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産後クライシス の商品レビュー

3.7

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

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2021/09/20

"産後クライシス"というものが存在することすら知らなかった人が初めて読むには、読みやすくて気付きを与えてくれる本だと思います。 私は ・産後クライシスは聞いたことがある。 ・関連する書籍は読んだことがない。 程度の30代男性でもうすぐ第一子が誕生予定なので読ん...

"産後クライシス"というものが存在することすら知らなかった人が初めて読むには、読みやすくて気付きを与えてくれる本だと思います。 私は ・産後クライシスは聞いたことがある。 ・関連する書籍は読んだことがない。 程度の30代男性でもうすぐ第一子が誕生予定なので読んでみましたが、新たな気付きはあまりなかったです。 それ自体を知るにはいい本だと思うのですが、起こる原因やなぜ今それが問題なのかといった分析は弱いように感じました。 ※データは用いられていますが、本当に因果関係があるのかな?疑似相関の可能性ないのかな?と感じてしまうシーンが多々あったためです。 著者はNHKの記者とディレクターの方なので、専門的な分析を期待して読まれた方は少し物足りないかもしれません。 本当に何も知らない状態で読む方にオススメです。

Posted byブクログ

2021/04/04

第1子の出産を控えているということもあり手に取りました。 『産後クライシス』産後に夫婦の愛情が急速に冷え込む現象のこと。またその愛情ギャップはその後あまり埋まっていかないという。 産後の妻の体調は心身ともにくたくたの状態で、そこに右も左もわからない育児も重なってきてしまう。妻と...

第1子の出産を控えているということもあり手に取りました。 『産後クライシス』産後に夫婦の愛情が急速に冷え込む現象のこと。またその愛情ギャップはその後あまり埋まっていかないという。 産後の妻の体調は心身ともにくたくたの状態で、そこに右も左もわからない育児も重なってきてしまう。妻としては「夫に育児に対して助けを求めてる」つもりであっても、夫は悪気があるわけではなくそれに気付かない。夫はというと、「自分の全うすべきことは仕事で、仕事をやり遂げて給料を稼ぐことで妻子が幸せになる」と、妻の問題に対してベクトルが全然違うことがわかる。こういったGAPにより夫婦間の関係に溝が生まれていく。(一緒に育てるという前提で産んだのに育ててるのは私だけと、産め産め詐欺だと感じる人もいるようです。笑) 私も分かっているつもりであったが、まだまだまだまだでした。 興味深かったデータは、『夫の育児レベルが「おむつ替えを1日1回して、子供に朝食を食べさせる程度」から「おむつ替えを1日2回して、朝の保育園へ送っていくのを受け持つ」ことに上がるのは、「夫の月収が10万円アップするくらい妻の満足度が上がる」ということ』でした。 それくらい夫の仕事や給料に対する想いと、妻の育児への協力に対する想いにはGAPがあるということです。 私も今の給料には既に満足しているので、もっと育児中心のライフワークバランスを取れるように本気で取り組んでいこうと思いました。 妻にも読んでもらい、不十分なところはあるかと思いますが、今後の育児と家庭を一緒に協力していきたいと思えました。

Posted byブクログ

2021/01/30

テレビ局の記者の方が書いたものですが、産後クライシスについてデータに基づいた専門性もありながら当事者目線で書かれていたので、読んでいてとても受け入れやすかったように思います。2013年のものなので、2021年現在どのように状況が変わっているのか調べてみたくなりました。

Posted byブクログ

2020/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常に分かりやすかった。 具体的にどうすれば良いかも症例として挙げられていたため、これからもよく話し合う夫婦でいようと思った。 掃除、とひとくちに言ってもお互い重視ポイントが違ったりするので「まだ掃除完了していない」とイライラの種になってしまうことや、妻が姑化してしまう、という部分は気を付けないとと反省した。家事の因数分解をして、よく話し合おう。 また、出産は女性の生き方を大きく変えるイベントであり、産後は女性にとって、身体的・精神的・社会的なものが同時に変化することというのも改めてその通りだなと自覚した。仕事で三徹した挙句、失業し、友達もいなくなった状態、という例えが分かりやすかった。命を預かる責任を24時間やっているのだ。 産後1ヶ月出血が続くことは、交通事故にあって 内臓が損傷しているようなもの…という表現がしっくりきた。そりゃそうだわ。命がけで出産してるのだもの。でも男性からしたらそこまでの意識はないから、いろんな差になって出てくるんだろうなと思った。

Posted byブクログ

2020/01/16

あさイチのスタッフさんの共著。男側とされる意見もまあわかる。「子どもが泣いてばかりの辛気臭い家に帰ってきたくない」わかるよ、そりゃそうだ。こっちも好きで泣かしてんじゃないんだよ。 疲れ果てて茶色い目で声を潜めて生活されるより、少しでも快適さを上げてなるべくご機嫌で生活していきたい...

あさイチのスタッフさんの共著。男側とされる意見もまあわかる。「子どもが泣いてばかりの辛気臭い家に帰ってきたくない」わかるよ、そりゃそうだ。こっちも好きで泣かしてんじゃないんだよ。 疲れ果てて茶色い目で声を潜めて生活されるより、少しでも快適さを上げてなるべくご機嫌で生活していきたいさ。ちょっと本屋に寄って帰りたい、コーヒーが飲みたい気分。その気持ちわかるからこそ家にいる側として多少の無理をしてしまうんじゃないかと思う。 しかし里帰りする先もなかったので他に選択肢は無かったが、数十分のために仕事帰りに病院に寄り、顔を近づけてあやす姿を見ていると幸せというものが見える形になっている、と胸がじわっとあたたかくなるのを感じる。

Posted byブクログ

2019/11/27

典型的な夫婦、言い換えると、男性は育児参加してるつもりになっているけれど実際は妻が必要としている支援や育児労働力になっておらず、他方で女性は不満を募らせているがそれを男性に適切に伝えられておらず内に溜めている、そういった人たちが、そのままではどうなるか、そしてそれをどう防げるか、...

典型的な夫婦、言い換えると、男性は育児参加してるつもりになっているけれど実際は妻が必要としている支援や育児労働力になっておらず、他方で女性は不満を募らせているがそれを男性に適切に伝えられておらず内に溜めている、そういった人たちが、そのままではどうなるか、そしてそれをどう防げるか、について取材や統計データを交えて示した本。 里帰り出産すると、父親が父親として経験を積むタイミングが妻とずれることから、妻との間に溝が生まれやすい、という話は興味深かった。 気になるのは、基本的に女性が男性に対して不満で何なら離婚したい、という話が中心になっているということ。 男性が女性に対しても大きく不満は募らせていて、離婚したいと思っているケースもあるはずだが。 典型的なケースの家庭には効く一冊。逆に典型よりも進んで携われている夫が読むと苛立ちを覚えるかもしれない。

Posted byブクログ

2019/08/29

高木新平さんいわく僕の家庭を守った一冊の本! 「我が家が今日まで離婚せずにやってこれたのは、 この本のおかげだと言っても過言ではない」。

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2019/08/18

里帰り出産は産後クライシスのリスクあり 旦那には退院後、1週間くらい休みを取って貰って、同じペースでパパママスキルを上げるべし!

Posted byブクログ

2019/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結論、皆さん是非読むべき。 高木新平さん( @Shimpe1 )のnote( https://note.mu/shimpeitakagi/n/n7e8303440050 )を見て、迷わず購入したんですけど、 その理由は、産後夫婦の愛は急降下、妻の愛が夫に戻ってくるかは夫次第で、子どもがいる家庭の1/3は、2歳までの間に離婚してる…っていうことが書かれていたから。 実は、自称、子育て、家事に協力的夫だったんですが(笑)、 この本を読んで現実を知れてよかったです…。 すぐ妻にも見せて、共通認識を持てたのもよかった。 ってことで、すぐ買って、男性は奥様に、女性は旦那様に見せることをお勧めします。

Posted byブクログ

2019/08/07

疑問に思う箇所もあったりしたけれど,とても良かった。特に家事の因数分解は頭の中でなんとなく思っていたところを言語化してもらった感じでよかった。実践してみたい。

Posted byブクログ