。馬の放牧に来たアミルの兄が叔父に呼ばれ兄の表情が変わる場面、良からぬ予想と覚悟・怒りが同時に伝わるというシーン。 どの漫画を読んでもここまで人物の思いが伝わる作品は、この漫画意...
台詞のないシーンは、まさに至高。絵も話も見せ方も凄い。特に登場人物の絶妙な表情は、台詞よりも説得力ある。馬の放牧に来たアミルの兄が叔父に呼ばれ兄の表情が変わる場面、良からぬ予想と覚悟・怒りが同時に伝わるというシーン。 どの漫画を読んでもここまで人物の思いが伝わる作品は、この漫画意外にはないだろう。
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あああ、素晴らしくて胸が痛い。想いと、それを表現する技量がパツパツにバランスとれとる。そして、カメラ?の移動とコマ割がまたバランスいいから、アクションでもそれぞれの動きや勝負の流れが見える。 アミルのように生きたかったよ。
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今回は戦のシーンがメインだけど、やっぱり乙嫁はいい!何がって聞かれても困る。だって全部がいいんだもの。出てくる人がみんな素敵。
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ああああお兄さま生き残ってくれた良かった‥‥!!!!!!!!!!!!! 部族の長が絶対というのはな~。纏まらないと力も出せないけど、間違っているのを正せないのもな。小部族は大変だーはーあ~~~そんなことよりお兄さまを殺さないでくれてありがとうございますですよ!!!!物語的には速攻...
ああああお兄さま生き残ってくれた良かった‥‥!!!!!!!!!!!!! 部族の長が絶対というのはな~。纏まらないと力も出せないけど、間違っているのを正せないのもな。小部族は大変だーはーあ~~~そんなことよりお兄さまを殺さないでくれてありがとうございますですよ!!!!物語的には速攻殺してた方がリアルかもしらんがなんぼのもんじゃーい!ああああああお兄さまああああああよかったあああああああ!!!!
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森さんの画力と構成力の高さを再認識した。例えば、戦闘シーンの描写の書き込みや、動物を射る時と人を射る時のアゼルの表情の対比的な描き方にあらわれていると思う。前の巻から少しずつ、ロシアの脅威が形になってあらわれている様子が読んでいて怖くなった。これまで丁寧に描かれてきたチベットで生活を営む人たち(スミスも含めて)の日常が、世界の状況に否応無しにこれから巻き込まれていく予感がする。
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購入済み 読了 内容紹介(BOOKデーターベースより) 物語はふたたび、アミル編へ…。 英国人スミスと案内人アリが、アンカラへの旅を続ける頃。 アミルの兄、アゼルは苦悩していた。生き残るために、カルルクの村を略奪すると決めた親族たち。 その背後には、つぶし合いを狙うロシア...
購入済み 読了 内容紹介(BOOKデーターベースより) 物語はふたたび、アミル編へ…。 英国人スミスと案内人アリが、アンカラへの旅を続ける頃。 アミルの兄、アゼルは苦悩していた。生き残るために、カルルクの村を略奪すると決めた親族たち。 その背後には、つぶし合いを狙うロシアの思惑が見え隠れする。 一族への忠誠心と、妹アミルへの愛情、ふたつの板挟みのなかで、アゼルが決めた「正しい選択」とは……? 前巻までのラブ・コメディーから一転、全編に渡ってアクション描写が冴え渡る、戦闘群像の『乙嫁語り』第6巻! もうアゼルがかっこよすぎ。 カククルもきちんと大人になってるし 早く次でないかなぁ。
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アゼル兄様とおばあさまがとにかくかっこよすぎた。 カルルクもこれからきっと男前に成長していくんだろうなと思うと、アミルと同じくらいどきどきしてしまう。 そして毎回毎回思うのだけど、画力が本当に半端ない…。
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色々な感じでハラハラしました。 一族単位で生活している民族的には族長である人で且つ父親ともなると絶対服従だと思うので、お兄さんの活躍は完全にタブーでしょうけどね。 でもその辺は漫画らしくやってもらえたのでかっこいいにつきます。 本当はあり得ないと思うし、お兄さんは場合によっては裁かれちゃうと思うんですよね。どれだけ周りがかばってもね。「思ったより面倒な話」とあったけど、面倒な事態だと思われます。 おばば様がやったことは闇に葬られるのかしら・・・ね。 こういう時代のものを読んでいると、横溝作品みたいなことってありうるんだなって思い知らされる。墓場まで持って行く秘密みたいなものがね。 この酷い父親にこんな素敵なアミルとアゼルが育つって言うのが、どれだけお母さん立派だったんだよって思うなぁ。 深いこと考えずに感想を書くとするなら、お兄さんに萌えてしまったので、兄妹だと思っていても最後のシーンはちょっとキャーってなりました。お兄さん本当にいい男だわ。 ジョルクもいい味出してる。 バイマトさんの「順当にいけば・・・」っていうセリフが今後のアゼルの扱いの指し示すところなのかな。そう思うとすごく悲しいわ。
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