産後クライシス の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
HONZの紹介記事を読んで、第二子の出産を控えた父親として「これは読まねばなるまい」と手にとってみた。 なるほど、これは具体的で実用的なアドバイスの書になっている。それはいい。ぼんやり父親をやっていると気が付かない点について、親切にそっと教えてくれる(ぼんやりだったらマシな方で、いけないのは事象イクメン、傍から見ればママゴトレベルのお父さんだって)。 ただし、全体を通しての印象は「大変で気の毒なお母さん v.s. 無神経で鈍感なお父さん」という図式。随所にさすがNHKという気遣いが見られて、例えば「子育てが孤育てになっていることの問題」を出産クライシスと隣接した問題として取りあげている。それでも、対処編になると「おだてて動いてもらえるなら安いもの、ほめまくって家事を手伝わせましょう」になってしまう。あーあ、せっかく前半でいいこと言っていたのに。 そんな片付かない気持ちで「産後クライシス」についてネットを読みあさっていたら、気持ちを片付けることのできる言葉に出会った。おおたとしまささんの「産後クライシスには意味がある/http://blog.glam.jp/toshimasaota/2013/11/post-27ed-1.html」という記事。 曰く、(家族の)危機を全て回避するというのは、よいことではない。感染症と同じで、こじらせる前にひいて免疫をつけて抗体を作るような気持ち、成長する機会だととらえる気持ちで迎えよう、と。 ありがとうございました。これなら、産後クライシスと向き合えそうです。 本書を読むきっかけとなったHONZの書評はこちら。 産後クライシス』夫への愛情なんかもうないよねー/http://honz.jp/35337
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私も4歳と0歳の二児の父である。長男誕生からずいぶん経つが、この本を読んで、身につまされる思いがした。 「自分は外で働いているから、子供の面倒は基本的には妻がやれ。」「時間があれば、遊び相手にもなるし、風呂も一緒に入る」「泣きわめかれても、僕にはおっぱいがないから無理」。知らず知...
私も4歳と0歳の二児の父である。長男誕生からずいぶん経つが、この本を読んで、身につまされる思いがした。 「自分は外で働いているから、子供の面倒は基本的には妻がやれ。」「時間があれば、遊び相手にもなるし、風呂も一緒に入る」「泣きわめかれても、僕にはおっぱいがないから無理」。知らず知らずうちに、このような認識があったと思う。妻には確認していないけれど。 今父親に必要なのは「主体性」だと思う。育児休業を取るとか、保育園にママに変わって迎えにいくとか、そんなことは仕事頑張ろうと思っている自分には到底無理。でもその分、できることはあるはず。 「何か手伝う」ではなく「俺「が」できること、すべきことはなにか」という主語を自分にしたその意識が必要だと思う。 変われるかな?
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男の鈍感さが災いの元ですね。 20170830再読。 非常に身につまされる。。。根に持つ女と,気付かない男。気付いてはいるつもりなんだけどな。
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妻が妊娠真っ最中。何となく本屋で気になって購入し読んでみると、妊娠後に父親がいかに育児に参加するかがその後の夫婦仲を左右すると。出産前に知っといてよかった^^;
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