その青の、その先の、 の商品レビュー
キラキラしてとても眩しい。 取り戻せない過去。自分もこんな時代があったんだなあと懐かしさを覚える物語でした。 途中、悲しくて悔しい出来事があるけど、それすらも前向きに描かれていて、読後感はすごく良かったです。 落語がすごく楽しく書かれていたので、聞いてみたくなりました。
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青春!!! 大きな事件という事件が起きるわけでもなく、お母さんのこと嫌いじゃないけど嫌って時があったり、悲しいことも楽しいこともあったり、完璧とは言えないかもしれないけど優しい彼氏との時間を過ごしたり。なにより友達とたくさんの時間を過ごしたり。 高校生の感情がすごくよく描かれてい...
青春!!! 大きな事件という事件が起きるわけでもなく、お母さんのこと嫌いじゃないけど嫌って時があったり、悲しいことも楽しいこともあったり、完璧とは言えないかもしれないけど優しい彼氏との時間を過ごしたり。なにより友達とたくさんの時間を過ごしたり。 高校生の感情がすごくよく描かれていて、よくわからないけど泣けてきた。心が洗われた。
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17歳、高校生のまひる。 クロノ、むっちゃん。夏海という仲のいい友達もいて 彼氏もできて、毎日がキラキラ!楽しい!けれど お母さんのことちょっと鬱陶しいと感じている。 あー、いいなぁ、楽しくて憂鬱。 未来に対しての不安は未来への期待。 彼氏の通う男子校に行くのが 「キャーッ」っ...
17歳、高校生のまひる。 クロノ、むっちゃん。夏海という仲のいい友達もいて 彼氏もできて、毎日がキラキラ!楽しい!けれど お母さんのことちょっと鬱陶しいと感じている。 あー、いいなぁ、楽しくて憂鬱。 未来に対しての不安は未来への期待。 彼氏の通う男子校に行くのが 「キャーッ」ってなって楽しかった。 亮司の事故は、 直視するのがしんどいくらいに辛いけれど きっと負けない。 絶対負けないと信じている私がいた。 高校生の心の動きがたくさん詰まってる 好きなお話でした。
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和菓子屋でアルバイトをする高校二年生のまひると、その彼氏で落語家になりたい亮司、亮司の友人や後輩、まひるの五年生の弟や、まひるの友人で軽音部でバンドを組むクロノや泣き虫で独特の柔らかい雰囲気のむっちゃん等が送る、季節と共にある等身大の日々が濃やかで瑞々しくて良い。事故も日常に根差...
和菓子屋でアルバイトをする高校二年生のまひると、その彼氏で落語家になりたい亮司、亮司の友人や後輩、まひるの五年生の弟や、まひるの友人で軽音部でバンドを組むクロノや泣き虫で独特の柔らかい雰囲気のむっちゃん等が送る、季節と共にある等身大の日々が濃やかで瑞々しくて良い。事故も日常に根差していて胸に迫った。
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2017/3/3 青春小説はあまり好きじゃなかったけど、これはすぐ入り込めたし、登場人物の清々しさに惹かれて、アッと言う間に読みきりました。 すごく良かった
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若い人が読む物でしたが 楽しかったかも 足が無くなっても何も変わら無いなんてばーちゃんは思えないな まず自分がどうしたいか 自分を一番大切にする 今でもそうだけどね
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先日、椰月美智子さんの「その青の、その先の、」を読みました。 樋口毅宏さんが推薦していたので、読んでみました。 なんだろう、今時の子たちの、今時の青春ものなんですけど、なんか爽やかなんですよねえ。 で、物語の後半で、とある人物が事故に遭ってしまい、とてもショッキングな展開になるんですが、でも、最終的には、物語は爽やかに終わるといった感じで、この小説の爽やかさは一体なんだろう?と考えてみたんですけど、登場人物たちがみんな、捻くれてなくて、そこから爽やかさが出てるんじゃないかと、そんなことを思ったりしました。
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普通の女子高生の友達関係、親との葛藤、恋愛について。特別なことはなく、日常を掬い取っている。タイトル通りまっすぐ。 ただ、人間臭さが足りなかった。主人公の感情表現の在り方も単純で、私には少し物足りなかった。 2016.6.15
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図書館で表紙に惹かれて読んでみた。 女子高生の話で、わたしみたいなおばさんが読んでもピンとこないかなと思ったけれども、忘れかけていた自分の高校時代を思い出したりして、なかなか楽しかった。 わたしも母のことをうとましく思っていたなあとか、カースト上位の女の子、そういえばいたなあ...
図書館で表紙に惹かれて読んでみた。 女子高生の話で、わたしみたいなおばさんが読んでもピンとこないかなと思ったけれども、忘れかけていた自分の高校時代を思い出したりして、なかなか楽しかった。 わたしも母のことをうとましく思っていたなあとか、カースト上位の女の子、そういえばいたなあとか(わたしはカーストの真ん中ぐらいだった)、付き合っていた男の子と、休み時間のたびに廊下で立ち話ししたり、自転車を2人乗りして下校したりしたなあとか。 当時は何も考えてなかったけど、結構キラキラした高校生活を送っていたのかもしれない。 あの頃は若かった笑。
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おもしろかった。青臭くて泥臭い その時にしかない時間。 ぜんはんは主人公のぼんやりさ加減が好きではなかったけど、 むっちゃんが先輩に告白したところから どんどん 面白くなった! 最初は四人がもめたり恋敵になったりするのかなと陳腐な先読みしながら読んでたか、そんなことはない。1...
おもしろかった。青臭くて泥臭い その時にしかない時間。 ぜんはんは主人公のぼんやりさ加減が好きではなかったけど、 むっちゃんが先輩に告白したところから どんどん 面白くなった! 最初は四人がもめたり恋敵になったりするのかなと陳腐な先読みしながら読んでたか、そんなことはない。17歳のそれぞれの気持ちと変化が丁寧に書かれていた。 羨望の高校生活。 ええなあ、そんな高校生やりたかったよ。
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