完訳 7つの習慣 の商品レビュー

スティーブン・R.コヴィー(著者),フランクリン・コヴィー・ジャパン(訳者)

2022/04/26

いろんな自己啓発本を読んできたけど、この内容がはどの本にもつながると思います。
それぞれの人間がそれぞれの人生を歩むための大前提が詰まってます。
けど、実践するのはすごく難しそうです。

2022/04/23

よく「視点を変えろ！」みたいなことを言われるけど、どうやるのか分からなかったけど、この本にはそのやり方が詰まっていました。
困ったことがあると、そればっかり気にするけど本当は自分の内面を変えることに集中するとか、相手に理解されないのは相手を理解していないからとか初めて知ることがあって、参考になりました。
ただ、悪い例のところを詳しく書きすぎていたので、そこがちょっと余分だったかなと思いました。

2022/04/17

読前は、目標をより鮮明にイメージすれば、達成出来るという類いのいわゆる精神論的な自己啓発書かと思っていました。
しかし読後は、習慣にしようと行動にまで落とし込める良書。
特に第一部のセルフリーダーシップについての内容が、系統だてられていると感じました。
第1の習慣で、原則中心の生活の重要性
第2の習慣で、目標をたてることの重要性
第3の習慣で、最優先事項に集中するための方法
この3つはセットで、例えるならマクドのハンバーガーとドリンクとポテトのような関係です。
まず、第1の習慣の原則中心とは、人間の生活する上での知恵を土台にするという事です。まさにこの本が人生の聖書と言われる所以でもあります。
特に印象に残った話は、黄金の卵をとるために、ガチョウを殺してしまうイソップ寓話の解説です。目標達成だけにとらわれず、目標を達成する能力を大切にする視点が、目から鱗でした。
次に、第2の習慣の目標をたてることの重要性は、自分の葬儀の弔辞の内容を考えることで、感じました。
第3の習慣の最優先事項とは、重要であるが、緊急で無いことに集中するという事です。そのための方法は、第2の習慣で、たてた目標を日々のスケジュール（手帳）に落とし込むというやり方です。
「大きな成果を出す人は、問題に集中しているのではなく、機会に集中している。」byピーター・ドラッカーの言葉通り、長期と短期のバランスをこの方法で取る事が出来ます。
「人生」とい大きなテーマについて、なぜ、何を、どのように、行うか明快に教えてくれる書です。

2022/04/10

かなりのヘビー級

読書部でなかったら読み切れた自信がないくらい。
でも、全てをマスターできなくても、引き出しに持っておきたいことがたくさん。

第二領域と、週刊スケジュール

影響の範囲と反応すること

頑張って生きようか

2022/04/09

社会出たてで読んだ。終始達観したスタンスだから、とりあえず脳死で働きたい今読むもんじゃない感がすごいした

2022/03/21

長らく積読になっていたが、思うところありてようやく手にとった。超有名な本だから詳述は不要だろう。
ページ数の割には、訳もとても読みやすく、読了にあまり時間はかからなかった。

よく、win-winのビジネスを！という合言葉が飛び交う。私の職場でもよく聞く言葉だ。けれども、この本を読んでわかるのは、この言葉の出現の頻度に比して、真にwin-winの関係を実現しようと思ったら、登るべき山は高いということである。私的成功なくして公的成功は無いらしいからだ（「らしい」と書いたが、私自身もそれはそうだろうと思っている）。

著者は「インサイド・アウト」と表現するが、まさにインサイドの成熟があるからこそ、win-win or No Dealという選択もできることになる（身近にも感じることであるが、インサイドの成熟ができていない場合には、No Dealという選択は怖くてできないものだ）。本書の内容は、家族や友人、会社内の人間関係といった個人間に限らず、企業間でも応用できるものになっている。「原則中心のパラダイム」とあるが、「原則」という意味はそういうことなのだろう。

通読してみて、一度では汲み取りきれない深い内容であった。今後も折に触れて紐解く一冊になるだろう。

2022/03/14

どの自己啓発本を読もう？
と思ったら是非この本を！
この本を読んだら、他の本も似たようなことが書いてあるだけ

2022/03/03

人生のバイブルになるかもしれない本

「刺激と反応の間にスペースがある」
このスペースの活かし方は人次第であり、伸びしろもあるし、スペースがなくなると、怒りになるのだ。

人として生きていく以上、自分を見つめ、自分のために、自分の子孫のために、他人のために、（他人に対して積極的な脚本を与えられるように）、努力を継続する必要がある。

そのために、余暇時間の使い方をみつめよう。
一週間のスケジュールも管理しよう。

第二領域（緊急性はないけれど、投資すべきもの）に時間をかけれるような、人間になりたい。

2022/02/09

もはや、７つの習慣の７つとはなんだ。という話は世の中にゴマンとあるので、割愛します。
過去に「マンガで分かる！」や「YOUTUBEの紹介動画」を見ていたので、７つの習慣自体は理解していたつもりだった。

そう。
つもりだった。

KING OF 自己啓発とは言え、正直500Pという大作を読むのは避けていた。
しかしキッカケをもらって読んで見たところ、７つの習慣に対する理解が飛躍的に向上した。

７つの習慣そのものの理解は、マンガや動画でも知識として入れることは出来ると思います。
しかし、その７つの習慣１つ１つだったり、私的成功や公的成功の繋がり、例えば第２の習慣と第５の習慣との繋がりといった様々な関係性からより理解できるようになるのは、本書を読まないと理解することは出来ないだろう。

本書の類い稀に優れている点は、圧倒的量の文献引用と著者自身の体験が随所に差し込まれていることだと思う。
その著者の体験を通じて７つの習慣の重要性や一方で難しさを感じることが出来た。
それは、「まとめ〇〇」では理解することの出来ない領域であっただろう。

まさに、KING OF 自己啓発にふさわしい１冊だと思う。

2022/02/09

自分が存在していることには意味がある。そして、次の世代にバトンを引き継ぐ責任がある。
自分の人生に責任を持ち、影響の輪の範囲内で自分の役割を明らかにし、他者貢献をする。
そして、自分を価値ある人間として人生を楽しむ。
私的成功(自分自身を磨く)から公的成功(人間関係を磨く)することで人生が豊かになる。
この本は、自分の存在意義を考えるきっかけとなり、これからの生き方に影響を与え、心が楽になる。