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母という病 ポプラ新書017
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母という病 ポプラ新書017

岡田尊司【著】

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母という病 ポプラ新書017

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2014/01/09
JAN 9784591137772

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母という病

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商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

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2024/05/28

「母という病」境界パーソナリティ障害や摂食障害、うつや不安障害、さまざまな依存症に母親との不安定な愛着が関わっているという話。 陣痛や授乳に大量に分泌されるオキシトシン。オキシトシンにより愛着やスキンシップが心地よく感じ 、不安を鎮める。幼い頃に愛情深く世話をされた子どもはオキシ...

「母という病」境界パーソナリティ障害や摂食障害、うつや不安障害、さまざまな依存症に母親との不安定な愛着が関わっているという話。 陣痛や授乳に大量に分泌されるオキシトシン。オキシトシンにより愛着やスキンシップが心地よく感じ 、不安を鎮める。幼い頃に愛情深く世話をされた子どもはオキシトシンの受容体が多い。 どんな母親でも子どもは愛情を求める。満たされない思いを抱えたままだと他者に癒しを求めてしまったり依存症になりやすい。 最終章では克服する方法も書かれている。まず気がつくこと。可能なら甘え直すこと。母親と一旦離れること。等だ。 母親に愛されたいという子どもの欲求はとても大きいのだなと感じた。生き方に悩む全ての人にお勧めしたい本だと思う。

Posted by ブクログ

2024/01/03

母親の存在の大きさに驚いた。それぞれの人の価値観や考え方は過去に起因することは分かっていたが、経験を受け止める皿として母親の存在があるため、それが重要。乳幼児期の母親の存在がオキシトシンの受容体の数に影響することが衝撃的だった。 人のどんな行動も愛着を求めてゆえだと思えると対処し...

母親の存在の大きさに驚いた。それぞれの人の価値観や考え方は過去に起因することは分かっていたが、経験を受け止める皿として母親の存在があるため、それが重要。乳幼児期の母親の存在がオキシトシンの受容体の数に影響することが衝撃的だった。 人のどんな行動も愛着を求めてゆえだと思えると対処しやすくなる感じがした。 過干渉、母親の自己愛、兄弟との比較など客観的に見れば問題があってもいざやろうとするとバランスが難しいんだろうなぁととても思う。 自分は母親という病を乗り越えて今は安定しているのかな。幼少期の癇癪、悪戯、乱暴、悪い行為もそうだし、中高生の時期に頑張って完璧を求めていた部分もそうなのだろう。あとは最近まであった、楽しいとか幸せだと感じても一瞬後には全てがダメになってしまうような不安感。 けど今は家庭の中の問題に気づいて混乱とか衝撃は大きかったが人との会話も繰り返しながら事実を捉えて向き合えるようになった。早い段階で気づいて対処できて良かったし、受け止めてもらえる環境だったのが非常にありがたい。 自分の大切な人からの愛情を、信じられずに跳ね飛ばしてしまうことはとても悲しい。現にそうしかけている自分がいる。不安になった時は相手の考えを聞いてそのまま受け止めるようにしたい。自信のなさでバイアスがかかることもあると思うが。 「100点でなく50点で満足できると、人生はずっと楽になる。60点だったら、上出来だと思おう。100点なんて、不自然だ。」という箇所が印象的だった。 日本人は真面目だと言われるが、慎重派だったり頑張りすぎてしまう部分がずっと母親から子へと受け継がれた結果だとしたなら悲しいなと感じる。

Posted by ブクログ

2023/11/17

動物、人は、母から産まれてくる。 母が子を育てることは、当然、本能とされている。 「母だから」「母なのに」・・・ その言葉に傷つく女性=母たちが大勢いる。 母なる大地、母は太陽、母なる海・・・などと、 母は偉大な存在なんかではない。 土砂崩れを起こしたり、雲に隠れたり、津波にな...

動物、人は、母から産まれてくる。 母が子を育てることは、当然、本能とされている。 「母だから」「母なのに」・・・ その言葉に傷つく女性=母たちが大勢いる。 母なる大地、母は太陽、母なる海・・・などと、 母は偉大な存在なんかではない。 土砂崩れを起こしたり、雲に隠れたり、津波になったり、決して平穏な存在ではない。 なぜなら、母も一人の人間。 完璧な人間がいないように、完璧な母はいない。 「母という病」によって、 ヘッセのような文学がうまれたり、 ジョン・レノンのように素晴らしい音楽がうまれたり、 岡本太郎のように、芸術品ができたり、 全てがマイナスばかりではなく、 本人の資質が大きくかかわっていると思う。 子供の時には気づかなかった、母の姿が、 成長することで、客観的にみることができ、 状況や理由を理解し、許すことができたら、 きっと、その時が、親離れ、大人に成長した証かもしれない。 傷ついたまま、成長できない子供たちには、 しっかりと大人のサポートが得られたら、 どんなにいいか。 そして、この本は心の傷に、暖かい手でそっと包んでくれる。

Posted by ブクログ

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