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花の鎖 の商品レビュー

3.8

633件のお客様レビュー

  1. 5つ

    127

  2. 4つ

    257

  3. 3つ

    173

  4. 2つ

    32

  5. 1つ

    1

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2023/07/25

「告白」「贖罪」に続き、湊かなえ作品3作目として読みました。 正直この作品のような、いくつかのストーリーが同時進行していくスタイルは苦手なんですが、今まで読んだ3作品の中では1番面白かったです。 ご本人が描きたくて書いた感じがして、丁寧かつ綿密で誠実な作品だと思いました。 ...

「告白」「贖罪」に続き、湊かなえ作品3作目として読みました。 正直この作品のような、いくつかのストーリーが同時進行していくスタイルは苦手なんですが、今まで読んだ3作品の中では1番面白かったです。 ご本人が描きたくて書いた感じがして、丁寧かつ綿密で誠実な作品だと思いました。 ストーリーも構造も良く出来ているので、もう少し伏線回収とかエンタメ性を抑えても面白かったのでは。 そのせいで複雑過ぎる気もしたので★3つにしました。

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2023/07/04

おすすめ人間ドラマ小説だったかな? そんな感じの検索で出てきたから買ってみた一冊。 祖母、母、孫3世代に渡る人間ドラマ 題名花の鎖通り花で繋がる話だった でも花より「きんつば」で繋がってるイメージが強い   さすがに きんつばの鎖 じゃカッコ悪い この本は古本屋さんで買った...

おすすめ人間ドラマ小説だったかな? そんな感じの検索で出てきたから買ってみた一冊。 祖母、母、孫3世代に渡る人間ドラマ 題名花の鎖通り花で繋がる話だった でも花より「きんつば」で繋がってるイメージが強い   さすがに きんつばの鎖 じゃカッコ悪い この本は古本屋さんで買ったが、本の中に登場人物の相関図のメモが入っていた。 前の持ち主が書いたメモ 相関図のおかげでわかりやすく読めたが、ほぼネタバレに近いメモだった。 でも最初から話を整理しながら読めたし、ネタバレ以外の所でも感動する場面もあったりと、楽しめて読み終えた。 3世代に渡る長いドラマ 感動した小説でした。

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2023/07/04

途中までこの仕組みに気づかず 正直混乱も感じながら読み進めていた。 次第に状況が見えてくると先が気になってしょうがなく 後半はあっという間に読んでしまった。 全てが繋がるラストが心地よく これまでの混乱は綺麗になくなった。 読み終わった後、もう一度読み返したくなる作品。 ...

途中までこの仕組みに気づかず 正直混乱も感じながら読み進めていた。 次第に状況が見えてくると先が気になってしょうがなく 後半はあっという間に読んでしまった。 全てが繋がるラストが心地よく これまでの混乱は綺麗になくなった。 読み終わった後、もう一度読み返したくなる作品。 350ページ(文庫)

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2023/07/04

ストーリーがテンポよく展開していく私好みの作品で、内容も面白いしとても読みやすいです。 「花」「雪」「月」に分かれるストーリーがどのように関係しているのか、に注目しながら読んでいたので、すぐにどんな繋がりかわかってしまいましたが、あれこれ予想しながら読んでも楽しかったです。伏線は...

ストーリーがテンポよく展開していく私好みの作品で、内容も面白いしとても読みやすいです。 「花」「雪」「月」に分かれるストーリーがどのように関係しているのか、に注目しながら読んでいたので、すぐにどんな繋がりかわかってしまいましたが、あれこれ予想しながら読んでも楽しかったです。伏線はちょっとわかりやすいかなと思いました。3つのストーリーを繋ぐキーワードになっている花は、鎖というと重い呪縛のような印象だけど、気づかなかったけれど実はパッと咲いていた希望のような明るいものに思えました。

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2023/06/26

湊かなえがよく使う群像劇?かと思ったら3世代に渡る構成だった。半分くらい読むまで気づかなかった。伏線回収が見事。山を登って前田さんに過去を話す際の口語形式での回想シーンは感情移入しやすくて良かった。 好きな伏線は序盤に主人公の友達の花屋が選んだ青いリンドウを見て祖母が褒めるシーン...

湊かなえがよく使う群像劇?かと思ったら3世代に渡る構成だった。半分くらい読むまで気づかなかった。伏線回収が見事。山を登って前田さんに過去を話す際の口語形式での回想シーンは感情移入しやすくて良かった。 好きな伏線は序盤に主人公の友達の花屋が選んだ青いリンドウを見て祖母が褒めるシーン。

Posted byブクログ

2023/06/11

湊かなえ作品にしては珍しく、読み終わった後にほっこりと温かい気持ちになった。半分を過ぎたあたりから続きが気になって、カフェでだーっと読んでしまった。親子三代、それぞれの行動、決断がかっこよい物語。伏線も多かったから、もう1回読み返したい。

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2023/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み進めるにあたってどうしても気になるのは、Kと伏せられた名前が誰を指すのかということ。伏せられたらあからさまであっても気になってしまう。これが物語を推し進めるキーワードになり、気になる限り飽きることはない。 どこかで繋がっているのは感覚的にわかるけれどもはっきりとは見えない、自分の感知しないところで繋がれている。そこに繋がれている限り放たれないものがある、それはなんだろうか。 寧ろ花に鎖のように縛られていたのは、Kの側だったのだろう。

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2023/06/06

最近湊かなえの作品にはまっていて、タイトルが気になり、本屋にて購入。 まず1回そのまま読んでみた。 あ〜そういうことかぁで終わる。 2回目、読む順番を変えてみた。 文中様々な伏線(?)がはられていることに気づき、とても楽しかった。 この本を手にとった方は、是非2回目、読...

最近湊かなえの作品にはまっていて、タイトルが気になり、本屋にて購入。 まず1回そのまま読んでみた。 あ〜そういうことかぁで終わる。 2回目、読む順番を変えてみた。 文中様々な伏線(?)がはられていることに気づき、とても楽しかった。 この本を手にとった方は、是非2回目、読み方を工夫して読んで見てほしい。

Posted byブクログ

2023/06/04

3人の女性の人生に大きく関わってくる謎の男K。それぞれの物語で複雑に絡んでくる出来事、登場人物がラストには太い鎖のようにひとつに繋がり…。タイトルの「花の鎖」に納得。読み終えて気持ちよかった。これは何回も読めてしまうやつです。

Posted byブクログ

2023/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

祖母、母、娘とそれぞれに悲しみがあるけどそれぞれが必死に生きている。 私も祖母や母のことがもっと知りたくなった。

Posted byブクログ