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円卓 の商品レビュー

4

299件のお客様レビュー

  1. 5つ

    87

  2. 4つ

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  3. 3つ

    72

  4. 2つ

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2014/07/01

きらきらしい。 イマジンすること、それができるように なること、それが大人になるということ。 うーーん、石太じいちゃん、いいな。 ある出来事を境に物語のテンポが ぐんと沈む、本文の言葉を借りるなら、 重力がかかる感じになる。そういう 作り方がいいなと思った。 前半部の賑々しいテ...

きらきらしい。 イマジンすること、それができるように なること、それが大人になるということ。 うーーん、石太じいちゃん、いいな。 ある出来事を境に物語のテンポが ぐんと沈む、本文の言葉を借りるなら、 重力がかかる感じになる。そういう 作り方がいいなと思った。 前半部の賑々しいテンポもとてもおもしろい。 ぽっさんを抱きしめたい。 玉坂部長の人物造形が、いい。

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2014/06/30

この本を開けば、いつでも小学生に戻れる! 三つ子のシーンも大好きです。ジャポニカをみんなで見るところとか、全部。 いろんな登場人物たちが、みんな大好きです。 西さんの本を、もっと読んでみたいです。 全部こんな感じなのかな。

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2014/06/24

 世間の「当然」に立ち止まり、悩み考え成長する物語。西さんの世界観、好きです。  主人公の琴子は、平凡や幸せに反発する小学3年生。大家族に愛され囲まれて生きる。  「うるさいんじゃぼけ」  「だまれ凡人」 と悪態つきまくり(笑)  周りから愛されているからこそ、何不自由なくいろ...

 世間の「当然」に立ち止まり、悩み考え成長する物語。西さんの世界観、好きです。  主人公の琴子は、平凡や幸せに反発する小学3年生。大家族に愛され囲まれて生きる。  「うるさいんじゃぼけ」  「だまれ凡人」 と悪態つきまくり(笑)  周りから愛されているからこそ、何不自由なくいろいろなものが与えられているからこそ、琴子のような考えができるんだろうと思うんですけどね。  琴子のそばに、ぽっさんがいてくれてよかったと、心からそう思った。  

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2014/06/22

こっこの気持ち、よくわかる。 私の精神年齢が小3てことかな。 でも、いっかな読後感。 こっこのまわりの人たちも好きです。

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2014/06/21

著者が好きだから読んでみたけど、 相変わらずレビューに困る。 なんか不思議なワールドすぎて面白いんだけど、 うまく言語化できない。 サラリと読み進められるのに、深い気がする。 こっこの感覚に全然共感できないんだけど、 それでもはまりこめてしまう。なんだろうこれは。 カクテルで言...

著者が好きだから読んでみたけど、 相変わらずレビューに困る。 なんか不思議なワールドすぎて面白いんだけど、 うまく言語化できない。 サラリと読み進められるのに、深い気がする。 こっこの感覚に全然共感できないんだけど、 それでもはまりこめてしまう。なんだろうこれは。 カクテルで言うならレゲエパンチ。たぶん。

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2016/05/29

8歳のかなりひねくれた少女・こっこを主人公にした物語。 「漁港の肉子さん」でも感じたのですが、この人の描く人物はやたらと存在感が有ります。リアルという意味では無いし、必ずしも好感が持てるわけでもないのですが、ストーリーの中でどんどん人物が立ち上がってくる感じです。それが西さんの特...

8歳のかなりひねくれた少女・こっこを主人公にした物語。 「漁港の肉子さん」でも感じたのですが、この人の描く人物はやたらと存在感が有ります。リアルという意味では無いし、必ずしも好感が持てるわけでもないのですが、ストーリーの中でどんどん人物が立ち上がってくる感じです。それが西さんの特徴の様です。 ただ、私にはチョッと楽しみ切れませんでした。 こっこはちょっと複雑すぎ。それが悪いとか嘘っぽいという訳ではないのですが、私の体験とは合わない。男子はもっとシンプルでアホですから。そういう意味では女性向けでしょう。またこの作品で使用した少し変わった文体に乗り切れませんでした。 知らずに買ったのですが、もうすぐ全国ロードショー。主演・芦田愛菜、なんだか適役という気がします(愛菜ちゃんがひねくれてると言う意味では無いですよ)

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2014/06/16

小学生も大変なんよ。 あのこらなりに、 ぶわーっと生きてるの 的な小説出、楽しかったです。 映画も気になる…

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2014/06/15

祖父母、両親、三つ子の姉、と大家族の末っ子・こっこは孤独に憧れる小学3年生。学友含め、個性的な面々に囲まれながら成長してゆく物語。これぞ、西加奈子の真骨頂というべき作品なのでは!関西弁織り交ぜた口語体、ほっこりのんびりあったかいストーリー。自分にもこんな時代があったんだろうと遠い...

祖父母、両親、三つ子の姉、と大家族の末っ子・こっこは孤独に憧れる小学3年生。学友含め、個性的な面々に囲まれながら成長してゆく物語。これぞ、西加奈子の真骨頂というべき作品なのでは!関西弁織り交ぜた口語体、ほっこりのんびりあったかいストーリー。自分にもこんな時代があったんだろうと遠い日の記憶に思いを馳せる。しかし、こっこちゃん。かわいいんだけど、どうも好きになれなかったなー。そこがマイナス。

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2014/06/09

本編もさることながら、巻末の津村記久子さんの解説が絶妙。ぼんやり感じたことをしっかりと総括くださってます。子どもにしか見えていない世界、大人になっていつの間にやら見えなくなったもの、行動や言動の意味や意図、大人には理解しづらい子どもの世界。ただ、ぼんやりと世界の全てが分からないこ...

本編もさることながら、巻末の津村記久子さんの解説が絶妙。ぼんやり感じたことをしっかりと総括くださってます。子どもにしか見えていない世界、大人になっていつの間にやら見えなくなったもの、行動や言動の意味や意図、大人には理解しづらい子どもの世界。ただ、ぼんやりと世界の全てが分からないことだらけ。一度でも「子ども」だったことがあるのなら、なんとは言えない懐かしい気持ちにさせられる、そんな小説。 さらに、作中にでてくるゴシックでかかれた単語の数々、字面を読むだけでも結構楽しいですよ。

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2014/06/05

出てくる子どもたちが、 このまままっすぐすくすく育つといいなぁ って思うくらい 自分が歳取ったのを実感。

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