グロースハッカー の商品レビュー

ライアンホリデイ【著】,佐藤由紀子【訳】,加藤恭輔【解説】

2019/06/12

このキーワードをあまり知らなかったが、最近のマーケティング手法のひとつ。というよりもその取り組み自身と理解した方が良い。答えは一つではなく、自分のビジネスにフィットした手法を見つけ出すこと自身が重要であることがよくわかる

2019/10/28

マーケティングディレクターの仕事は将来的になくなる。
製品開発とマーケティングを別々に行う手法はもう古い。

グロースハッカーは、伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証、追跡、測定が可能なものだけを用いてユーザーと成長を追跡していく。

プロダクト・マーケット・フィット（ＰＭＦ）とはサービスと顧客のニーズが完全にシンクロする状態
→サービスが開発されるのを待つのではなく、開発に影響をマーケターは与える存在になる必要がある。

口コミは偶然に起きるものではなく設計するもの

常に改善を続ける

マインドセット（考え方）を変えること。

?人が欲しがるものを作れ
?自分なりのグロースハックを探せ
?口コミを巻き起こせ
?つかんだユーザーを手放すな

2018/02/04

グロースハッカーについて定義やどういったことをやっているのかが多少わかった。今までの伝統的なマーケターの手法であった、製品開発、派手な広告、発表会などを行わずとも製品を普及させていく、ベータ版を出し顧客の声を製品開発にいかす、など具体例を交えて解説。

2017/03/01

グロースハックとはマインドセット。つまり気の持ちようで誰もがグロースハッカーだ。気を持った私さえもグロースハッカーだ。科学的な分析から湧き出る仮説を持って検証して地味に地道にサービスを永続的に成長させる。これはリーンな思考とかデザイン思考とかにも符合する。要はどれも同じななかで得体の知れない世界を探索することが人生ということであろうか。スカした言葉は面白い。全国総グロースハッカー。

2016/08/01

1.まずは人が欲しがるものを作れ
　PMFを掴みとる
　フィードバックを受け入れる
2.自分なりのグロースハック
3.クチコミを巻き起こせ
4.つかんだユーザーを手放すな
　常に改善を続ける
　サービスを最適化して、ユーザを定着させる

グロースハッカーの仕事
無から何かを作り出し、それを非常に短期間で拡大することで会社を急成長させる

PFM
プロダクトマーケットフィット

実用最小限の製品からユーザーフィードバックに基いて改良していく

ソクラテス式問答法
誰のための製品か？
なぜユーザーはこの製品を使うのか？
なぜ”私”はこの製品を使うのか？

アンケートを実施しよう！
顧客を巻き込むのだ！

顧客は「獲得」するものだ
ターゲティングしたポイント攻撃

ブランディングに金を使うな
ソーシャルカレンシー(社会的通過)を無料で獲得せよ

”ゴーバイラル”したければクチコミの種を製品の中に仕込む必要がある

2015/12/12

マーケティングにおける最善の決定とは、特定の人々のリアルで切実なニーズを満たす製品や事業を獲得すること
事業を成功させて収益を上げるためには、マーケティングの方法を潜在顧客の購買行動プロセスに合わせる必要がある
仮説を立てながら、テストを繰り返し。その過程を通じて利用者が何に関心があり、何を欲しているのかを正しく理解していく

2015/06/19

グロースハッカーとは、マーケターとエンジニアのハイブリッド。p8

グロースハッカーとは、伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定可能なものだけを用いる。グロースハッカーは、自律し、自己増殖する成長マシンの発明者であり、オペレーターであり、整備士。p20

2015/02/22

これからのマーケティングのために、グロスハックのマインドセットの本。

アメリカンアパレルのマーケティングマネージャーだった著者が、あるオンライン記事のタイトルに衝撃を受ける。
「グロスハッカーは新世代のマーケティング幹部だ」
と。衝撃と否定をしながらも、グロスハックについて学んだ著者がそのマインドを余すところなく披露している本書。

私自身も、現在スタートアップIT旅行系ベンチャーに身を置きマーケティングにも携わっている。日々業務に携わる中でこの会社におけるマーケティングとは？と考えたときにもやもやしていたことをまさに紐解かれた。

具体的なグロスハックの手法自体にフォーカスして書かれている訳ではないので「グロスハックとは？」「これからのマーケティングって？」の初歩の初歩の概念からまず知りたい人にオススメ。

●PMF(サービスと顧客のニーズが完全にシンクロする状態)への到達はマーケターの仕事
●口コミは偶然にはおきない。設計する
●グロスハックはROI(投資収益率)の最大化を目指すもの、最も効果的なポイントに全精力を注ぎ込む
顧客の定着率が10％上がるのは企業価値が30％上がること。

2014/12/02

製品開発とマーケティングを完全に別のプロセスとして行う方法はもう古い。リーンスタートアップの概念をコンパクトに伝える本である。

2014/11/09

グロースハッカーによってマーケット・広告の概念が大きく変わっている現状がよく分かりました。webサービスに限らず、現代では莫大な予算をかけてイベントや広告を打つよりも効果的なマーケティングが可能であり、いいアイデアと技術さえあればカネをかけずに多くの人に伝えることができる時代なのですね。