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母という病 の商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    4

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2015/03/22

この本に手を出すことに罪悪感があって(これがもう既に病気なのでしょうか)しばらく保留にした後、母が自分を産んだ歳を超えてから、やっと読みました。我が家の場合は愛情過多で心配性、自立の道を阻んでいます。親の気持ちを大事にしながら、うまく離れていくにはどうしたらいいんだろう。すぐ解決...

この本に手を出すことに罪悪感があって(これがもう既に病気なのでしょうか)しばらく保留にした後、母が自分を産んだ歳を超えてから、やっと読みました。我が家の場合は愛情過多で心配性、自立の道を阻んでいます。親の気持ちを大事にしながら、うまく離れていくにはどうしたらいいんだろう。すぐ解決しそうにはないけれど、そういうことを考えるのは悪いことじゃないんだと思えただけでも良かった。

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2015/03/22

親子関係が悪い訳ではないのに、どうしても本音が言えないし、『良い子』でいないといけない強迫めいた思いが常に頭にあって、思いを発信するなんてことなかったなぁ。と。まぁ、そこに居座ってしまったら終わりと、大学入った頃からようやく自我がでてきたんだけど。 もう少し、事象の説明や、原因...

親子関係が悪い訳ではないのに、どうしても本音が言えないし、『良い子』でいないといけない強迫めいた思いが常に頭にあって、思いを発信するなんてことなかったなぁ。と。まぁ、そこに居座ってしまったら終わりと、大学入った頃からようやく自我がでてきたんだけど。 もう少し、事象の説明や、原因を書くだけじゃなく、そんな母という病を抱えた人へのアドバイスを知りたかった。これは、分かってる事をあえて言葉にされるだけで解決にならん。 こりゃ父という病は読まないと思う。

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2015/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心に闇を抱えた人間の、色んなケースを紹介していってる。 まだ最初の2章くらいを読み始めたばかりだけど、「なんでもかんでも母親のせいにされちゃあさ」と、少し腑に落ちない気分になった。 とりあえず読み進めていく。

Posted byブクログ

2015/03/14

自分がこれまで苦しんでいた理由がまさに本書に記されていた。 母という病に知らず知らずのうちに侵され、ダメな自分は生きる価値がないと嘆き、悩み、ひたすら自分を責め続けた。 この本に出会うことができて本当によかった。 少しずつでもいいので、自立して自分を確立させていきたいと思う。 著...

自分がこれまで苦しんでいた理由がまさに本書に記されていた。 母という病に知らず知らずのうちに侵され、ダメな自分は生きる価値がないと嘆き、悩み、ひたすら自分を責め続けた。 この本に出会うことができて本当によかった。 少しずつでもいいので、自立して自分を確立させていきたいと思う。 著者の岡田さん、ありがとうございます。

Posted byブクログ

2015/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うつや精神疾患、問題行動等の原因を、「母親との関係」という視点から論じた本。すべてが母親との関係に原因があるような書きっぷりが若干目につくが、ある意味では真理の部分もあると思う。ADHDの気がある娘の子育てにも参考にさせてもらいたい。ただ、内容として同じようなことをずっと論じているので、ややくどい印象があることや、父親について全く触れられていないことが残念。

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2015/01/22

母親と子供の愛着形成がいかに大事か、それはよく分かった。また、自分自身、過保護・過干渉な母親に育てられ、今の自分があることも納得というか理解できた。今後の自分と娘の関わり方についても考えさせられた。ただ、正直、こんなにも母親との愛着形成が強調されると母親という役割の荷があまりに重...

母親と子供の愛着形成がいかに大事か、それはよく分かった。また、自分自身、過保護・過干渉な母親に育てられ、今の自分があることも納得というか理解できた。今後の自分と娘の関わり方についても考えさせられた。ただ、正直、こんなにも母親との愛着形成が強調されると母親という役割の荷があまりに重すぎるし、本当にそればかりなのか、と思ってしまう。(こんな考えでは母親失格なのだろうか) 「父という病」も読んでみたいと思う。

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2014/11/11

少し前話題になってた新書。けっこう前に買ってたけど手をつけないまま数ヶ月置いてて、いろんな意味で落ち着いたのでようやく読みました。 母親との関係に苦しむ人たちの実例(虐待、ネグレクト、離婚、支配、兄弟・姉妹との愛情の格差etc)と、それによって出た症状や影響(精神的な病、薬物中...

少し前話題になってた新書。けっこう前に買ってたけど手をつけないまま数ヶ月置いてて、いろんな意味で落ち着いたのでようやく読みました。 母親との関係に苦しむ人たちの実例(虐待、ネグレクト、離婚、支配、兄弟・姉妹との愛情の格差etc)と、それによって出た症状や影響(精神的な病、薬物中毒、恋愛における過剰な偏りetc)を紹介するとともに、そういう苦しみから脱け出していく過程、考え方の変換の仕方などが書かれている本。 読むのけっこう辛かったけど、読んでよかったと思った。 自分の親はやや偏ってるけれど、十分幸せな環境に育ってきたんだな、と思えた。 深すぎる感想は他の某所に書いたのでこの辺でやめておきます。笑

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2014/10/11

本屋さんで話題の本として取り上げられてたので読んでみる。 母と子のどちらにとっても、その関係に問題を抱えてると感じてる人には、何らかの救いになりえる本だと思う。 現代は母親にとって、本当に色々とツラい時代だと思うし、その悪影響が子どもに向いてしまっている部分があることを認識させら...

本屋さんで話題の本として取り上げられてたので読んでみる。 母と子のどちらにとっても、その関係に問題を抱えてると感じてる人には、何らかの救いになりえる本だと思う。 現代は母親にとって、本当に色々とツラい時代だと思うし、その悪影響が子どもに向いてしまっている部分があることを認識させられる。 ただ、同じ事を何度も繰り返していて、少し読みづらい印象でした。

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2014/10/06

子どもを授かるということに対して強く不安を感じた。35歳の私は、もしこの5年で子どもを授かったとしても40歳だ。子どもとの間に愛着を育てることはできるだろうか。私はどうだったろうか。親との愛着は。深く悩む。 もう結婚なんてしない方がよいのではないかとさえ思ってしまう。どうだろう...

子どもを授かるということに対して強く不安を感じた。35歳の私は、もしこの5年で子どもを授かったとしても40歳だ。子どもとの間に愛着を育てることはできるだろうか。私はどうだったろうか。親との愛着は。深く悩む。 もう結婚なんてしない方がよいのではないかとさえ思ってしまう。どうだろう。子どもを授かり育て次につなげると同じくらいこれからの社会に対して貢献できることはあるだろうか。それを模索した方が、残された時間(大げさ)の配分を考えると良いのではないかと考えてしまう。

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2015/10/03

借りたもの。 紹介されている事例はどれか必ず当てはまるようで、その分読んでいて心が痛む。 キャリル・マクブライト『毒になる母親』(http://booklog.jp/item/1/4864101191)でも似たような事例を紹介し、同じような点を指摘していた。 違いとして、この本で...

借りたもの。 紹介されている事例はどれか必ず当てはまるようで、その分読んでいて心が痛む。 キャリル・マクブライト『毒になる母親』(http://booklog.jp/item/1/4864101191)でも似たような事例を紹介し、同じような点を指摘していた。 違いとして、この本では欧米人と比較してアジア人の方が生物学的に「母という病」を引きずりやすいことを指摘している。 子を育てる事が親の愛情からくるものではなく、親のステータス、親の義務となってしまった近代以降の社会を憂うべきか…… それは幼児期のスキンシップ不足、無償の愛を与えられる事ができなかったことならば、現代社会はその傾向がより強まっているだろう。 親も無償の愛に飢え、その連鎖が現代まで続いている。 無条件に愛された人の方が少ないのでは、と思う。 女性の社会進出を叫ぶ昨今、この本を踏まえると保育園、託児所などの施設もさることながら、産休・育休後の復帰をしやすくすべきではないだろうか。 その上で子を育てる人が、残業をしないことを肯定的に見るべきだと思う。 男女共働きが当たり前の現在、キャリアの傷とされるそれらを恐れて、子供を産むことをリスクに感じてしまうのだから。 書いてある事に多く共感してしまい、読んでいて涙が出てきた。 かつて涙ながらに親に訴えた際、「成人しているのだから、何を今更」と言われた事がある。 私は両親に「信じてもらえていない」という柵は今もある。だからこそ自分の力でそれを克服したい。 後半の克服した事例に私も至りたい。受け入れ、共感して初めて涙を流し、許すことが出来る。 『毒になる母親』『「毒になる母親」を乗り越える11のリスト』(http://booklog.jp/item/1/4591137775)も併読。

Posted byブクログ