ヒア・カムズ・ザ・サン の商品レビュー
特殊能力(?)をもつ若手男性編集者が主人公の、二つのお話。 個人的には「パラレル」のほうが好きですね。うん。 なんつうか、主人公を通して、編集者さんたちの矜持みたいなモノが伝わりました。
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すっごく好きな話だった。 たった七行のあらすじだけで、こんな素敵な二つの物語が出来あがるなんて。 気づいたら涙が流れてた。家でよかった(笑) ストーリーセラーを彷彿させる雰囲気のお話でした。 選びたくないけど、選ぶなら前篇の「ヒア・カムズ・ザ・サン」かな。 改めて、有川さんは本...
すっごく好きな話だった。 たった七行のあらすじだけで、こんな素敵な二つの物語が出来あがるなんて。 気づいたら涙が流れてた。家でよかった(笑) ストーリーセラーを彷彿させる雰囲気のお話でした。 選びたくないけど、選ぶなら前篇の「ヒア・カムズ・ザ・サン」かな。 改めて、有川さんは本当にいろんなタイプの話が書ける作家さんだなぁ~と。
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こんなにも違う二つのストーリー。結局どちらも愛されていた。どちらのストーリーもそれぞれ良かった。そしてどちらのカオルも良かった。
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同じあらすじから書かれた2つのストーリー。 有川さんの良さは、本当に読みやすいというところ。 この本も数時間で読めた。 私は1つめの物語が好きでした。 泣いたー。 けど2つめも良かった。 編集長の言葉が心に刺さりました。 -親だって迷うし間違うし卑しい。そういうもんだ、諦めろ。- 親に期待しすぎてる自分に気付かされました。 そういう、自分にもハッとさせられるような言葉が、有川さんの作品にはたくさんあります。だから好きなのです。
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七行のあらすじしか決まっていない段階で とある役者が呟いた言葉。 「演劇版と小説版をそれぞれ読んでみたい」 それがきっかけで紡がれた物語と、 主要人物はほぼそのままにパラレルワールドを 描いたもうひとつの物語。 生来、物に触れるだけでそこに残る人の思いを 「見る」ことができる主...
七行のあらすじしか決まっていない段階で とある役者が呟いた言葉。 「演劇版と小説版をそれぞれ読んでみたい」 それがきっかけで紡がれた物語と、 主要人物はほぼそのままにパラレルワールドを 描いたもうひとつの物語。 生来、物に触れるだけでそこに残る人の思いを 「見る」ことができる主人公、真也。 彼は同僚の父親であり、アメリカで脚本家として 活躍しているという人物を空港まで迎えに行くのだが、 ふとした瞬間に「見て」しまったものがそれとは異なり・・・ うーん、有川さんらしさは確かに有るんだけど、 他の著作に比べるとイマイチかなぁ。 なんとなく薄っぺらい感じがして、 読んでいる間はそれを必死に拭おうとしたけど 結局最後までできませんでした。
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こういう構成は個人的に初めて。 でも,このかたちだと,どちらか好きな方ができてしまう。 それでいいのかな?
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殆んど同じ登場人物と、同じ舞台、作品の内容すらが決まっている状態で、これだけ濃い話を、これだけの完成度で書けてしまうなんて、作家って凄い。いや、有川さんが凄いのか?? 有川作品はいつも愛に溢れていて、涙腺に苦行を強いねばならない箇所が必ずと言って良いほどある。今作も、前編の最後...
殆んど同じ登場人物と、同じ舞台、作品の内容すらが決まっている状態で、これだけ濃い話を、これだけの完成度で書けてしまうなんて、作家って凄い。いや、有川さんが凄いのか?? 有川作品はいつも愛に溢れていて、涙腺に苦行を強いねばならない箇所が必ずと言って良いほどある。今作も、前編の最後は目頭が熱くなった。 解説で、脚本家の方が「台詞書きの名手」と表現していて、まさしくその通りだと思った。
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物から想いを読み取れる男の話が2つ。 同じ登場人物でなんだろうと思ったけど 読後また最初に戻ってようやく納得。 どちらが好きかはそれぞれでいい。 優しい青年で心温まりました。
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10/04、読破。第一部の方が個人的には好き。第二部の方は私の父と重なる部分もあって読んでて複雑だった。 でも嘘ばかり吐く父親に対して、「なんで苛立つか分かる?それはあなたがファザコンだからよ。期待するから苛立つ。親をまるっと受け止めて諦めなさい。」「こうしてくれたら許すのに、は...
10/04、読破。第一部の方が個人的には好き。第二部の方は私の父と重なる部分もあって読んでて複雑だった。 でも嘘ばかり吐く父親に対して、「なんで苛立つか分かる?それはあなたがファザコンだからよ。期待するから苛立つ。親をまるっと受け止めて諦めなさい。」「こうしてくれたら許すのに、は子供の立場からしたら正論だけど、親がガキならこっちが諦めなきゃしょうがないじゃない」そんな台詞には考えさせられた。私は結局親が大好きだけど、期待に応えてくれないなら苛々するんだなって。
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有川浩さんの小説は、文章がとても読みやすいので この小説も、あっという間に読んでしまいました 同じ登場人物で、設定もほぼ一緒で 『ヒア・カムズ・ザ・サン』と 『ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel』の2つの物語 少し戸惑ってしまうところもあるけれど 人を見る目が優しく、読み終わってほっとする 人の優しさを信じた方がいいよ!と思えるのです ただ、ちょっと軽い・・・かな
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