超訳百人一首 うた恋い。(4) の商品レビュー
今回は古今和歌集編者である、壬生忠岑や紀貫之などが登場。 藤原満子と壬生忠岑の話が素敵でした。不自由さゆえの美しいロマンスでした。その後の話が気になります。 紀貫之のあの歌に返歌があったことを恥ずかしながら知らずにいたので、宿屋の主人が女性だというのが新鮮に感じられました。 ...
今回は古今和歌集編者である、壬生忠岑や紀貫之などが登場。 藤原満子と壬生忠岑の話が素敵でした。不自由さゆえの美しいロマンスでした。その後の話が気になります。 紀貫之のあの歌に返歌があったことを恥ずかしながら知らずにいたので、宿屋の主人が女性だというのが新鮮に感じられました。 毎回この漫画を読むと、どの程度まで史実に沿っていて、どこから空想なのかと疑問が湧いてくる。 古典作品の勉強のきっかけにもなります。
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小野篁さんというともうすっかり鬼灯に出てくる篁さんの印象が強かったせいで、うた恋い篁さんのダークな格好良さにはわわってなった(笑)。
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限られた資料のなかから人物をふくらませるのが、やはり大変お上手。古今集カルテットと紀貫之どツボでした-_-b! 小野篁の目がなんだかイっちゃってて怖いんですがこれは常人ならざる、という表現なのかしかし怖い。 壬生氏が登場したし次巻はぜひ 恋すてふ あたりも読みたいなー。
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悲恋多めで、今までほど「きゃ~!><」って気持ちでは読めなかったかな。 一番は貫之と椿。情けなくても偉くなれなくても、キミといられれば…;;
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紀貫之とか小野篁とか藤原定家とか 名前はよく聞く人たちだけど 実態は知らなかったのでいろいろと衝撃的だった。 こういう簡単に古典に触れられるものがもっと増えればいいな・・・ 古典読みたいんだけど今積み上げちゃってるんだよね
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表紙がいつにも増してエロ本で買うの恥ずかしかったです笑 中もわりかしエロ本でした直接描写ないけど。
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まず、表紙がえろい! 手に取りづらい!レジに持っていきづらい! なんでしょうね、この人の絵は、露骨な描写をしているわけでもないのに、その先にある甘美な行為が連想されてうっとりしてしまいます。 うた恋いはいつも栄え衰えていったものたちを描くので読後はせつない気持ちにさせられるのですが、今回は藤原氏の台頭の陰で消えていった一族の話だったのでせつなさがこれまで以上に胸に広がりました。 ただ、椿の貫之に対する思いの変化が突然すぎて戸惑いました。ページが足りなかったのかな…最初別に好きじゃなかったのに、そこまで思えるの?って思いました。歌とは直接関係のない部分だけど、急にキャラクターが変わったみたいでついていけませんでした。
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質を落とさないで書き続けられるのが素晴らしい。 解釈を変えればこんなに素敵な物語になることもあるんですね。 うた変。も読みたいなー!
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やっぱり杉田先生の意訳、ストーリーともに素晴らしい。今回も堪能しました。小野兄妹・・・百人一首を勉強したときは何も思わなかったけどしみじみくる歌だなぁ。
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これまでは恋の浮かれた雰囲気が全体的に漂ってた気がするけど、この巻はもっと重いというかじんわり染みる話が多かった。千年の昔も人は同じことを感じて生きていたのですよね。
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