捨てる女 の商品レビュー
本をためまくっていた女が暴走機関車のようにして本を手放していく話。途中の趣味的な話は必然性を感じなかったがまあ悪くはなかった。最後はスタジオイワトでの即売会の話。実はこのとき僕が彼女ら取材している。2月に出す新刊にそのときの話を書くのだが、銀河鉄道999に出てくるキャプテンハーロ...
本をためまくっていた女が暴走機関車のようにして本を手放していく話。途中の趣味的な話は必然性を感じなかったがまあ悪くはなかった。最後はスタジオイワトでの即売会の話。実はこのとき僕が彼女ら取材している。2月に出す新刊にそのときの話を書くのだが、銀河鉄道999に出てくるキャプテンハーロックみたいな感じで、同じ場面を違うまなざしで書いてみようと思う。。。ってこれレビューじゃなくて決意表明になっちゃったよ。あらら。 著者が房総で豚を飼っていたというのを知っていたからか、暴走と書くべきなのに房総と書いてしまったとさ。とほほ。房総→暴走となおしておきました。
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内澤旬子1冊目。 のつもりが、「身体のいいなり」を追加で借りたら、こっちを先に読み切ってしまった。「捨てる女」も面白かったが、ちょっと飽きがやっってきた。 内澤旬子さんとの共通点を見つけつつ、「あはは、わかる〜」って思ったり、「え、全然わからん。超越してる・・・」って思うのも本当...
内澤旬子1冊目。 のつもりが、「身体のいいなり」を追加で借りたら、こっちを先に読み切ってしまった。「捨てる女」も面白かったが、ちょっと飽きがやっってきた。 内澤旬子さんとの共通点を見つけつつ、「あはは、わかる〜」って思ったり、「え、全然わからん。超越してる・・・」って思うのも本当楽しい。 たまに内澤旬子がいいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内澤さんは初読み。『世界屠畜紀行』とか『身体のいいなり』のような硬派な?社会問題?の方、と先入観を持っていたので構えていたのだけど、数ページ読んでぶっ飛んで後悔した。面白いじゃん! なんで『屠畜紀行』読んでなかったの私、『飼い喰い』読んでなかったの私。 と言うより私このパターン、佐野洋子さんでもやったのよね~んで佐野さんはお亡くなりになった直後だったorz。内澤さんは存命。まだ間に合う!これから要チェックしていきたいです。 基本捨て捨て本。 その間に別の著書『飼い喰い』スピンオフのエピソード(勿論捨てに絡んで)、トイレットペーパーを止めるにあたってのウォシュレットネタ。 この本の始めの方で実はまだドレッサーはある、とあったのだけど本当に捨て作業は進んでいるのか? いやでもちゃんと進んでいたようです。 ご病気と共に憑き物が落ちたかのように自分の蒐集してきたものが重荷に感じられるようになり、捨てるようになる。 そしてあらかた捨てて身軽になったら、最後まで残したものと(捨てたものとも)対話出来るようになった。内澤さんが「モノや本も所有するだけで、生命力が必要なのかもしれない。」と言うソレなんだろうな。 モノや本を所有するか、別のモノに引き当てるか、生命力の使い道について考えてみようと思った。
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「世界屠畜紀行」からのファン。内澤さんて会ったら即友達になれそう。彼女の書く文章が好き。自虐的でいて明るい。自分を冷静に見つつ他に流されず突き進む感じ。じゃなきゃ豚3頭飼えないよ。しかも食うために。
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ある事をきっかけにスイッチが入って、モノをどんどん捨てはじめ、そして最後は…という面白くも哀愁が漂うエッセイ。断捨離が良いことばかりじゃないのも良く判る。弾けっぷりの理由を他の本も読んで知りたい。
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健康になってからすっかり嗜好が変わってしまった経緯がおもしろい。しかし内澤さん、年々自分語りが冗漫、いや上手になってきましたね。
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自分も捨てられない人なので、とても共感を得ながら読みました。 家人からは二度と読まない、聴かない、観ないだからと、攻められる本、CD、DVD類‥。 この休み、まずはビデオ、カセットテープ、MDから何とかしなくては。
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病気や離婚などいろいろなできごとをきっかけに持ち物を捨てたくなった、イラストレーター・文筆家のエッセイ集。 断捨離が流行しましたが、著者は捨てることに苦しみ、また捨てたあとも後悔しているのが他の断捨離本とは違うところです。やはり、家のスペースの問題で泣く泣く物を捨てると後悔するの...
病気や離婚などいろいろなできごとをきっかけに持ち物を捨てたくなった、イラストレーター・文筆家のエッセイ集。 断捨離が流行しましたが、著者は捨てることに苦しみ、また捨てたあとも後悔しているのが他の断捨離本とは違うところです。やはり、家のスペースの問題で泣く泣く物を捨てると後悔するのかもしれません。特に二度と手に入らないものや、今までの人生に大きく影響しているようなものは捨てるのを考え直した方がいいのかもしれません。 とはいえ、少ない持ち物で暮らしていきたいという私の考えが変わることはありませんでした。
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ブログに掲載しました。http://boketen.seesaa.net/ いわゆる「断捨離」本ではない、捨てる苦しみに満ちた本。あまりはやらないイラストレーター稼業で貧乏な上に、こども時代から虚弱体質、きしみを見せている夫婦関係などが重なったところに乳ガン宣告。当時38歳でステ...
ブログに掲載しました。http://boketen.seesaa.net/ いわゆる「断捨離」本ではない、捨てる苦しみに満ちた本。あまりはやらないイラストレーター稼業で貧乏な上に、こども時代から虚弱体質、きしみを見せている夫婦関係などが重なったところに乳ガン宣告。当時38歳でステージ1。二度の部分切除を経て乳腺全摘出、そして乳房再建の闘病。もう、これだけで「だいじょうぶか!」という感じだが、話はここから始まる。
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布ナプキンについての記述がいきなり出てきたので、ちょっとびっくりした。 『古書の来歴』が面白そう。 こういう生き方もあるんだな。
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