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母という病 の商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2014/08/26

同じ著者の「父という病」も合わせて読んでもらいたいと思います。これだけ読むと子供の心の病いは乳児期に母親が働いていたせいだと受け取れかねないなぁと思いました。もちろん働いていなくてもネグレクトする親もいるのですが。 自分に当てはまるところもあるのですが、母の方がより当てはまる気が...

同じ著者の「父という病」も合わせて読んでもらいたいと思います。これだけ読むと子供の心の病いは乳児期に母親が働いていたせいだと受け取れかねないなぁと思いました。もちろん働いていなくてもネグレクトする親もいるのですが。 自分に当てはまるところもあるのですが、母の方がより当てはまる気がしました。戦争で親元を離れた時期があったからだと思います。

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2014/08/14

母子関係はかくも子供の人格形成、人生に影響を与えるものかと改めて知らされる。母親の代わりは絶対どこにも無い中、働きながらの子育てをどう考えるべきなのかなと、特に予定もないけど考えてみる。 後半は母子関係を軸に広くコミュニケーションについて参考になる説明も多い。手帳に書きとめたので...

母子関係はかくも子供の人格形成、人生に影響を与えるものかと改めて知らされる。母親の代わりは絶対どこにも無い中、働きながらの子育てをどう考えるべきなのかなと、特に予定もないけど考えてみる。 後半は母子関係を軸に広くコミュニケーションについて参考になる説明も多い。手帳に書きとめたので、たまに振り返って自分の生活を見直したい。

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2014/08/13

幼い頃、母親から十分に愛着を受けていないと 大人になってからも悪影響がある…ということが たくさんの事例と共に書かれている。 切ない。なんだか読んだ後もすっきりしなかった。

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2014/08/05

2014.8.4ー56 全てが母親に通じる訳でもないと思うけれども、まぁ間違いなく増えてはいるんだろうな。

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2014/07/29

子どもに対する母親の影響力の強さゆえ、気付かぬうちに子どもの心がゆがめられることも。 気持ちが重たくなりました。 読んでいて自分もあてはまるぞと思う部分が多々あり、少し焦りました ^^

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2014/05/22

若い頃は 母の理不尽を感じながら気付かぬ振りをしていたけれど、年齢を重ね自分も母になってから、子供達には自分がされて来た事をしない様に 無意識に意識していたことを最近になって認識したようです。多分 後数年以内には亡くなるであろう母が生きている間に この本を読まなくては、と強く思っ...

若い頃は 母の理不尽を感じながら気付かぬ振りをしていたけれど、年齢を重ね自分も母になってから、子供達には自分がされて来た事をしない様に 無意識に意識していたことを最近になって認識したようです。多分 後数年以内には亡くなるであろう母が生きている間に この本を読まなくては、と強く思った。読みながら、自分でも不思議な自分が こう言う事で作られてたのかと腑に落ちることが多々。ただ、きちんと母を母と言う病について向かい合わせるには、母は歳を取りすぎている。 そして、これもこの病の症状らしいが、今更苦しめても仕方ないから、諦めて何も言わず[いい子]を演じたまま 今世での関係を終わらせるのだろうなぁとおもっている。 母がもう少し若くて元気でも、きっと向かい合えなかっただろうけど… でも、読んでよかった。

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2014/05/18

岡田尊司の著書には、独特の父親のような雰囲気がある。どっしりと落ち着き、ポイントをゆっくり、何度も優しく語りかけるような。事例が挿話風で、引用が歴史上の人物だからだろうか。兎に角、分かりやすく、しかも、読者に正しい倫理観で語りかけてくる。だから、彼の著書を面白いと思う。反面、刺激...

岡田尊司の著書には、独特の父親のような雰囲気がある。どっしりと落ち着き、ポイントをゆっくり、何度も優しく語りかけるような。事例が挿話風で、引用が歴史上の人物だからだろうか。兎に角、分かりやすく、しかも、読者に正しい倫理観で語りかけてくる。だから、彼の著書を面白いと思う。反面、刺激に乏しく、展開が遅いと感じる。 母親と子供の愛着プロセス。幼少期に愛着が育まれず、オシキトシンの働きが弱くなれば、不安が強く、対人関係に支障が出る。しかし、一方で感情の昇華を見せ、芸術家になるような人物もいる。精神障害の由縁の大部分は、母親との関係性に由来する。これを、母という病と名付けた。 どういう形であれ、傷ついた思いを言葉にして語り尽くすという作業が、不可欠だ。最初のうちは、吐き出したバケツの水も、汚れで真っ黒になるだろう。しかし、それを何度も何度も繰り返しているうちに、どんな強い汚れも、次第に薄まっていく。

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2014/05/17

母と子の関係が、子どもの人生において大きな影響を及ぼすという内容。どちらかというと、悩める子どもへ向けた情報が多いので、悩める母の私にとっての収穫は薄かったものの、母として自覚しとかないといけないと思うことはありました。

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2014/04/16

生後1、2年の間の母親との関わりが、その後の人間関係構築の難しさ、生きづらさに繋がることに改めて気付かされた。

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2020/06/06

子どもの感受性や受け止め方次第で「母という病」の影響は変わるだろうが、ほんの些細なことでも複雑で残酷な結果につながってしまう。偉人(特に芸術家・作家)に「母という病」を患った人が多いという。

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