花の鎖 の商品レビュー
3世代分の物語を行き来する。ラスト数十ページで綺麗に整頓しながら図を書きながら読了。 人の虚栄心は醜い
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同じ土地で、3人の女性の語り手が紡いでいく物語。序盤は「女性3人をしっかり書き分けられてて作家ってすごいな」と感心するものの、途中から登場人物がダブったり時系列が錯綜して混乱。終盤で一気に話が繋がるのは見事。数年ぶりの再読のはずだけど内容全く覚えてなかった…
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途中でわからなくなって紙に名前を書き出した。 途中からなんとなく結末が見えてきたけど面白かった、が、スッキリするラストとまではいかなかった。 だけど構図が面白かった。
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3人の女性のエピソードが交互に出てくる場面設定の変化に少し混乱してきたため、途中で相関図を作って読み進めました。 それぞれの物語の中に青いりんどうや「梅香堂」のきんつばなど共通のキーワードが散りばめられていて、最後にそれを手繰り寄せることで徐々に伏線回収していくところはなるほどな...
3人の女性のエピソードが交互に出てくる場面設定の変化に少し混乱してきたため、途中で相関図を作って読み進めました。 それぞれの物語の中に青いりんどうや「梅香堂」のきんつばなど共通のキーワードが散りばめられていて、最後にそれを手繰り寄せることで徐々に伏線回収していくところはなるほどなぁと感心しましたが、のめり込んで共感するまでには至らなかったです。
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全然繋がりのない人たち、3つのお話。 あえてなのか名前をひた隠す登場人物が多くて さらに語り手の3人もなんか雰囲気が似てて 誰が誰だか、、って挫けそうになりながら読んでたらどんどん繋がる繋がる。 真相に近づくたびに、別々だと思ってた物語が1つに収束していく感動がじわじわと。 お見...
全然繋がりのない人たち、3つのお話。 あえてなのか名前をひた隠す登場人物が多くて さらに語り手の3人もなんか雰囲気が似てて 誰が誰だか、、って挫けそうになりながら読んでたらどんどん繋がる繋がる。 真相に近づくたびに、別々だと思ってた物語が1つに収束していく感動がじわじわと。 お見事な伏線回収を久々に味わえて大満足です!
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花・雪・月の文字がある女性がそれぞれ登場する。 その3人が独自に話が進んでいくかと思いきや、 だんだんとその3人の話が絡み合っていく。 あしながおじさんのような「K」。 そのKが一体誰なのか。 女性たちとの関わりがだんだんと分かっていく。 最初はそれぞれ話があったから、うんうん...
花・雪・月の文字がある女性がそれぞれ登場する。 その3人が独自に話が進んでいくかと思いきや、 だんだんとその3人の話が絡み合っていく。 あしながおじさんのような「K」。 そのKが一体誰なのか。 女性たちとの関わりがだんだんと分かっていく。 最初はそれぞれ話があったから、うんうんと 頷きながら読んでたけど、最後に真相が分かってくると 「ぁあぁー!!!!」って思ったよー笑 やっぱり湊かなえさんは、面白いねー!! タイトルに納得です。
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『花の鎖』 美雪と紗月と梨花、3人の女性の物語が順に繰り返される中で、3人を繋ぐ物語が見えてくる。 各章のサブタイトルで、雪月花が容易にイメージ出来た。その上、ドナー提供とKの存在とくればミステリー好きなら早い段階で先が読めてしまう作品だと思う。 私も、終始推理どおりに展開した...
『花の鎖』 美雪と紗月と梨花、3人の女性の物語が順に繰り返される中で、3人を繋ぐ物語が見えてくる。 各章のサブタイトルで、雪月花が容易にイメージ出来た。その上、ドナー提供とKの存在とくればミステリー好きなら早い段階で先が読めてしまう作品だと思う。 私も、終始推理どおりに展開したため、途中でやや退屈してしまった。加藤泉さんの解説では2回連続で読むことを勧められているが、うーん…中弛みしてしまうので2度目は無さそうだ。 余談だが、私はどうしても希美子のようなタイプが苦手だ。人を対象にどっちかを選ばせるとか…こんな発想の女性を、何故浩一が妻に選んだのか疑問だった。 でも感覚がズレている同士で義母の夏美さんとは合うのかもしれないが。 ミステリー要素はさておき、本作で描かれている母親像については、世代背景の影響を踏まえて、上手く描いているなぁと感じた。女性の生き方や、母性を意識した作品の多い湊かなえさんらしい作品だと思う。
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3人の話がリンクする瞬間が、ふわっと訪れるのが素敵でした。真実は決して美しいものではないですが、花の鎖を手繰り寄せて明らかになっていくところが物語の雰囲気を作っていると思います。 田舎町ならではの仕掛けかなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3人の主人公による物語が同時並行で進んでいって、舞台の商店街やきんつばなど、共通点は見られるのですが、これどういう風に繋がるんだろう?と考えながら読み進めていたのですが、まさか時系列が交錯していたとは...気づいた時はすごくびっくりしました。 読み返してみると、色んなところに伏線が張ってて、これもっとはやく気づけたなあと思いました。悔しいです... ヒントを散りばめつつ、巧妙にカラクリを隠している湊かなえさんが天才すぎるとしか言いようがないです。すごい構成だ...面白かったです
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湊かなえさんの大ファンで、サインもいただいて、大好きなんですけど、今作は登場人物が多くて、途中でわけわからんくなって、ドロップアウトしました( i _ i )申し訳ありません。
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