捨てる女 の商品レビュー

内澤旬子(著者)

2016/01/15

「身体のいいなり」が面白かったのでコレも…と手にとってみたんですけれども、個人的には前作のが面白かったですかね…社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

捨てる女、との題名ですので汚部屋、と言ってアレならまあ、物が散乱している部屋…みたいな感じでしょうか？　とにかく物の多い著者が一念発起して片付けに邁進する！　みたいな内容かと思っていたんですけれども、っていうかまあ、そういう内容なんですけれども、豚の飼育の話だったり、出版業界の話だったり、とにかく脱線した話題にページを多く割いているような印象があり、個人的には散漫な内容だと思いましたねぇ…。出版業界の内実とかにはそこまで興味ないので…。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

んー…でもまあ、捨てすぎには注意ですよね！　著者みたいに少々、後悔するハメにならないとは限らないですから…というわけで、僕ちんもただでさえ物を増やしやすい性格ゆえ、アレですね、消費を抑えた生活を実践してみたく思います…さようなら。

2015/06/19

すごく個人的な話であるな。なので、わたし的には物足りない。もっと捨ててくれ！スッカラカンになってくれ！もともとがいらん物持ちなんだもの。題名がいかんな。「ゴミとお宝」とかどうだろう…。「捨てる女」では「捨て」が期待はずれです。御本人にっとては捨て過ぎなのだろうが。
「身体のいいなり」もそうだった。すっごく興味深くはあるのだけど、影響されたりするのだけど、基本的に個人的な感覚で終結されていて共感を拒否されている気がする。下手な共感はされたくないのだろうけどね。

2015/05/16

「捨てて後悔した」ちょっと待って下さい、と思ったのが運の尽き。読んでしまった。

他の随筆とリンクする部分も多く(だからニヤリとしてしまう)、ウチザワワールドを堪能したい方には大変お勧めである。ちょっと中2の香りがしないでもない、でも人間くさくて好感の持てる語り口は潔くて好きだ。読了したら何かしら捨てたくなるけれど。

2015/05/05

わーこの方、変人だわ〜と、思いました。もちろん褒め言葉で！　だから繊細、だから尽きない創作の泉が湧いて出る。
最初は、文体の下品さになかなかついていけなかったけど、深いことを体で体感して、自分のリズムで自然体で表現している人で、実際には誰より美意識の高い人なんだと思う。
生き方といい、創作活動といい、なかなか真似できない、独自のリズムがステキでした。

2015/04/07

なんともすごい勢いのある本だった。笑

イラストレーターの著者が、膨大な本と紙に飲まれて、いよいよ捨てないと！！！

と意気込んだ話。

捨てて捨ててすてまくってるうちに、いつしか旦那まで不要と気がつきそこまで捨てるに至った作者。笑

すごいっす。

しかも、捨てて捨てるうちにいろんなやりたいことがでてきたり、乳がんが再発する恐れから思ったことからやっちまおうとした作者は、なぜか半年ブタを育てて食う。というやりたいことにぶち当たりなぜかブタを育て食う。笑

本当、すごい行動力のあるすごい勢いの人でした。

読んだらいろんな意味で加速つくかも。

2015/03/25

読んでいるうちに、とにかくなんでも捨てたくなっていらない服を捨てました。ケルムスコットプレスの本はさすがに捨てられないという気持ちは痛いほど分かります。

2015/03/16

内澤本を読み通してきたものとしては、一連の流れが見えてぐっとくる一冊

いちばんおもしろかったくだりは、「留守中に火事でもあったらかなわんと、離婚届をジップロックに入れて冷凍庫に突っ込み、原稿を書きつつタイの海岸で遊びほうけて帰国してから、離婚届を出した」というところ。

冷凍された離婚届なんて貴重だろうな

2015/03/01

他人の「捨てる」ということに興味を持って。と思ったけど、女の捨てるはなんか違う。サッパリしない。胸糞悪い。

　根本的に考えが違う。無用なものをためてしまうから、無用のまま捨てる。これがこの本の捨てる。

　私の捨てるは違う。溜める前に捨てる。だから良いんだ。執着しないですむから。

　もし私が無用なものを持ち続けても、捨てる時は「使い捨てる」ようにしている。溜まった古着は旅行で着捨てるし、本は売るし。

　溜めこまない性格を作ることって結構大事だなと思った。

　あと、自分はまだエッセイを楽しめるような大人じゃないなと思った。まだまだお子ちゃまだ。もっと大人になったら再読したい。

2015/01/18

全体的に面白いのだけど、内澤さんの文章はどこか重たい。
誰もが捨てればすっきりするわけではないのね。
豚との生活を書いた本はそのうち読むつもり。
『体のいいなり』の時に暮らしていた旦那さんとは別れたようだ。
なんでこんな人と一緒にいるんだろうと思ってたので安心した。

2014/12/24

ぶた食べて、乳癌にかかって、自分のしたいように進んでいる人だなあ、と思った
身体の言いなりは読んだけどかの有名な豚の本とかは未読
まわりにあるものが雑音になってイライラするセンサーが敏感になってしまったんだなーと
旅館とかに住み続けたい欲が刺激される
トレペへの逆切れはほんと笑う