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原発ホワイトアウト の商品レビュー

3.5

177件のお客様レビュー

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2013/12/04

文章としては…という部分を若干感じるものの、内容がとにかくヤバイ。薄々思っていた日本の国家の仕組みってやっぱりそうだったのか…という印象。 物事をよくみせるのも、悪くみせるのも権力者の思惑次第。物事をクローズアップさせるのも、忘れさせてしまうような出来事にするのも権力者の思惑次第...

文章としては…という部分を若干感じるものの、内容がとにかくヤバイ。薄々思っていた日本の国家の仕組みってやっぱりそうだったのか…という印象。 物事をよくみせるのも、悪くみせるのも権力者の思惑次第。物事をクローズアップさせるのも、忘れさせてしまうような出来事にするのも権力者の思惑次第。本当の正義を悪に、本当の悪を正義に変えてしまうのも権力者の思惑次第。 そして身近なところに手付かずの危険がさらけ出されていることを教えてくれている。 この作者の身は大丈夫なのでしょうか?

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2013/12/03

歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、2度めは喜劇として カール・マルクス 電力会社 落選議員の再就職斡旋 反対派 スキャンダルで追い落とし 政権と検察は一体

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2013/12/02

内部告発云々と帯に書いてあったのだが、どっかで読んだ事の有るような文面が連なっていて何か他の作品の二番煎じにしか感じなかった。内容的には昨今の原子力に関する問題と内部告発者で無ければ判らないのであろう内容が・・・とはいえこれだけ情報に溢れた社会だからなのか、さして目新しく感じない...

内部告発云々と帯に書いてあったのだが、どっかで読んだ事の有るような文面が連なっていて何か他の作品の二番煎じにしか感じなかった。内容的には昨今の原子力に関する問題と内部告発者で無ければ判らないのであろう内容が・・・とはいえこれだけ情報に溢れた社会だからなのか、さして目新しく感じないのだが・・・物語として描かれている。昔からある原発関連の書籍の内容をなぞっているようにしか感じないんだよな。

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2013/12/02

ストーリーは決して現実に起こって欲しくはない、酷いブラックジョークの極みだが、現実は小説よりも奇なりという諺があるように、まんざらフィクションでもないのだろう。 現実の社会でも、大臣自ら「己の主張を絶叫」する「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」のだと真...

ストーリーは決して現実に起こって欲しくはない、酷いブラックジョークの極みだが、現実は小説よりも奇なりという諺があるように、まんざらフィクションでもないのだろう。 現実の社会でも、大臣自ら「己の主張を絶叫」する「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」のだと真面目にコメントして日弁連に叩かれている。 ついでに言えば、与党が成立させようとしている「特定秘密保護法案」は情報の全面的な「不開示」を目指すもの。民主主義とは逆の方向へ日本を導く手段になる。 こういった、政治家と官僚、そして電力会社の幹部といった国民の声にKYな登場人物が現実に存在するのもさもありなん。

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2013/12/01

小説の体裁をとった内部告発と言われている小説「原発ホワイトアウト」 登場人物は仮名ながら、原子力利権について赤裸々に書いてあると話題になっている。 役所の中ではリアル過ぎる描写ゆえ誰が書いたのか、犯人探しまで始まっているとのこと。 淡々と語り積んでいくだけのストーリーだが、ぐいぐ...

小説の体裁をとった内部告発と言われている小説「原発ホワイトアウト」 登場人物は仮名ながら、原子力利権について赤裸々に書いてあると話題になっている。 役所の中ではリアル過ぎる描写ゆえ誰が書いたのか、犯人探しまで始まっているとのこと。 淡々と語り積んでいくだけのストーリーだが、ぐいぐい惹きつけられ続けるものがある。面白かった。

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2013/11/27

福島出身として、何とも言えない気持ちで読み終えた。原発を、人間と火との関係同様に議論する人もいるが、制御できなかった場合の被害のレベルが違う。

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2013/11/25

現役官僚の書いた本です。小説という形だけど中盤までは真実でしょう。一般人がどこまで真実を知ってるかわからないけど、利権に群がる人たちが原発推進してるわけで、よく知らずに脱原発を非難する人は読んだ方がいいと思う。実際の電気量の需要は原発なくして問題ないことは立証されちゃってるから。...

現役官僚の書いた本です。小説という形だけど中盤までは真実でしょう。一般人がどこまで真実を知ってるかわからないけど、利権に群がる人たちが原発推進してるわけで、よく知らずに脱原発を非難する人は読んだ方がいいと思う。実際の電気量の需要は原発なくして問題ないことは立証されちゃってるから。。ノンフィクションものいろいろ読んでるけど、本当に国家権力ってこわい。そして人間ってなんでこんなに未熟なんだろうって思う。歴史を勉強しても繰り返してる。著者の言うように隠れキリシタンのような人はどこの組織にもいるというが経産省にもいたってこと。でも終わり方はひどい。安っぽい小説になってしまったなぁ。。。印税の一部は福島に寄付されるので古本ではなく買って読んでください!

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2013/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

電力業界全体が外部へ発注する金額の総計は5兆円ほど。もはや悪名高い総括原価方式のためコストダウンへのインセンティヴが働かないだけでなく、世間相場より2割ほど高く発注していた。この内1割5分は受注企業の取り分とし、残り5部を受注会社が作る任意団体に預託金として預け、それが政治家への寄付金に回されている。総額2千億円で内2割の400億円が日本電力連盟(電気事業連合会)に再預託される。この金が商工族の政治家を動かしているというのはありそうな話である。東電は破綻処理されるべきだったと思うが、この献金システムを温存するために生き残れたのだとしても驚かない。 作者は現役官僚らしいが実名で曝露すると国家公務員法に触れるので小説の形を取って発表したと言う事らしい。しかし小説が現実の世界にインパクトをどれだけ与えられるかは疑問だ。作中人物のモデルになった河野太郎さんも読んでる様だが・・・ 最終章のテロについては似たテーマではドイツでベストセラーになったブラックアウトと言う小説があり、そちらの方が読んでて怖い。原発の対テロ対策が出来てないのはその通りなのだろうが。アメリカなんてエネルギー省の原子力施設にSEALやデルタフォースなみのスナイパーがいるくらいだが。 ノンフィクションとして読むには少し無理が有り、小説としては物足りない。週刊誌のそれっぽい記事だとしたら程よく面白いのに。

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2013/11/24

現職官僚によるフクシマ原発事故後の日本を描いたクライムサスペンス小説。 フィクションであるが、固有名詞には関東電力、民自党、新崎県、さらには山本次郎という政治家まで。モデルが露骨で同人誌のようなノリだが、国民そっちのけの政治家と官僚、電力発電所幹部たちの醜い権力争いはあり得そう...

現職官僚によるフクシマ原発事故後の日本を描いたクライムサスペンス小説。 フィクションであるが、固有名詞には関東電力、民自党、新崎県、さらには山本次郎という政治家まで。モデルが露骨で同人誌のようなノリだが、国民そっちのけの政治家と官僚、電力発電所幹部たちの醜い権力争いはあり得そうだ。この辺のリアルさはさすが現職。 この本で描かれる知事逮捕、原発テロだって、あり得るかもしれない。

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2013/11/22

現役官僚による内部告発としては意味があるのかもしれないけれど,小説としてはイマイチな感じ。ラストはあれでいいのか?という読後感も残ります。

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