キウイγは時計仕掛け の商品レビュー
20131126 Gシリーズ新刊。 事件的な部分はいつもの通りさらりと読みまして。 三章「リカーシブな忌諱」というタイトル、集団、ネット、その辺りについてなるほどなと考える。 あとは、がんばれ加部谷!という感じ。
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2013.11.25 久しぶりの森博嗣のシリーズ。 今回は登場人物が多くて、なんか楽しく読めた。 前の雰囲気と今のところ雰囲気がまざっていて新鮮だったなぁ。 しかし、謎が多い。
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もはやミステリの枠を凌駕した感のある森ミステリ、Gシリーズ最新刊読了。 またもやギリシャ文字絡みの事件が発生、これは"一連の"何かなのか、それとも… まず今作一番の衝撃の事実は、犀川先生の禁煙!あのヘビースモーカの犀川創平が…‼︎ ただ、過去シリーズの作中で犀...
もはやミステリの枠を凌駕した感のある森ミステリ、Gシリーズ最新刊読了。 またもやギリシャ文字絡みの事件が発生、これは"一連の"何かなのか、それとも… まず今作一番の衝撃の事実は、犀川先生の禁煙!あのヘビースモーカの犀川創平が…‼︎ ただ、過去シリーズの作中で犀川が口にした「その日一日、禁煙します」という台詞との関連性を勘ぐってしまったけれど…。 それと加部谷ちゃんが割とあっさりと"あの人"の核心に触れる発言をしていましたね。 Gシリーズ、これからどうなるのか、いい加減ストーリーは進展するのか、次作に期待!
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■犀川・萌絵も参加の建築学会前日。学内で起きた射殺事件――。 建築学会が開催される大学に届いた奇妙な宅配便。中には、γと刻まれたキウイにプルトップが差し込まれたものがたったひとつ、入っていた―。荷物が届いた日の夜、学長が射殺された。学会のため当地を訪れていた犀川創平は、キウイに...
■犀川・萌絵も参加の建築学会前日。学内で起きた射殺事件――。 建築学会が開催される大学に届いた奇妙な宅配便。中には、γと刻まれたキウイにプルトップが差し込まれたものがたったひとつ、入っていた―。荷物が届いた日の夜、学長が射殺された。学会のため当地を訪れていた犀川創平は、キウイに刻まれたギリシャ文字を知り、公安の沓掛に連絡する。取材にきていた雨宮純、発表のため参加の加部谷恵美、山咲早月。ほか、海月及介、国枝桃子、西之園萌絵らも集う邂逅の一巻。
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本編そっちのけで,学会の描写の懐かしさに身悶えしていた. すごくもなく,大げさでもなく,質疑のやりとりや,質問を考えているうちに頭がさえていく感じ.ああ,そうそうこんな感じなんだと. 西之園が犀川を理解しているお陰で,犀川の言動の意図が読めるようになったのが,なんとも面白い.過去...
本編そっちのけで,学会の描写の懐かしさに身悶えしていた. すごくもなく,大げさでもなく,質疑のやりとりや,質問を考えているうちに頭がさえていく感じ.ああ,そうそうこんな感じなんだと. 西之園が犀川を理解しているお陰で,犀川の言動の意図が読めるようになったのが,なんとも面白い.過去作品を読み返すいい時期なのかも. それにしても,犀川先生がγに意味がないというから,そちらには本当に意味がないのだろうけど,温泉にあったキウイは一体何だったのか..
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前回が割と真賀田四季との関係がはっきりしていたので、今回は微妙な感じ。 あと、伏線と思われるがここでは解明されなかった物もいくつもあるし。 GシリーズとXシリーズを全部読み返すと分かるのかなあとも思ったり。 さすがにVを読み返す気にはならないけど。 あと、やっぱり海月くんの立ち位置が微妙すぎる。 まあ、これが後で効いてくるんだとは思うんだけど、このシリーズを読んでる意味があるのかまだ不明なんだよなあ。 とりあえず、追っかけては行きますけど。 あと、萌絵は最近マシになったかなあと思ったけどやっぱりウザさは残ってましたな(w
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Gシリーズ第9段。 初の新刊としてのGシリーズ。やはり、特別!生きてて良かった。雰囲気も喜嶋先生の流れか、とてもアカデミック。 世の中にあまり知られていない、学会発表を中心とした舞台設定。発表の雰囲気や、質疑応答のやり取りは、第三者としてはとても気楽に懐かしい。そして、またもや...
Gシリーズ第9段。 初の新刊としてのGシリーズ。やはり、特別!生きてて良かった。雰囲気も喜嶋先生の流れか、とてもアカデミック。 世の中にあまり知られていない、学会発表を中心とした舞台設定。発表の雰囲気や、質疑応答のやり取りは、第三者としてはとても気楽に懐かしい。そして、またもや感じる天才の存在。存在感だけで畏怖してしまうこの空気は、不気味ながら崇高。 今回は、彼女の回かな。全部持っていった感じ。キーアイテムとキャラクタ補正は、正直、ずるいなと思った。 「彼女の部屋のデスクでペン立てになっている」
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西之園萌絵はアイドルとして大好きなのだ。が、実在しているとしたら、瀬在丸紅子の方が好きかもな。分かる人、あんましいないかも。
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犀川先生も萌絵も出てくるのに、まるで群像劇にシフトチェンジしたかのように印象が薄い。けど、学会という目的があるんだから、出向いた先で事件に遭遇しても当初の目的である学会に重きを置くのは当然なんだろうな。 やたらと事件にのめりこんでいたS&Mシリーズの萌絵の方が異常だったと、自己分析が明記されているあたりに、目的そっちのけで事件を解決する素人探偵作品に対するアンチテーゼを感じた。 真賀田博士の存在はあまり感じられない事件でしたが、なつかしの島田文子に再会できたのは、森作品ファンにはたまらないサービスでした。
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※キャラに関するネタバレ多数。 犀川先生と萌絵ちゃんが大好きな人にはニヨニヨできる一作です…。これ、最早Gシリーズっていうより、S&Mのスピンオフじゃまいか…(嬉)。 Gシリーズも(多分)次作で最終回。他シリーズでは最終巻で読者をあっと言わせる仕掛けがあったり、真賀田...
※キャラに関するネタバレ多数。 犀川先生と萌絵ちゃんが大好きな人にはニヨニヨできる一作です…。これ、最早Gシリーズっていうより、S&Mのスピンオフじゃまいか…(嬉)。 Gシリーズも(多分)次作で最終回。他シリーズでは最終巻で読者をあっと言わせる仕掛けがあったり、真賀田四季の思考の軌跡を数年後に辿ったり、と時代を経ての伏線回収が秀逸な森シリーズ。 今シリーズの最後には、一体どんなドンデン返しが待っているんでしょうか。 あの人の正体は実はあのシリーズのあの人だった!は、あまりにテンプレ過ぎるので、希望としては海月くんあたりが真賀田四季と犀川先生の息子とか…いやもちろん2人はそういう関係にはなったことないと思うけど…。 意外なところで山吹さんとかね。彼が実は真賀田サイドの人間で、とりあえず四季が何らかの接触を犀川先生と取る時の為に潜り込ませたとかどうですか← 大穴で加部谷ちゃんが実は!とかだったら…そうなるとGシリーズの既刊の地の文がウソになっちゃうか…。でも、某作で真賀田ロボット(仮)出てきたことあったし、彼女の能力ならそろそろヒューマノイド作ってても良いと思うのよね〜( ^ω^ )皆でキャッキャしてる時に機能停止とかしたりして。 無いな( ^ω^ )←←←← 今シリーズは犯人や真相がハッキリ解答されないという、ミステリィとして最大の禁じ手が使われまくっているので、最後の最後くらいはスカッとさせて欲しいです。むしろ、このモヤモヤがあってこその、この最終回答!な展開希望。 えーっと、本編は、最早殺人事件がテーマではないので事件については特にコメントはありません← 今回は、犀川先生と萌絵ちゃんの会話にモダモダし、熟年なんだかティーンなんだか分からない空気感にモダモダし、相変わらず煮え切らない犀川先生の態度に、ふと不安になる。が、メインテーマです← 後は、萌絵ちゃんの事件に対する考え方の変化ですかね。かつては、事件と見るや叔父さんの権威を盾にズカズカ現場に乗り込んで行った彼女が、今では「大して興味がない」顔。Gシリーズ序盤は、学生達と額を突き合わせて喧々諤々していた彼女に、一体どんな心境の変化があったのでしょうか。 心境の変化と言えば、犀川先生の禁煙ですよ!あれほど煙草吸いまくってた人が、一体どうしてやめちゃったんだ〜(°_°)病気とかじゃないだろうな… 兎にも角にも、次作でシリーズ最終巻のGシリーズ。色々な伏線を回収しながら、真賀田博士との再会が待たれます( ^ω^ ) 大学に届いた箱の中には、プルトップが刺さったキウイが入っていた。キウイに刻まれたγの文字から、真賀田四季の存在を感じた犀川は公安に一報を入れるが、その夜、学長が何者かに殺害される。
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