星籠の海(下) の商品レビュー
瀬戸内への郷土愛はとても感じましたが、いろいろ詰め込みすぎたかな、という印象。メインテーマが何なのか曖昧なまま。 私が島田荘司に期待する本格ミステリでは無かった。 ・小坂井の半生をあそこまで描く必要あった? ・小坂井、洋子サイドの事件の概要は容易に想像がつく。 ・福島出して欲し...
瀬戸内への郷土愛はとても感じましたが、いろいろ詰め込みすぎたかな、という印象。メインテーマが何なのか曖昧なまま。 私が島田荘司に期待する本格ミステリでは無かった。 ・小坂井の半生をあそこまで描く必要あった? ・小坂井、洋子サイドの事件の概要は容易に想像がつく。 ・福島出して欲しくなかった。その文脈要る? ・カルトについてもうちょい掘り下げて問題提起があるのかな?と思いきや あまりそちらには踏み込まず… ・パクの動機が表面的過ぎない? と読後モヤモヤ。
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いつになくテンポよく進んで上巻も含めて一気に読んでしまった。 テンポ良すぎたので、もうちょっと石岡さんが悶々とするような場面があるといいのに、と思っちゃったくらいw この本で知った、呉にあった瀬戸内海の巨大水理模型は、調べてみたらすでに存在しないようだけど、見てみたかったなー。
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上巻に比べて下巻が面白くないのは、子どもが死んでいるから。 しかも、二人も。 女を悪く表現するために、わざとやっていないか? 不快で、いやだった。 そもそも、福島を出す必要あったのか? 1993年当時に被爆していた可能性をにおわすような表現って、必要だったのか? とい...
上巻に比べて下巻が面白くないのは、子どもが死んでいるから。 しかも、二人も。 女を悪く表現するために、わざとやっていないか? 不快で、いやだった。 そもそも、福島を出す必要あったのか? 1993年当時に被爆していた可能性をにおわすような表現って、必要だったのか? というわけで、星は二つ。
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…うーん?主眼が曖昧。頑張って書いてくださったのかな?という感じで…時々往来の、っぽさが垣間見えはしたんだけど。
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上巻から引き続き、いろんな事柄が起こり、そしてそのひとつひとつが繋がっていくのが、読んでいてすごく興味深かった。前には意味が全くわからなかったことが、後になってそこまで深い意味があったのか、と感心させられることが何回もあった。終わりまでとても長かったけど、飽きることなく読み続けら...
上巻から引き続き、いろんな事柄が起こり、そしてそのひとつひとつが繋がっていくのが、読んでいてすごく興味深かった。前には意味が全くわからなかったことが、後になってそこまで深い意味があったのか、と感心させられることが何回もあった。終わりまでとても長かったけど、飽きることなく読み続けられた。初めて島田荘司の本を読み切った。また他の作品もぜひ読んでみたいと思う。
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初読。図書館。上巻のワクワク感が、書き込みすぎた誘拐事件で少し損なわれたかな。そのせいか結末への収束が唐突に感じられた。素材としては面白いものを存分に詰め込んでいるんだけど、その各エピソードの比重が好みではなかった。
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「読み終わったー!」という達成感でいっぱいになった。 忽那水軍の「星籠」…。 海の中を静かに航行し、智弘くんに海の綺麗な姿を見せてくれる、その反面兵器としての姿。 上巻でも書いたが小坂井の件はやっぱりあの長さはいらなかったと思う。 小坂井が登場する場面になると読むスピードが遅くなって大変だった(爆) そして辰見洋子、滝沢助教授の女性陣が好きになれなかった。2人に共通したのは「自分は何様のつもりなんだろう?」だったので。 しかしそう思った滝沢に共感を覚えた石岡くん。 なぜ、どうして?笑) 余計な場面が多く切っても良いだろうと思う所が多々あったり風呂敷を広げて頑張って大急ぎで回収しました。という感じが強かった。
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この時作者が興味があったアレコレをむりやりツギハギしたかのような作品でした。度肝をぬかれるという感じではないけどさりとてラストで収束してきれいにまとまるでもなく...。やたら観光案内的なのも多いし映像化ありきだったんでしょうか。洋子の偽装のくだりは、国内最後の事件だから占星術殺人...
この時作者が興味があったアレコレをむりやりツギハギしたかのような作品でした。度肝をぬかれるという感じではないけどさりとてラストで収束してきれいにまとまるでもなく...。やたら観光案内的なのも多いし映像化ありきだったんでしょうか。洋子の偽装のくだりは、国内最後の事件だから占星術殺人事件とわざと似せたんだろう...と思わないと読んでてしんどかったです。
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漫画の原作という感じ。 引き込まれる要素もあるが、終わってみたら、結局なんだったんだという感じ。 読んでいて、自然と話が結びついていくというよりは、あっちこっちからかき集めて、つじつま合わせしている感じ。 そのつじつま合わせのような話を、推理力で解いていく主人公も、ちょっと現実感...
漫画の原作という感じ。 引き込まれる要素もあるが、終わってみたら、結局なんだったんだという感じ。 読んでいて、自然と話が結びついていくというよりは、あっちこっちからかき集めて、つじつま合わせしている感じ。 そのつじつま合わせのような話を、推理力で解いていく主人公も、ちょっと現実感がとぼしい。 まあ、とにかく、民間人にこき使われる警察が悲しすぎる。 このシリーズが好きな方なら、という感じ。
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後半は解決へ向けてのストーリーということもあって勢いがつき一気読み。 星籠のこと、小坂井のこと、パクのことが徐々に明らかになっていく。 取り逃がすことがなくてホッとした。 何気なく図書館から借りてきたけれど、これ今年映画が公開されるのね。 これを映像化するって大変そう。壮大だよ。
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