原発ホワイトアウト の商品レビュー
若杉冽/著 キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!! 再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった! この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民...
若杉冽/著 キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!! 再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった! この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!
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衝撃的な内容でしたが、文章が読みにくく、スラッとは頭に入ってきませんでした。 ただ、知らぬが仏では、すまないですね。
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原発再稼働をめぐるフィクションだが、どう考えてもこれノンフィクションでしょうと思ってしまう。現職の官僚が書いているということで小説としてのおもしろさは期待しないので、出来ればノンフィクションで書いて欲しかったなと思った。しかし最後まで読んで小説化の意味が分かった。この強烈な最後を...
原発再稼働をめぐるフィクションだが、どう考えてもこれノンフィクションでしょうと思ってしまう。現職の官僚が書いているということで小説としてのおもしろさは期待しないので、出来ればノンフィクションで書いて欲しかったなと思った。しかし最後まで読んで小説化の意味が分かった。この強烈な最後を読むのは正直恐ろしかった。3.11以前であれば荒唐無稽なノンフィクションとして読めたものが、今ではこれは十分あり得ると思って読める分、体が震え恐怖を感じた。そして知りたいのは本当に鉄塔はあぶないの。あぶないのであれば・・・これは人事ではない、今そこにある危機なのだ。
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現役官僚による告発本として話題の小説。面白かった。電力会社と政治家の構図、実在政治家のリアルな実像、原発政策のホンネなど非常に興味深い反面、この国の危うさや恐ろしさも感じさせられた。
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読後感が、とにかく最悪の小説だった。それは小説構造のせいでは決してなく、その内容のせいなのだが。 いろんなところで話題(?)になっているようなので著者のプロフィルなんかはそのへんで拾ってもらうとして、この記事 http://www.asahi.com/articles/TK...
読後感が、とにかく最悪の小説だった。それは小説構造のせいでは決してなく、その内容のせいなのだが。 いろんなところで話題(?)になっているようなので著者のプロフィルなんかはそのへんで拾ってもらうとして、この記事 http://www.asahi.com/articles/TKY201311020009.html が事実だとすれば、この小説は『空気さなぎ』的な小説ということになる。リトルピープル的なひとびとが騒ぎ始めているのかもしれないが、個人的には、もう少し天吾的なる人物に、この作品の体裁を整えて欲しかった感がある。具体的に挙げるとすれば、頻繁に視点が移動しすぎて、読者としては非常に体力を使う書き方で、とても疲れた。もう少し、視点に重量を持たせた方が多くの人が読めるものになったと思うが、いかがか。 政治家の息子に生まれる、というのはどういう思いがするのだろうか。おそらく彼/女にとってみての、「一般市民の子に生まれるのって、どういうものなんだろう」という問いと同等のもので、あまり意味をなさない問いであるとは思う。 しかし、僕は考えてしまう。この小説が描くような、固定化し、強固で、不公正な、澱のようなこのヒエラルキーのひとつに属する自分や、友人や、親や、同僚や、街行く知らない人々は、本当に無力で、ひ弱で、強固な壁に対する卵であるしかないのか、と。 わからない。考えても、考えても、答えは出ない。 絶望的ではあるけど、たぶん、生まれたその時に、運命とはある程度決まってしまっているのだ。着地すべきところに落ち着くのだ。放たれた弾丸のように、せせらぎに落ちた一滴の雨粒のように。 でもおそらく、それは100%ではない。逆らう余地が、努力の領域が残されているはずだ。 そこに希望を見いだすのは、とても酷なことだと思う。そこには「運」という変数が大きな割合をしめているからだ。 でも、その中でももがき、出来る限りのことはしたい。それが結局、不本意な結果をもたらそうとも、「上の人間」から唾を吐きかけられようとも、いいんじゃないのか。 「結果よりも、過程が大事だ」なんて言葉もある。まだまだ若造の僕は、ついつい結果に目がいってしまう。でも、それでいいじゃないかとも思う。少なくとも、この小説を読んだあとは、「過程だ」とは考えられない。でもこの著者はたぶん、結果を求めていない。自分が書けなくなっても、第二の「若杉冽」が出て来ることを歓迎するだろう。
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2013/11/07-11/24 国家の安寧のために行われているだろう事実を知り驚愕。善悪の綺麗事では計れない実社会がここにある。 現役官僚によるリークドキュメントである。終末が中途半端。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小説としてではなく、日本の現実を知る本として読みました。題名や表紙から受ける印象よりも、読みやすい。会話が多く、知らない単語もなるべくわかりやすくしているし、内容も絞ってあるからだと思う。 でも、読後はものすごく暗い気持ちになる。 だめだこりゃ、という感じ。どこまでも体制側が優位になるようになっているし、今の政権がもっとそれを進めていくだろうし。 一人でも多くの人にこの本を読んでもらいたい。 まあ、でも次の世代のためにできることをやっていかないと、とは思う。いつでも日本を出られるように準備しつつ。
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星5つ:感動 星4つ:最高 星3つ:面白い 星2つ:普通 ← ここが基準 星1つ:つまらない
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これは内部告発。前半はつまらないけど、恐らくはノンフィクション。登場人物も多くが特定できる。途中からは、現時点ではフィクションだが何れ現実になるかも知れない出来事。ラストの柏崎刈羽原発のテロによるメルトダウンと放射能の大量放出、官邸や電力の情けない対応と住民のパニック、ぜひテレビ...
これは内部告発。前半はつまらないけど、恐らくはノンフィクション。登場人物も多くが特定できる。途中からは、現時点ではフィクションだが何れ現実になるかも知れない出来事。ラストの柏崎刈羽原発のテロによるメルトダウンと放射能の大量放出、官邸や電力の情けない対応と住民のパニック、ぜひテレビドラマ化して無関心で呑気なこの国の住民に知らしめて欲しい。
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